ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
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ステージ238:"マリオ"はいつでもそばにいた! スーパーマリオ25周年!
以前、当コラムで、"パックマン"生誕30周年の話題をお伝えしましたけど、今年2010年は、"スーパーマリオ"生誕25周年でもあるんですよね。
ファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』が発売されたのは1985年9月13日……当時ボクは15歳(中学3年生)。家にまだファミコンがなくて、ファミコンを持っている友だちの家にいっては、ほぼ毎日のように『スーパーマリオブラザーズ』で遊んでた記憶があります。
また、高校生のときはバイト終わりに友だちの家に集まり、徹夜で『スーパーマリオブラザーズ』大会をやった思い出も。ステージ8-4のクリアーを目指すべく、親友4〜5人が知恵とテクニックをフル回転させて、なんとかクリアーしたんだっけ。最後のクッパを倒したときの盛り上がりはハンパなかったなあ! 夜中だというのに大騒ぎして、友だちのお母さんに怒られたのも、いまとなってはイイ思い出です。
そして、社会人となり、ファミ通編集部で働きはじめたんですが、そこでも仕事として、『スーパーマリオブラザーズ』は何度もプレイしました。無限1UPのタイミングも、完璧に体で覚えてしまったほどに!
で、つい先日も、友だち数人でワイワイ言いながら『スーパーマリオブラザーズ』をプレイしたんですが、25年経ったいまでも変わらぬ面白さ。中学生のとき、そして高校生のときに遊んだ楽しかった思い出が走馬燈のように蘇り、非常に懐かしい気分にもなれました。
『スーパーマリオブラザーズ』って、マリオを操作してる感(マリオとの一体感)がすごく絶妙なんですよね。"トテットテッ"って歩く感じとか、ジャンプのタイミングとか、とにかくボタンを押して、マリオを動かしている感覚がとても気持ちいい。
また、ルールもわかりやすく誰にでも楽しめ、さらに敵の行動パターンや、多彩なウラワザやテクニックなどを理解すればするほどより楽しくなる作りなのが素晴らしい。
そして、マリオ&ルイージという、ヒゲおやじながらも、可愛らしいキャラクターも本作品の魅力のひとつ。いやはや、25年経ったいまでも、こんなに面白い&愛され続けている国民的ゲームって少ないと思います。
そうそう、前から思ってたんですけど、ディズニーランドならぬ、マリオランド的なテーマパークが出来ればいいなあと。子どもにも大人にも絶対人気が出ると思うんだけどなあ。個人的にもめちゃくちゃ行きたいし! 任天堂さん、作ってくれないかなあ?(笑)
【毎月、第2・第4金曜日更新】
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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