ポケモンBWゲームドラマSP　黒と白～暁の女神～第２１話「アイリスが登場！」

ファイブガールズ(私達は、ファイブガールズ！私達の仕事は、悪の組織・プラズマ団の野望を
解き明かすため結成された！では、任務を続行する！)

前回のあらすじ
鈴音りん(桐崎　唯)「９番道路のショッピングモールＲ９で買い物を済ませ
次の都市(ソウリュウシティ)に向かう途中、不思議な洞窟を発見！
中で待ち受けるものとは・・・？」

９番道路
唯「いっぱい買っちゃったね！」はな「うん！」颯希「ねぇ？まだ時間があるからさ寄り道しよう！」
三希「寄り道？」ジェシカ「いいね！行こう！」
リナ「行き先は決まってるの？」颯希「えっ？えっとぉ～・・・」

リョウスケ「この先に修行の岩屋があるぜ！」唯「修行の岩屋？岩場じゃないの？」
リョウスケ「行こうぜ！」唯『無視された・・・！(Ｔ～Ｔ)』
はな「唯？早く行こう？」唯「うん！」

修行の岩屋
三希「あれ？真っ暗じゃん！」リナ「レントラー！出ておいで！」
レントラー「リナ！どうした？」リナ「フラッシュで辺りを照らしてくれる？」
レントラー「了解！」レントラーは、フラッシュを使った！

修行の岩屋　Ｂ１Ｆ
三希「すごく入り組んだ洞窟だね！」はな「うん！」リナ「修行の岩屋ってトレーナーが多いね！」
リョウスケ「ここは、強さを求めたトレーナー達が危険を顧みずに入り込むと言う所だ！」
颯希「危険？」唯「そういう場所には、見えないけどね」リナ「うん！」
リョウスケ「ここには、もうひとつの噂がある！」三希「噂？」
リョウスケ「それは、聖剣士と呼ばれるもう１つの存在！」颯希「聖剣士・・・」

はな「その聖剣士と修行の岩屋ってどういう関係なの？」
リョウスケ「その場所では、ケルディオと言うポケモンがいると噂があるが詳細は、不明！
でも語り継がれていない伝説がある！聞きたい？」
三希「うん！」はな「気になるね！」颯希「うん！」

リョウスケ『聖剣士達は、修行を求め旅を続けていた！あるポケモンと戦うために・・・』
ジェシカ「あるポケモンって？」リョウスケ「キュレム！」唯「キュレム？」
リョウスケ「境界ポケモンのキュレムは、人里離れた場所に住み着いている！」

三希「そうなんだ！」
リョウスケ「キュレムは、凄まじい冷気を発している！
その冷気により危険区域にされた場所こそが地底深林！」
唯「地底深林・・・」リョウスケ「うん！」

修行の岩屋　Ｂ２Ｆ
エレナ「聖剣士になるためには、彼を倒さなくちゃいけないって事？」
リョウスケ「うん！『ケルディオは、まだ剣を使えていなかった頃、３人の剣士と共に訓練を行った！
三希「３人の剣士？」リョウスケ「３人の剣士は、コバルオン！テラキオン！ビリジオン！
それぞれの剣士から、学ぶことそれは、ケルディオにとって大切な志！
それが【恐怖心】【集中力】！
しかし・・・ある日のこと、ケルディオは、剣士達が休戦しているなか一人でキュレムの元へ行った！
自分は、『聖剣士だ！』と嘘をつき戦いを挑んだ！』」

唯「なぜ？」はな「聖剣士達に認めて、もらいたかったからじゃない？ねぇ？リョウスケ君！」
リョウスケ「うん！でも『戦い続けてから数分が経ち、
助けに来てくれた聖剣士達は、凍り浸けにされてしまい
強いキュレムに対し、ついに心が折れてしまったケルディオは、戦いの途中で逃げてしまった！』」

