※この作品にはツンデレ描写、キャラ崩壊などが含まれます、ま、いっか
久しぶり、僕だよ、神ノ助!
今回は「ドラゴンボール」の「ベジータ」!
ベジータをヒロイン…じゃなくて…
ベジータを主役(?)にして書いてく!
今回は書いてて長続きするんじゃないかな?…と、自分では思ってるから、気長にコツコツやってくよ
キャラ崩壊が多いから気をつけること!
では、現代社会のベジータへ、レッツゴー!
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神ノ助 No.12149556 2013年06月23日 00:20:44投稿
引用
空からポッドが降ってきた
…いや、本当に、別に「空から美少女が!」みたいなノリじゃない…
…そいつはもう隕石のようなスピードでゴーッ…と
…そんな顔しないでくれ、本当だ、本当なんだ!
で、今そのポッドが開いてるわけだ…「2つ」…
…俺はこのポッドに見覚えがある、「ドラゴンボール」って超名作漫画で、長い間愛されてきてる漫画だ、俺も全巻持ってる。
この展開は…まさか…!
すると中から、戦闘服にリュックサック姿のM字ハゲが出てきた
「ここが地球って星か、まあまあの星じゃないか」
次に出てきたのは、戦闘服にビーチサンダル、麦わら帽子を被った大男…こいつはおもいっきりハゲだ
「へっへっへ…お?地球人がいるじゃねぇか…挨拶してやらないと……な」
「ふん、好きにしろ」
!?
なんだ!?大男がこちらに向かってくるぞ!?
「な、何だ?」
「よお、惑星フリーザから来ましたナッパだ、よろしくお願いする」
…??…何だこの感覚は!?ナッパってもっと荒々しいキャラじゃ…
「ナッパーッ!俺の話を聞いていなかったのかーっ!!」
すると、向こうからM字ハゲの怒声が聞こえてきた。
「す、すまねぇベジータ…」
「チッ…バカが、俺が手本を見せてやる」
…手本?
「初めまして、惑星フリーザから来たベジータです、いやぁ素晴らしい星ですね地球は、空気が美味しい……これからよろしくお願いします」
さっきとは全く違う、清涼感のある声でベジータは言った。
「どうだナッパ」
「さ…さすがベジータ…完璧な挨拶だったぜ」
「ちょ、ちょっと待てっ!?」
俺が割って入る、何がなんだかサッパリだ。
「はい、何でしょう?」
と、ベジータ。
「『はい、何でしょう?』じゃねーよ!お前…惑星ベジータの王子だよな!?」
「…ッ!…何故それを…?」
「満月を見ると大猿に変身するんだろ!?弟の名前はターブル、身長は164センチ、体重は…」
「待て!何故貴様がそんなことを知っている!?」
「みんなわかるぞ!ラディッツの無線で、地球にドラゴンボールがあることを知り、それで地球に来たんだ!…ラディッツはもう死んでるはずだが…」
「…ドラゴンボール?何のことだ…?確かに弱虫ラディッツはいるが、死んではいないぞ…?」
「…え?あんた達、ドラゴンボールを狙って地球に来たんじゃ…」
…ますますわけがわからない。
「不気味なヤローだ…何のことだか知らんが、俺たちは旅行者だ!」
…旅行者?言われてみれば、それっぽい服装をしてるけど…。
「教えろ、何故貴様は、俺のことを知っている」
「何故って……ほら、これ!」
俺はカバンから「ドラゴンボール二十六巻」を取り出して手渡した。
「お…俺だ…俺がいる…?フ、フリーザも…」
…俺は、ベジータ達に全てを話した…長い長い物語の全てを…
神ノ助 No.12150420 2013年06月24日 23:35:53投稿
引用
「つまり…そのドラゴンボールとかいう漫画って本だと、俺たちはドラゴンボールを狙って地球に来たわけか…」
ベジータが言った。
「そうだ、だけど、本来のシナリオとは随分違うみたいだな」
「ああ、俺たちは地球人に危害は与えない、旅行に来ただけだ」
それっぽい格好をしてるが、こうして見るとかなりシュールだ。
「で、ベジータ、これからどうするんだ?」
「何がだ?」
「住む場所」
「住む場所か…」
悩ましげにベジータは言った。
「どうせ金は持ってないんだろ?どうだ、良かったら家に住まないか?」
「お前の家に?」
「ああ、狭いアパートだけどな」
苦笑しながら俺は言った。
しかし……ベジータが普段どんな生活をしているのかってのは興味がある、漫画を読んでても生活場面なんかはあまり出てこないし。
「ちょっと待て!俺はどうなるんだ!」
これまでずっと空気だったナッパが言った。
「あー…ごめん、家のアパート2人までしか住めないんだ…」
「なん…だと…」
「そういうことだ、ナッパ、お前は惑星フリーザに戻るんだ、地球旅行は俺の後でもいいだろう」
「なんだと!待ってなんかいられるか!俺は今遊ぶぜー!」
「ナッパー!!俺の言うことがきけんのかーっ!!」
ベジータの怒声が響きわたる。
「す…すいません、つい、調子にのっちまって…」
「お前は惑星フリーザに戻れ、いいな」
「はい…」
「な、なあちょっと待ってくれ!」
俺が割って入る。
「なんだ」
「せっかく来たんだから、帰ることはないじゃないか…俺テント持ってるから、貸そうか?」
別に家に住むのが絶対じゃないんだ、金がないんだったら、テントに住めばいい。
「テントってあの、三角の…」
「違う、カプセルで出せる、簡易的な住居みたいなものかな」
「カプセル?」
「これだ」
俺はポケットからカプセルを取り出し、ナッパに見せた。
「このちっこいのがどうやってテントになるっていうんだ?」
「まあ見てろって」
俺はカプセルを近くの空き地に投げた。
ぼむっ!
