ポケモンORASゲームアニメ　第１２０話(最終回)「皆のそれぞれの道」

サーナイト「ゴチルゼル！起きなさい」ゴチルゼル「起きてるよ！」
ケッキング「おい！」サーナイト「はい？」ケッキング「俺の作業服どこだ？」
サーナイト「作業服？」ケッキング「うん！」
サーナイト「あんたいつも脱ぎっぱなしだから洗濯してるわよ！」
ケッキング「今日は、大事な会議だから早く探して来てくれい！」
ゴチルゼル「お父さん！自分で探せばいいじゃん！お母さんだって忙しいんだから！」
サーナイト「そうよ！ゴチルゼルの言う通り！」ケッキング「ったく～！」
ゴチルゼル「じゃあ！私行って来るね！」サーナイト「行ってらっしゃい！」

ミミロップ「あっ！ゴチルゼル！今あなたを誘いに来たところなの！」
ゴチルゼル「そうなんだ！」ミミロップ「一緒に行こう！」ゴチルゼル「うん！」
ユキメノコ「ミミロップ！」ミミロップ「ユキメノコ！」ユキメノコ「これからどこに行くの？」
ミミロップ「あたし達、いろんな所に行って
いろんなポケモン達と出会ったから感謝の気持ちをしにいくのよ！」

ユキメノコ「そっか！そう言えばこの世界のどこかにグラシデアの花が咲いてるのよ！」
ゴチルゼル「グラシデアの花？」ユキメノコ「うん！」
ミミロップ「グラシデア？ポケモンの名前みたいだね！」ゴチルゼル「うん！」

ユキメノコ「グラシデアの花は、誕生日や記念日などに感謝の気持ちを伝えるために
花束を作って、それをブーケとして贈るんだって！」ゴチルゼル「そうなんだ！」
ミミロップ「でもどこにあるの？」
ユキメノコ「その花はね、自然な場所に咲いてるんじゃないんだよ！シェイミがいることで
初めて手に入る貴重な花なの！」
ゴチルゼル「そうなの？」ユキメノコ「うん！」

ミミロップ「でもシェイミって幻のポケモンでしょ？」
ユキメノコ「うん！」ミミロップ「会うのは、難しいよ！」
ゴチルゼル「会うのは、難しいかも知れないけどそれでも行こうよ！」
ミミロップ「そうね！分かった！」

ゴチルゼル「居場所ってどこ？」
ユキメノコ「うみわれみち！」

ユキノオー「お～い！ユキメノコ！遅刻するぞ！」ユキメノコ「うん！ちょっと待って！今いくから」
ミミロップ「どこに行くの？」ユキメノコ「シンオウ地方に戻って１からやり直したいと思って」
ミミロップ「じゃあ！もう会えないって事？」ユキメノコ「う～ん！」ゴチルゼル「そうなんだ！」

ユキノオー「行くぞ！」ユキメノコ「うん！」
ミミロップ「じゃあ！私達は、シェイミに会いに行こうっか！」ゴチルゼル「うん！」

ミミロップ「ユキメノコが言っていたうみわれみちってどこにあるんだろう！」
ゴチルゼル「うみわれみちに行ける道程を知ってるポケモンっていないかなぁ」
ビクティニ「私が教えてあげようか！」ゴチルゼル「ビクティニ？」
ミミロップ「ビクティニって勝利ポケモンだよね！」ビクティニ「私知ってるよ！こっち～！」

ゴチルゼル「行こう！ミミロップ」ミミロップ「うん！」
ビクティニ「ミミロップとあなたってとっても仲良しなんだね！」
ミミロップ「うん！」ゴチルゼル「ビクティニって勝利の女神なんだよ！」
ミミロップ「勝利の女神？」ゴチルゼル「うん！ビクティニと一緒にいるだけで強くなるんだって」

ミミロップ「そうなんだ！じゃあ私達とビクティニを合わせて三大女神だね」
ゴチルゼル「勇気！心優！勝利だね！」
ミミロップ「うん！」ゴチルゼル【如何なる時も私がいる方に勝利の女神は微笑む！】