三希「そのキュレムってリョウスケ君が持っているよね！」
リョウスケ「うん！けどこのキュレムは、ORASの世界の歪な洞穴で手に入れた！」
唯「そっかぁ～じゃあ！野生のキュレムがいるって事だよね！」リョウスケ「うん！」

エレナ「あれ？この跡なに？」唯「もしかして、ケルディオの痕跡かも！」
リョウスケ「恐らく、本当にここにいたのかも知れないな！」三希「えっ！ケルディオが？」
リョウスケ「うん！そういう形状が存在するんだ！修行の岩屋は、元々聖剣士の先祖が住んでいた！」
唯「先祖？」リョウスケ「うん！それがポケモンの世界には、存在しない者！」

はな「だれ？」リョウスケ「ジャキラス！」三希「ジャキラス？」
リョウスケ「うん！漢字で表すと「邪鬼」とキラスは、キラー！日本語では、暗殺者！」
颯希「って言うことは、暗殺の鬼ってこと？」リョウスケ「うん！その先祖がこの巣窟で何らかの原因で
亡くなり聖剣士達がジャキラスの為にそれぞれ一つずつの技術を修得し４人の剣士達は、
それぞれの場所に住み着くようになった！」

リナ「邪鬼暗殺魔・ジャキラス！」

？？？「オノノクス！竜の波動！」
はな「あれ？君は？」アイリス「あっ！私、アイリス！こっちは、私のパートナーのオノノクス！」
リョウスケ「オノノクスに進化したんだ！」アイリス「うん！」
颯希「知ってる娘？」リョウスケ「アイリスは、ソウリュウジムのジムリーダーだ！」

颯希「ジムリーダーなんだ！」アイリス「そうよ！君達は？」
唯「私達は、ファイブガールズと言って、プラズマ団の野望を解き明かすために結成したグループなの！」

アイリス「そうなんだ！」
唯「私は、桐崎　唯！こっちは、私の姉！」はな「桐崎はな！よろしくね！」
三希「私は、柮川三希！」リナ「私は、加藤リナ！」颯希「私は、愛川颯希！」

アイリス「いい名前ね！じゃあこの方たちは？」
エレナ「私は、エレナ！女スパイよ！」アイリス「胸大きいね！あなたは？」
ジェシカ「私は、ジェシカ！」アイリス「なんか海外のモデルさん？」
ジェシカ「私は、日本生まれなの！」アイリス「えっ？そうなの？」

ジェシカ「うん！それに私はねイタリアの血を引くクォーターなのよ！」
アイリス「じゃあ！ハーフ系って事？」ジェシカ「うん！」
アイリス「そうなんだ！」

唯「アイリスちゃんは、どうしてここに？」アイリス「修行の岩屋に用事があって！」
颯希「探し物？」アイリス「うん！竜の民に伝わる秘宝をね
探してこいってシャガ様から頼まれたんだ！」

三希「シャガ様？」リョウスケ「彼もソウリュウジムのジムリーダーだ！」
三希「そうなんだ！」リナ「竜の民に伝わる秘宝ってなに？」アイリス「ドラゴンの壺よ！」
颯希「ドラゴンの壺？」アイリス「うん！この壺は、竜の民にとってとても貴重品なの！
竜の里では、ドラゴンの壺を治めると女神が舞い降りると言う歴史があるのよ！」

唯「ふ～ん！」はな「竜の里？」アイリス「竜の里は、私の故郷なんだ！」颯希「故郷？」
アイリス「うん！竜の里に行くためには、ソウリュウシティの北東にソウリュウゲートがあって
そこからさらに南東に進むと・・・！この先は、ソウリュウシティに来てからのお楽しみ！」

唯「ソウリュウゲート？」
三希「行ってみようよ！」唯「そうね！」
颯希「でもまずは、壺を探さないとね！」
リナ「うん！」

探し続けること１０分．．．
はな「どこにもないね！」颯希「う～ん！」
アイリス「ドリュウズ！ドリルライナーで穴を作れる？」
ドリュウズ「いいのか？崩れるぞ！」アイリス「うん！」

