初めて龍が如くをプレイしたのは体験版です。体験版をプレイする前から存在は知っていました、ただゲームで極道の世界を表現するという事に対し、どうせ薄っぺらい詰まらないゲームだろうと思い手にする事も無かったのです。
漸く手にしたのは龍が如く2が出た後でした。素手、武器を手に取る闘い、走り回れるマップ、今までプレイしてきたゲームの視野が狭かった分、何もかもが新鮮で驚きました。そして何より感動したのは深いストーリーです、本当に見くびっていた、度肝を抜かれました。
おねだりをしてくる遥という少女の存在にも、初めは苛立ちを覚えていましたが、次第に愛しく思えて…彼女の為ならお金は惜しまなくなるプレイヤーは私だけでは無い筈です。

これだけ誉めておいて何故満点ではないのかと言うと、先ずクリアデータを引き継いで新たにスタート出来ない点、そして難易度が選べない点と、如何せん操作性が悪い事です。
…次回作ではクリアされているのですが、これらのせいで二周目をする気力を殺がれてしまいました。

…あと我が儘言えばキャバ嬢がね…(笑)

しかし楽しいです、アクション好きな方はやるべきです。出逢えて良かったと、初めて思ったタイトルです。