グレンタウンから戻ってきたその日の夜・・・
ゴチルゼル「なんだろ?これ!」
サーナイト「ゴチルゼル!ご飯よ!」
ゴチルゼル「は~い!今いく~!」

次の日
サーナイト「ゴチルゼル!起きなさい!」ゴチルゼル「う~ん!」
ケッキング「なんか自棄に静かだなあの娘!」サーナイト「そうね!いつもなら私達が起きなさいって
言ったら起きてるよ!って言うのにね!」ゴチルゼル「おはよ!お母さんお父さん!」
サーナイト「どうしたの?」ゴチルゼル「えっ?」
ケッキング「今日は、起きてるよ!とか言わなかったから」ゴチルゼル「グレン島の帰りだから疲れちゃって爆睡してたんだ!」サーナイト「そう!」ケッキング「今日、雨が降るぞ!」
ゴチルゼル「えっ?嘘!私ミミロップと一緒に出掛けるのに!」サーナイト「どこ行くの?」
ゴチルゼル「秘密!あ~もう!なんで今日に限って雨なのよ~!」
サーナイト「なんか今日は、大雨で夜は、雷雨だって!」ゴチルゼル「ポケベルが鳴ってる!」
ミミロップ「ゴチルゼル!起きてる?」ゴチルゼル「うん!」ミミロップ「天気予報見た?
今日、天気荒れるって!夕方頃からひどくなるって!」ゴチルゼル「うん!折角約束したのに!」
ミミロップ「そうね!あっ!降って来た!」ゴチルゼル「今日は、諦めるしかないね!」
ミミロップ「うん」ゴチルゼル「じゃあ!またね!」ミミロップ「うん!」

ゴチルゼル「ハァー!もう~どうしよ~って言うか降って来たし~!」
サーナイト「陸海の塔に行って来たら?」ゴチルゼル「あそこは、晴れの日じゃないと無理なんだよ!」

パキラ「それでは、今日のホウエン地方の天気をお伝えします!
今日のホウエン地方は、前線が活発になり雨が降っています!夕方から夜にかけて風も強まり
雷を伴って激しく降るでしょう!落雷・突風・竜巻などの空の様子にご注意してください!」

ゴチルゼル「この日は、雨!雨!雨!雨~~~~!」
ケッキング「うぉ!元気いいな!元気があれば何でも出来るってか!ご唱和下さい!いくぞ!
1・2・3!ダァ~~~!あっ!あれ?」サーナイト「あなた?ゴチルゼル二階に行ったよ!」

ケッキング「ゴチルゼル!いてるゼルか!」ゴチルゼル「うん!いてるゼルよ!あっ!ヤバっ!」
ゴチルゼルは、思わずポケモン言葉を発してしまった!
ケッキング「折角おまえを元気付けようって思ってやったんだけど・・・」
ゴチルゼル「ごめんね!お父さん!」ケッキング「いいんだ!」

ゴチルゼルは、不甲斐ない気持ちで空を見上げた!
ゴチルゼル「ハァ~!あっそうだ!てるてる坊主作ろう!」
ゴチルゼルは、勢いよく階段を下りた!
ゴチルゼル「お母さん!」サーナイト「うん?」ゴチルゼル「輪ゴムとマジックペンとティッシュと
セロテープと割り箸とアルミホイル無い?」サーナイト「あるけど!何するの?」ゴチルゼル「秘密!」

ケッキング「何するんだろう?」サーナイト「さぁね?」ケッキング「見て来ようか?」
サーナイト「そっとしときましょ!」ケッキング「うん!」

ゴチルゼル「え~っとまずアルミホイルをぐしゃぐしゃに丸めてっと!
次にティッシュにニコニコマークを書いてと!」
ゴチルゼルは、なれた手付きでてるてる坊主を作った!
ゴチルゼル「よし!出来た!明日、いいお天気になりますように!」

サーナイト「ゴチルゼル!何してるのかしら?」ケッキング「部屋で寝てるんじゃないか?」
サーナイト「見て来るわ!」

サーナイト「ゴチルゼル!入るわよ!」ゴチルゼル「あっ!あれ開かない~っと!あっ!開いた!」
ゴチルゼルは、勢い余って扉を開けた!するとサーナイトは?
サーナイト「あっ!痛~~い!」ゴチルゼル「あっ!お母さん大丈夫?」
サーナイト「だっ!大丈夫・・・!」サーナイトは、壁に張り付きぺしゃんこになってしまった!

