ゴチルゼル「おはよう!お母さん」サーナイト「あっ!おはよう!」ゴチルゼル「あれ?お父さんは?」
サーナイト「お仕事!」ゴチルゼル「ふぅ~ん!」サーナイト「どうしたの?」ゴチルゼル「あっ!いや?何でもないよ!ただ今日は、日曜日なのにお仕事なんだなぁ~って思っただけ!」サーナイト「そう!」
ゴチルゼル「ねぇ?お母さん!」サーナイト「ん?」
ゴチルゼル「え~っ……とぉ~!もし~・・もしだよ!
もし私が~…そのぉ~……アイドルになりたいって言ったらどうする?」サーナイト「何?急に?」
ゴチルゼル「答えてよ~!」サーナイト「そうだねぇ!反対するかな?」ゴチルゼル「そうだよね!私
何言ってるんだろう!ごめんね?お母さん」サーナイト「可笑しな娘だね!」
ゴチルゼル「あっ!私ミミロップとお出掛けするんだった!」サーナイト「どこに行くの?」
ゴチルゼル「ミミロップから海に行こうって誘われちゃったの?」
サーナイト「そっか!じゃあ行ってきなさい!」ゴチルゼル「それじゃ行って来~まゆゆ~!」
サーナイト「な~にそれ~」ゴチルゼル「あっ!お父さんのダジャレがうつちゃった!」
サーナイト「さぁ~!行っといで!」ゴチルゼル「うん!」

ミミロップ「あっ!来たぁ!ゴチルゼル~!」ゴチルゼル「ごめん待った?」ミミロップ「大丈夫!」
ミミロップ「それじゃ行こっか?」ゴチルゼル「うん!」ミミロップ「そう言えば!ラブレターもらったんでしょ?」ゴチルゼル「ごめんなさいミミロップ!あれ~!ラブレターじゃなかった!」
ミミロップ「じゃああの紙は?」ゴチルゼル「渡したい物があるからって。デリバード校長先生に呼び出されちゃって。そしたらアイドルの服をもらちゃった!」ミミロップ「そう!それ~お母さんには、言ったの?」ゴチルゼル「言えるわけないじゃん!だって!もし言ったとしたら反対するだろうし~・・・
それに~
昨日あんなに楽しかった運動会の出来事も台無しになっちゃうし!」ミミロップ「!」
ゴチルゼル「あっ!ごめんミミロップ!あなたに当たちゃって!」ミミロップ「ううん!いいのよ!」

その頃家では、

サーナイト「さぁ~!ゴチルゼルの部屋も掃除しなきゃね?あら?あの娘ったら制服脱ぎっぱなし~!
洗濯しよう!あれ?何?この服!

サーナイトの頭の中(お母さん!もし私がアイドルになりたいって言ったらお母さんどうする?)

サーナイト「あの娘!まさか(アイドルになりたいって言ったら)って本当にアイドルになるきじゃ!」
ケッキング「ただいま!」サーナイト「ねぇ~?あなたこの服!見て?」ケッキング「どうしたんだその服!もっもしかしてお前!そう趣味があったのか」サーナイト「違います!あの娘の部屋に置いてあったの?」
ケッキング「着てみろよ!似合うと思うぞぉ~!」サーナイト「ハァ~」

ゴチルゼル「ただいまー!あ~疲れちゃった~!」サーナイト「ねぇ?ゴチルゼル?」ゴチルゼル「?」
ケッキング「ゴチルゼル!お母さんがコスプレするぞ!」サーナイト「あなたは、黙ってて!」
ケッキング「お前のじゃないのかその服!」
サーナイト「あなた!口に氷を詰めるわよ!」ケッキング「嫌だよ!」
サーナイト「じゃあ~!黙ってて!」
ケッキング「分かったよ!」

サーナイト「これ~何?」ゴチルゼル「えっ!…………」サーナイト「ちょっとそこに座りなさい!」
サーナイト「何?この服」ゴチルゼル「いやっ!そのぉ~!」サーナイト「これ?アイドルの服だよね?」
ゴチルゼル「うん!」サーナイト「誰から貰ったの?」
ケッキング「買ったんじゃないのか?」
ゴチルゼル「・・・」サーナイト「ゴチルゼル?黙ってちゃ分からないでしょ?」
ゴチルゼル「運動会が終わった後デリバード校長先生に・・・君に渡したいものがあるからって呼び出されて・・・」

サーナイト「それでこの服を?」
ゴチルゼルは、小さく頷いた!サーナイト「そうだったの~・・・」

ケッキング「アイドルになりたいって何を言い出すんだ?君は、」ゴチルゼル「だってぇ~!」
ケッキング「だってじゃないだろう?!今すぐ返して来い!もう二度と戻ってくるな!」
サーナイト「あなたちょっと!何でもそれは、言い過ぎじゃないの?」

強く扉を閉めるゴチルゼル!
アイドルの服を手に担ぎ涙が溢れる!

