ポケモンBWゲームドラマSP　黒と白～暁の女神～第１５話「電気石の洞穴」

ファイブガールズ(私達は、ファイブガールズ！私達の仕事は、悪の組織・プラズマ団の野望を
解き明かすため結成された！では、任務を続行する！)

前回のあらすじ
鈴音りん(桐崎　唯)「ガラの悪い連中をリナが追い出し私達は、一安心！
ホドモエシティに到着して、ポケモンセンターで一休みしていると
いつも元気なリナが……！」

ホドモエシティ
唯「リナ？どうしたの？元気ないね。早急までイキイキしてたのに・・・」
リナ「う～ん！私のレントラーが居なくなっちゃったの」
はな「レントラーが？」
リナ「うん！今まで一緒に居たんだけど・・・急に居なくなったの・・・。」

颯希「ただいまぁ～ってあれ？どうしたの？皆、そんな深刻な顔して・・・何かあったの？」
唯「颯希！レントラー見てない？」颯希「レントラー？見てないけど！
でもその子(レントラー)がどうかしたの？」
はな「居なくなったんだって。」颯希「居なくなった？」リナ「うん！探しに行くにしてもどこに
居るのかが分からなくて・・・」

三希「ふぅ～疲れちゃった～あれ？どうしたの？」
颯希「レントラーが居ないんだって！」三希「レントラーが居なくなったの？」リナ「うん！」
唯「なんかぁ～心当りない？レントラーが行きそうな場所とか・・・」

リナ「ううん？分からない・・・でも～ライモンシティで停電が起きたでしょ？」
颯希「うん！」リナ「雷雨のときミュージカルホールに行ったの！」
三希「私達がライモンのポケモンセンターで休憩してるときよね！」
リナ「うん！私は、停電したミュージカルホールに入って修理していたら」
リナの心内「『これでよしっと！デンチュラ！点灯を頼んだよ！』」
デンチュラ「『まかせとけぃ』」リナ「そしたら・・・」
リナの心内「『よし！点いたよ！』」
ジェントルマン「『若いのに偉いなぁ～！これでこの街も何れ賑やかになるぞ！』」
リナの心内「『ふぅ～！レントラー！そっちは？点いたの？・・・・・・レントラー？』」

ジェントルマン「『レントラー！って君のパートナーかな？』」
リナの心内「『うん！どこにいったのかな？』」
ジェントルマン「『実は、ここ最近、
雷がなるとこの世界にいるはずのないポケモン・サンダーが現れるんだ！』」

唯「サンダー？」リナ「うん！」三希「サンダーってカントー地方の伝説のポケモンだよね！」
はな「うん！」
リナの心内「 『サンダーが？』」
ジェントルマン「『サンダーが現れるのは、雷が鳴ったとき稲光と共に姿を現すと言われている！
恐らくお主のレントラーは、その雷が何らかの影響で
電気エネルギーを失いどこかに逃げたのじゃろう！』」
リナ「『・・・。』」

唯「そっかぁ～その時に居なくなったんだ！」
リナ「うん！」

ホドモエマーケット
ジェシカ「皆にさぁ～！何か買っていこうよ！」
エレナ「そうね！あれ？ねぇ？あそこにプラズマ団がいるよ！」
ジェシカ「ホントだ！」

エレナ「ちょっとあんたこんな所で何してるのよ？」
元・プラズマ団「僕は、もうプラズマ団じゃないんだ！」
ジェシカ「辞めたの？」元・プラズマ団「うん！」
エレナ「そうなんだ。辞めてもその格好は、止めないんだね！」
元・プラズマ団「うん！どうしても気にいっちゃって！」
エレナ「そっかぁ～」

ホドモエシティ
ジェシカ「吃驚したね？まさか元プラズマ団がいたとはね」
エレナ「うん！」

唯「レントラー・・・どこにいるの～？」
ジェシカ「あれ？唯？どうしたの？」
唯「リナのレントラーが行方不明なの！」
エレナ「いないの？」唯「うん！」

はな「あっ！颯希！そっちは？」颯希「何処にもいない！」三希「こっちも～」
はな「そっかぁ～！」リナ「レントラー・・・本当にどこに行っちゃったのかなぁ～！」
颯希「う～ん！」三希「遠くに行っていないとは、思うんだけど・・・とりあえず！
先に進もう！道中にいると思うから。ね？リナ！」
リナ「うん！そうね！」