「な、なんだ!?家が、家が出てきたぞ!?」
「これがカプセルだ…まあ田舎にはないけどな、ここは東京っていう大都会だから、持ってない人はいないだろうけど…」
「うぅむ…すげぇ……1人で住むには十分な広さだ」
「それは平家だけどな、本当はもっといろんな種類があるんだけどな…他のは少し値段が高くて」
「良かったじゃないか、ナッパ」
ベジータが言った。
「まあ…これで大丈夫だろ、タンスの中に服とか入ってるから、自由に使って」
「ああ、ありがとうな」
「よし、じゃあ俺たちはアパートに移動するか」
「ああ」
やれやれ…これから忙しい生活になりそうだ……
神ノ助 No.12166664 2013年08月02日 00:32:35投稿
引用
「着いたぞ」
俺が言った。
「へっ……きたねぇ住居だ」
「そう言うなって、中はわりと綺麗だからさ」
アパートの階段を上ってすぐの部屋の鍵を開ける。
がちゃり。
「ほら、入れよ」
部屋は十畳のワンルーム。
「ああ」
…にしても……こいつの格好、どう見ても不審者だ。服を買いにいかないとな……。
「へっ……きたねぇ個室だ…」
「いやいやいや!?綺麗だろ!?」
「バカ!カップラーメンのゴミだのコンビニのビニール袋だの……まるで一人暮らしの男の部屋じゃないか!」
「いや…まさにソレだし…」
「………」
「あっ…でも今日からはベジータがいるから、一人じゃないわね///」
「やめろ…気持ち悪い…//」
まんざらでもなさそうだ。
「とりあえずさ…服、着替えろよ、俺の貸してやるから」
俺はベジータに服を渡した。
「お、俺にこんなものを着ろというのか…!?」
「嫌なら裸でいれば?その格好で外出たら捕まるぞ?あっ、裸でも捕まるかー、あははー」
「チッ……下品な男だ…//」
で、一分後……
「…なかなか似合うじゃないか」
「うるさい!//」
ピンクのポロシャツ姿のベジータが言った。
うーむ、似合う。
「よし、着替えたことだし………街見学でも行くか?」
…ぐぎゅるる〜
「…腹が減った」
ベジータが言う。
「ん……そうか…じゃあ……………えっと…ここらへんに………………………あった!」
俺は戸棚の中からカップ焼きそばを見つけ、ベジータに渡した。
「そこにポットあるから、使ってくれ」
「一人用のポッドでかぁ?」
「違っ………ポットな!ポット!ちゃんと熱湯いれて三分待てよ!」
「ふん、三分間待ってやる」
「…ムスカみたいだな」
「ムスカ?」
「とあるアニメ映画の悪役だよ、今度見せてやる」
で、三分後……
「そろそろいいか?」
「ああ、熱湯はそこの流しにそのまま流してくれ」
じゃばー……………
……!?熱湯の色が…!おかしい!?
「ちょっ、お前!」
「何だ?」
「お前っ……なんで熱湯そんな色なんだ!?」
「ソースだろ」
「えっ?」
「だからソースだろ」
「えっ??」
……テーブルの上を見ると…
箸、ふりかけ、かやく………
……ソースが、ねぇ…
しまった、地球にしかカップ焼きそばはないのか……
…ま、いっか
「なんかコレ、味が薄くてあまり美味くないな」
ベジータが口をもぐもぐさせながら言った。
「お前の作り方が悪いんだろ」
「そーなのかー」
「はぁ……」
…やれやれ、この先、世話が焼けそうだな…