このレビューはVer.1.14を基準にしています

電波人間シリーズ4作目。
無料でプレイ可能。

良い点

・無料にしては高いクオリティ
 戦闘やグラフィックは過去作のを使用しているので有料版に引け劣らない。また、メインステージが30個だったり電波人間を500Lvまで上げられたりとやりこみ要素も充実。
・パーティーの自由度の向上
 今作では主人公をパーティーから外せる。またNPCのみだった地底人や妖精をパーティーに入れられる。
・システムの改善
 戦闘に負けると電波人間が消えたり、電波人間キャッチで息を吹きかけて電波人間を消す仕様が廃止された。
・拠点の島をカスタマイズできる
 今作は自由に島をカスタマイズできる。種をまいたり、家を置いたりすることが可能。家には家具ををくことができ、家具によっては幸福度が上がったり、トレーニング機材を置けば経験値を獲得させることもできる。島の拡張も可能。
・すれちがい通信による恩恵が大きい
 すれちがい通信を行うことで課金アイテムがもらえたりする。また、「すれちがいバトル」ですれちがったパーティーとの模試対戦ができる。かつと豪華なアイテムが手に入るふくびきに必要な「ふくびきけん」が手に入る。

悪い点

・エスカウント事故を起こしやすい
 本作も1から変わらずシンボルエンカウント式であるのだが、いきなり上から降ってくるので戦闘は避けられないといっていい。狭い通路が多いことがこれをさらにおしすすめている。
敵の数に上限はあるものの、これはイベントステージにも該当するので、「経験値ゲット」なのに経験値が稼げない、なんてのもしばしば。ある意味運要素である。
・イベントステージが性質を知らないと稼ぎずらい
 経験値が稼ぎやすい「経験値ゲット」やゴールドを多く獲得できる「ゴールドゲット」などがあるのだが、モンスターの癖が強い。具体的には「逃げやすい」、「関係ない敵が出現する」、「シールドを張る」、「誘惑(1ターンの間動けなくする)が強い」など。ある程度対策すればはぼ何とかなるのだが、知らないと満足に稼げない。
・UIが悪い
 島でとれた作物を一気に回収することができなかったり、イベントのスキップや早送りができない。
・レベル上げの手間がかかる
 今作ではレベル上げに手間がかかる。まず、今作では世代制を採用しているのでその世代の限界Lvに達すると成長がストップする。この場合、転生(世代を一段階上げる。ただし世代限界に達している場合転生することはできない)や出生(2体の電波人間から1体の電波人間を生ませる)で世代を一つ上げない限り、獲得した経験値も無駄になってしまう。
 また、電波人間キャッチの電波人間はlv30(2世代)~100(5世代)までしかいかない(6世代や7世代の電波人間をキャッチできるものもあるが、その場合課金アイテムが必要)。それ以上をめざすにはその電波人間の世代の上限を上げる希少アイテムをつかうか、2体の電波人間から1体の電波人間を生ませる出生を使うしかない。前者は入手が困難であり、後者は同世代の電波人間を2体用意する必要がある。そしてやっと生まれた電波人間は初期Lvが1のため、また1から上げないといけない。
・下方修正の多さ
 有用なアイテムや、仕様を利用した稼ぎが発見されると、更新によって下方修正がかけられるということが頻繁にある。載せる必要はないので詳細は割愛する。
・バグが多い
 更新すると必ずといってもよいほどバグが発生する。また、現在は修正されているが、正規の方法でなくステージを選択することのできるバグ技があった。これにより課金アイテムがいくらでも手に入るようになり、課金アイテムの需要が低下した。
・運営が半放置状態である
 前回の更新から一年以上たっており、イベントも使いまわしが目立つ。運営会社の規模か小さく、また、別のゲームの運営もしているので何とも言えないが。

まとめ

基本無料のゲームとしてはクオリティが高いのですが、仕様が面倒なものが多いので、微妙なところです。
基本無料なので多少は仕方ないのですが・・・もうちょっと改善してほしいです。
といっても、自分はいまはやっていないのですが。(最後にプレイしたのは1年以上前なので)
このゲームは気軽に遊びたい人向けですね。