６番道路
やまおとこ「６番道路の空気は、美味しいなぁ～！」
唯「あのぉ～！」やまおとこ「おや？可愛らしい女の子だな！俺とデートしてくれるのか？ハッハー！」
はな「そういう事じゃなくて、レントラー知らない？」
やまおとこ「レントラー？」三希「うん！」

やまおとこ「そう言えば！この先の電気石の洞穴でそういうポケモンがいたような気がするぞ！」
唯「電気石の洞穴？」やまおとこ「うん！中は、電気走っている岩が至るところに配置されてるから
迂闊に近づくと感電するぞ！でもその岩とは逆に、遊泳岩石って言う石があってそれを押すことで
先に進めるんだよ！」

はな「そうなんだ！」三希「行こう！みんな！リナの為にレントラーを探そう！」
颯希「うん！」ジェシカ「うん！」エレナ「いるといいね！リナ！」
リナ「うん！」

電気石の洞穴・１Ｆ
リナ「私のレントラーは、ルクシオの頃から怖がりなの！」颯希「怖がり？」
リナ「うん！雷がなると私にしがみついたり、夜になると怖くなって体が震えていたりするの！」
三希「そうだったんだ！」

リナ「多分！私達とはぐれてしまった事が怖くなって
今も震えてるんじゃないかなぁ～！」
颯希「一刻も早く見つけないとね！」
リナ「うん！」

電気石の洞穴・Ｂ１Ｆ
唯「本当だ！あの人の言った通りだ！」はな「そっと触って見て？唯！」
唯「嫌よ！あの人が言ってたでしょ！迂闊に近づくと感電するって！」
はな「近づかなければいいんだし！ほら早く！」
唯「分かった！」

唯は、電気石に手を触れた
唯「・・・・・・痛い！でも～静電気みたいだよ！痛いのは、痛いけど・・・」
はな「静電気・・・あっ！そうだ！リナ！」

リナ「ん？」
はな「静電気を持つポケモンっていてる？」
リナ「ライチュウならいるよ！」唯「何するの？」
はな「電気ポケモンってさぁ～！
静電気を使って、電気を送ったり、他の電気タイプと出会い安くなるんだって！
そうすることでレントラーもライチュウの静電気に気付くんじゃないかなぁ～！」

リナ「でも電気石の洞穴でしょ！
出てくる電気タイプのポケモンは、バチュルとシビシラスだよ！しかも私が出会ったレントラーは、
ルクシオを捕まえようとシンオウ地方のタタラ製鉄所で出会ったのよ！」
はな「そうだけどさぁ～！でも電気石の洞穴っていないポケモンでも出てきそうな雰囲気が出てるよ！」

三希「やって見ようよ！リナ」
リナ「うん！・・・・・・出ておいでライチュウ！」
ライチュウ「ライラ～イ！」
リナ「あなたの静電気でレントラーの閃光レーダーを探ってくれないかなぁ～！」
ライチュウ「うん！いいよ！」

唯「閃光レーダー？」
リナ「閃光レーダーは、電気タイプを持つ一部のポケモンにそう言う気管があるの！
それが【閃光放射能】って言ってその電気タイプのポケモンの体内から作り出される！
その電気エネルギーが集まったとき周囲に光点を作るんだって！でもごく稀にその気管が破壊されると
電気を作れなくなり、電気タイプの技も出しにくくなる！レントラーは、稀に雷を受けると電気を失って
パニックを起こしやすい習性がある！だけど電気を失っても体内に電気エネルギーが残っていれば、
多少の衝撃であっても少しずつ充電される！」

颯希「そうなんだ！」
リナ「レントラーは、鋭い透視能力であらゆるものを透視してしまう眼光と言う目を持っているの！
壁の向こうだって見えちゃうって！」
三希「そうなんだ！電気タイプってすごいね！」
リナ「うん！」

ライチュウは、静電気を発した！
リナ「・・・・・・どう？ライチュウ！」
ライチュウ「レントラーは、ここにいない！」
はな「いないの？」ライチュウ「うん！でも磁気発電所にルクシオが大量発生しているみたいだ！」

リナ「磁気発電所？」
ライチュウ「うん！その発電所は、この洞穴の地下室に電気工場がある！
そこに行けば、レントラーが紛れ込んでいるのかも知れない！」

唯「行く？リナ！」リナ「うん！」
はな「レントラーは、リナの良きパートナーだしね！」
颯希「そうね！」
三希「よし！行こう！」