任天堂の米国法人は5月14日、海賊版DSソフトをプレイできるようにする「マジコン」と呼ばれるツールを取り扱っている米国の業者を提訴したことを明らかにした。

 任天堂は11日に、マジコン販売サイトを運営するNXPGAMEを相手取り、ワシントンの連邦地裁で訴訟を起こした。同社によると、被告に電話や書簡で何度か警告したが、被告はそのたびにサイトを閉鎖しては新たなサイトを立ち上げていた。繰り返し警告したにもかかわらず、被告がマジコンの販売を続けているため、訴訟に踏み切ったという。