ビクティニ「着いたよ！ここが[うみわれみち]だよ！」
ミミロップ「すっごい距離あるね！競争出来るんじゃない？」
ゴチルゼル「なんか石碑があるよ！」

石碑に記された言葉
【ここは、[うみわれみち]！
神聖なる草原に踏み入れしもの！
苦難を乗り越えし地に感謝の気持ちを持ち歩めよ！】

ゴチルゼル「走っちゃいけないって！」ミミロップ「走った方が早いのに・・・」
ビクティニ「走る所じゃないよ！」ゴチルゼルは、ミミロップに軽く頷いた

ミミロップ「分かった！でもさトレーナーは、自転車に乗って駆け抜けてるよ！」
ビクティニ「トレーナーさんは、シェイミに会うだけで
ドキドキでワクワクな気分になっているから仕方ないよ！」
ゴチルゼル「そうだよ！ミミロップ」

ミミロップ「うん！」
ゴチルゼル「[花の楽園]だって！」
ビクティニ「ここにシェイミがいるはずよ！」

メロエッタ「ようこそ！花の楽園へ」ゴチルゼル「メロエッタ！どうしてここに？」
ミミロップ「知ってるの？」ゴチルゼル「うん！私が幼稚園の時に音楽の先生をしていたの！」
ミミロップ「そうなんだ！」メロエッタ「随分、大きくなったね！ゴチルゼル！」

ゴチルゼル「うん！」ビクティニ「メロエッタさん！シェイミは？」メロエッタ「この先にいるよ！」
ゴチルゼル「ミミロップ！先に行ってて？私後で行くから」ミミロップ「うん！行こう！ビクティニ」
ビクティニ「うん！」

ゴチルゼル「メロエッタさん！どうしてここに？」
メロエッタ「あなたの顔が見たくて何してるかなって」
ゴチルゼル「そうなんだ！」

メロエッタ「今は、何してるの？」
ゴチルゼル「私、アイドルになったの！」
メロエッタ「アイドル？」ゴチルゼル「うん！」メロエッタ「そっか！」
ゴチルゼル「それに私、試練の塔で勇気の女神になって試練の刻印を貰ったり
黒白の神殿でレシラムに会って閃光の刻印を貰ったり・・・」
メロエッタ「いろいろな場所に行ってたんだね！」

ゴチルゼル「うん！とても楽しかったよ！ミミロップと二人で協力したりして試練を乗り越えたり・・・」
メロエッタ「そうなんだ！」ゴチルゼル「うん！いろんなポケモン達と出会ったり
ポケランドに有名人達が来たり」メロエッタ「有名人？」
ゴチルゼル「うん！ガキの使いのメンバーが来たり、東京０３が来たり、
なだぎ武が来たり、AKB48メンバーが来たんだよ！」

メロエッタ「そっか！」ゴチルゼル「あっ！私、だけ喋ってるね？」
メロエッタ「ううん！いいよ！ゴチルゼルの話いっぱい聞けたし！」
ゴチルゼル「そっか！」メロエッタ「うん！」

ミミロップ「ゴチルゼル！シェイミが呼んでるよ！」
ゴチルゼル「うん！」メロエッタ「行こう！ゴチルゼル！」

花の楽園・最深部
ゴチルゼル「あなたがシェイミ！」
シェイミ「はい！」
ミミロップ「シェイミ！ゴチルゼルにもグラシデアの花を分けてあげて！」
シェイミは、グラシデアの花をゴチルゼルに渡した！

ゴチルゼル「ありがとう！」
ミミロップ「さぁ！ポケランドに戻ろっか！」
ゴチルゼル「うん！」

ポケランド
ゴチルゼル「お母さん！お父さん！いつもありがとう！」
サーナイト「可愛いブーケだね！」ケッキング「素晴らしいな」
ミミロップ「シェイミから貰ったの！」
サーナイト「そうなんだ！」ミミロップ「はい！お母さんにもお父さんにも」

トゲキッス「綺麗だね！あなた」ムーランド「うん！」
ゴチルゼル「そうだ！ミミロップ玄関の前に花束置こうよ！」
ミミロップ「うん！」ゴチルゼル「お母さんもお父さんも」サーナイト「ええ」ケッキング「分かった」

ゴチルゼル「いつも支えてくれて」
ゴチルゼル・ミミロップ
サーナイト・トゲキッス・ケッキング・ムーランド「ありがとうございました！」

See you NEXT Time…