ケッキング「だっ!大丈夫か?」ゴチルゼル「お母さんが扉の前に居るとは、
思わなかったからごめんね!お母さん!」サーナイト「いいのよ!」
ゴチルゼル「あっ!お母さん!てるてる坊主作ったの!」サーナイト「てるてる坊主作ってたんだ!」
ケッキング「明日いい天気になるといいな!」ゴチルゼル「うん!でも雲行き次第だしね!」
サーナイト「さぁ!ご飯の支度しなきゃね!」ゴチルゼル「あっ!あたしが作ろうか?ヒマ出し雨降ってるし遊びに行けないし」ケッキング「おっ!そうだ!ゴチルゼル!」ゴチルゼル「何?」
ケッキング「料理するならこの服着ないと!」ゴチルゼル「これってメイド服?」
サーナイト「あなた!これどうしたの?」ケッキング「いいじゃないかそんな事は!」

その日の夜!
サーナイト「あ~美味しかった!ゴチルゼルが作ったチーズ入りチャーハン!ね?あなた!」
ケッキング「あぁ!本当に美味しかった!」ゴチルゼル「不味く無かった?」サーナイト「ううん!
とても美味しかったよ!」

ピ~ンポ~ン

ゴチルゼル「は~い!」ミミロップ「ゴチルゼル!」
ゴチルゼル「あっ!ミミロップ!びしょびしょじゃん!」ミミロップ「うん!ゴチルゼルの家に行く途中
もの凄く降ってたから!」ゴチルゼル「とりあえず入って!うぁー凄く降ってるじゃん!」
ミミロップ「うん!土砂降りだよ!バケツ引っくり返した見たいにもの凄く降ってるよ!」
ゴチルゼル「これ明日もこんなだったら嫌だな!でもてるてる坊主作ったからね!」
ミミロップ「てるてる坊主作ったの?」ゴチルゼル「うん!」ミミロップ「私も作ったよ!
明日は、23日!X'masのケーキをあなたと一緒に買いに行きたいからね!」
ゴチルゼル「耳打ちでしてよ!バレちゃうでしよ!」

サーナイト「ミミロップ!いらっしゃい!びしょ濡れじゃん!お風呂に入ったら?」
ゴチルゼル「一緒に入ろう!ミミロップ!」ミミロップ「うん!」

サーナイト「ゴチルゼル!ミミロップ!着替え置いとくわよ!」ゴチルゼル・ミミロップ「うん!」

ゴチルゼル「ありがとう!ミミロップ!」ミミロップ「えっ?あたし何も贈ってないよ!」
ゴチルゼル「いや!そうじゃなくてさぁ!あの時ミミロップ言ってたよね!」
ミミロップ「あんたと友達なんてこれっぽちも思ってないて?」
ゴチルゼル「うん!私、その言葉言われた時私は、感じたの!」ミミロップ「えっ?」
ゴチルゼル「ミミロップが、本当にその言葉を言ったら私の事、本当に嫌いになったのかなって
私、ミミロップとこれからも喧嘩や離れ離れになるときも、皆から信頼されるような友達で居たかったの!私が傷ついても悔しくても苦しくても辛くても、助け合える友達でいたいなぁ!って思っていたんだよ!
これが私のあの時に言えなかった気持ち!伝わった?」
ミミロップ「うん!伝わったよ!」ゴチルゼル「よかった!」ミミロップ「そうだったんだ!
あの時は、本当にごめんね!ゴチルゼル」ゴチルゼル「うん!」
ゴチルゼル「背中流してあげようか?」
ミミロップ「うん!」

結果

この続きは、次回のポケモンORASゲームアニメ 第45話「X'masケーキ調達係!ゴチルゼルとミミロップ」お楽しみに


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