三希「崩れるって？この洞窟が？」アイリス「ううん！地面に穴を掘って、地下に開通させるの！」
颯希「ドリルライナー！すごい名前だね！」アイリス「うん！」

修行の岩屋　Ｂ３Ｆ
リョウスケ「修行の岩屋にこんな場所が！」颯希「トンネルだね！」
三希「うん！トンネルと言うより岩窟の地下道っぽいよ！」

アイリス「シャガ様がこの先で壺を隠していたらしいの！」
リナ「怒られたりしない？私達も壺を探すことをシャガさんに知られたら・・・」
アイリス「大丈夫！あっ！着いたよ！ここが黒白の遺跡！」

三希「告白？」リナ「プロポーズするの？」
アイリス「黒と白で黒白！この場所は、元々二匹の英雄が眠っていた場所！」
颯希「二匹の英雄？」アイリス「ゼクロムとレシラム！」
リナ「理想と真実ね！」アイリス「うん！」三希「そうなんだ！」
アイリス「さぁ～入るよ！」

黒白の遺跡
シャガ「アイリス！やっぱりここだったな！」アイリス「げっ！」
シャガ「時間が随分とかかるかと思っていたら竜の民である私に許可なく
秘密の場所(黒白の遺跡)に足を踏み入れることは、許されぬ行為だぞ！」
アイリス「すいません！シャガ様！」

三希「この人がシャガ様？」シャガ「君達は？」唯「私達は、ファイブガールズ！」
シャガ「ファイブガールズ？」リナ「プラズマ団の野望を解き明かすために結成したグループなの！」
アイリス「私は、この娘たちに竜の民に伝わるドラゴンの壺を見せてあげようって思ってて・・・」

シャガ「そういう事だったのか！でもな君達も君達だ！無断で入ることは、犯罪行為だぞ！」
三希「すっすいません！」唯「なにもそこまで怒らなくても・・・」シャガ「怒るだろう！」
リナ「ですよね！ほんとにすいませんでした！」シャガ「まぁ～いい！入ったからには、仕方ない！
この遺跡のどこかにドラゴンの壺がある！ただこの先に行くんじゃないぞ！」

ジェシカ「ちなみにその場所って？」シャガ「龍召の渓谷だ！」唯「渓谷？」
シャガ「そうだ！龍召の渓谷は、別名【死の渓谷道】と呼ばれ立ち入る事が出来ない程の危険区域だ！」
颯希「そうなんだ！」はな「けど！間違ってその場所に入っちゃったら私達どうなるの？」

アイリス「龍召の渓谷はね？熱帯空気や火山から噴火される火山灰などを吸ったりすると
呼吸不全になる！それに数分間居続けることで暑さに耐えきれずに死に至るんだって！」
三希「熱中症？」リナ「その倍かもね！」颯希「リナ独自の病名で言うとどうなるの？」
リナ「ん～！そうだねぇ～！【熱帯後遺症】かな！熱帯夜になると空気を送り込まれなくなり
ずっと熱中症の後遺症が続いたりすると死に至ると言うもの！」

三希「流石だね！」リナ「そう？」
三希「うん！」シャガ「この娘の言う通りだ！だから決して立ち入るんじゃないぞ！分かったな？」
唯「うん！」はな「約束する！」

シャガ「じゃあ我々、ソウリュウシティに戻るとするかアイリス！」
アイリス「はい！ドリュウズ！あなをほる！」

唯「あなをほるってすごいね！あんなに深かった地下道からここに戻れるなんて！」
アイリス「洞窟の中であなをほるを使うとあなぬけのひものように外に戻れるの！
はな「そうなんだ！」シャガ「それじゃあ行こうか！」アイリス「うん！」

三希「私達も行こう！」
颯希「うん！」