ゴチルゼル「お父さん!私の事全然分かってない!全…ぜん…全然…分かってない………
ミミロップ「あれ?ゴチルゼル?」ミミロップは、ゴチルゼルにそっと近づき肩を優しく叩く!
ゴチルゼル「ミ……ミミロップ!」ミミロップ「どうしたのこの時間に!」
ゴチルゼルは、ミミロップに軽く抱きつき泣きついた!
ミミロップ「どっどうしたの?ゴチルゼル!」

サーナイト「あれ?ゴチルゼル!」ミミロップ「ゴチルゼル?お母さん来たよ!」
サーナイト「ゴチルゼル?」ゴチルゼル「ほっといてよ!」サーナイト「あの服、着てみて!」
ゴチルゼル「嫌だ!」サーナイト「どうして?」ゴチルゼル「反対するでしょ!お母さんもお父さんも!」
サーナイト「実はね?お母さん…賛成するつもりだったの!」
ゴチルゼル「えっ?どういう事?」
サーナイト「あなたが私に『お母さん!もしあたしがアイドルになりたいって言ったらどうする?』って
言ったでしょ?」

ゴチルゼル「うん!」
サーナイト「賛成しようかな?って思ってたんだけど急にその言葉が来たから吃驚しちゃって
つい反対と言う言葉を出しちゃったのよ!」

ゴチルゼル「そうだったんだ!」
サーナイト「だからさぁ~…一度で良いからさぁ~着てみて!アイドルのゴチルゼルちゃん!」
ゴチルゼル「けどぉ~」

サーナイト「あなたの夢だったんでしょ?あれからね!お父さんをちゃんと説得したのよ!
あなたが家を飛び出した後!」

サーナイト【あなた!何であんな酷いこと言うの?】
ケッキング【仕方ないだろう!それにアイドルになりたいんだぁ~なんて言って・・・】
サーナイト【私も~正直驚いたよ!でもあの娘にとって一番、やりたいことなんじゃないかな?】
ケッキング【俺は、断固として反対だ!それにおまえも反対してただろう?】
サーナイト【そりゃ反対したわよ!でもさぁ~!反対した事で何になるの?
あの娘は、女の子なんだよ!女の子の1つの夢なんだよ!アイドルになりたいって、】
ケッキング【女の子の夢の1つ】
サーナイト【そうよ!あの娘がゴチムの時、あなた言ってたじゃない】
ゴチム『お父ちゃん!あたちね?大きくなったら!叶えたい夢があるの!』ケッキング『叶えたい夢?』
ゴチム『あたちね!アイドルになりたいの!歌も歌って皆を笑顔にしたいんだ!ね?いいでしょ!』
ケッキング『あぁ!分かった!』って!】
ケッキング【・・・そうだな?じゃああの娘に言ってくれるか?アイドルをやりなさいって、
お父さんは、もう怒ってないからって】

サーナイト「そういう事だから!だからゴチルゼルこの服着て、お父さんに見せてあげて?」
ゴチルゼル「でも~!二度と帰って来るなって言われたし~」
サーナイト「大丈夫だよ!もう怒らないって言ってたから。それにもし怒ったら私がお父さんの口の中に
【れいとうビーム】を出してあげる!」

ゴチルゼル「お父さん!」ケッキング「何だ?帰ってきたのか?カギ閉めたハズなのに~」
ゴチルゼル「・・・。」
サーナイト「当たり前でしょ!私とこの娘は、エスパータイプだよ!頑丈に閉めたつもりでも
直ぐに開けられるから!ねぇ?ゴチルゼル!」ゴチルゼル「・・・。」
ケッキング「ゴチルゼル!すごく似合ってる!」
ゴチルゼル「えっ?」サーナイト「凄く似合うって!」
ゴチルゼル「本当?」ケッキング「うん!」
ゴチルゼル「じゃあ!1つ目の願い叶ったんだぁ~!」

ケッキング「えっ?1つ目の願い?」
サーナイト「アイドルになりたいって言う夢が叶ったって言う事でしょ!!」
ケッキング「そうだな!」

結果

この続きは、ポケモンORASゲームアニメ第6話「アイドルオーディション」お楽しみに


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