魔神斬りと魔神の金槌の差（VI用）

※AP…攻撃力、DP…守備力、公式…1/2（AP−DP/2）*a
※a、bは、変動率（aは調査中、b：95〜105％で、a≠b）
※色太字は100％成功する

　 魔神斬り 魔神の金槌
（0）通常攻撃 AP*b AP*b
（1）気合い溜め AP*b AP*b
（2）バイキルト AP*b 公式*2
（3）バイキル気合い AP*b 公式*2*2.25

考察　
1、魔神斬り

攻撃補助を一切受け付けず、常にAP*bダメージの成功率3/8で定義されている。また、マヌーサ、眩しい光、砂煙をされても成功率が下がることはない。

※参考…モンスターズの場合、1ターン休み系などの行動不能に陥っている時は、100％命中する。

2、魔神の金槌

（1）気合い溜めをすると、次ターンの成功率が100％になる（力溜めは不可）
（2）バイキルトをかけると、打撃攻撃の公式が採用される（それ以降のダメージは、当然2倍となる）。これにより、マヌーサ、眩しい光、砂煙をされると成功率が更に下がってしまう。
（3）バイキルトと気合い溜めでは、順不同で前者が優先される

このことを踏まえると、同じAPであっても、金槌にはバイキルトをかけない方がいいということがわかる

具体例証明
※条件…こちらのAPは、全て500として考える

（Style A）相手のDP＝0の時、打撃公式は250a（ダメージ期待値250）となり、

　（0）魔神斬りでは、500b
　（1）魔神の金槌で、少なくともバイキルトをかけない場合、500b
　（2）魔神の金槌で、バイキルトだけをかけた場合、250a*2＝500a
　（3）魔神の金槌で、バイキル気合いをかけた場合、250a*2*2.25＝1125a

（Style B）相手のDP＝200の時、打撃公式は200a（ダメージ期待値200）となり、

　（0）魔神斬りでは、500b
　（1）魔神の金槌で、少なくともバイキルトをかけない場合、500b
　（2）魔神の金槌で、バイキルトだけをかけた場合、200a*2＝400a
　（3）魔神の金槌で、バイキル気合いをかけた場合、200a*2*2.25＝900a

（Style C）相手のDP＝500の時、打撃公式は125a（ダメージ期待値125）となり、

　（0）魔神斬りでは、500b
　（1）魔神の金槌で、少なくともバイキルトをかけない場合、500b
　（2）魔神の金槌で、バイキルトだけをかけた場合、125a*2＝250a
　（3）魔神の金槌で、バイキル気合いをかけた場合、125a*2*2.25＝562.5a

（Style D）相手のDP＝999の時、打撃公式は0.5a（ダメージ期待値0.5）となり、

　（0）魔神斬りでは、500b
　（1）魔神の金槌で、少なくともバイキルトをかけない場合、500b
　（2）魔神の金槌で、バイキルトだけをかけた場合、0.5a*2＝a
　（3）魔神の金槌で、バイキル気合いをかけた場合、0.5a*2*2.25＝2.25a

　

・魔神の金槌のその他の凡例（上記の具体例を含む）

相手DP 期待値 バイキルトなし バイキルト バイキル気合 備考
0 250a 500b 500a 1125a 　
200 200a 500b 400a 900a 　
410 147.5a 500b 295a 663.75a ドラゴスライム
500 125a 500b 250a 562.5a メタルスライムS
512 122a 500b 244a 549a メタルスライム
800 50a 500b 100a 225a プラチナキング
999 0.5a 500b a 2.25a はぐれメタル、メタルキング

　

・上記の具体例により、相手のDPが上がるほど金槌にバイキルトをかけることがいかにナンセンスかがわかる。が、かけた場合でも、気合い溜めをすることで補うことができるのも事実（メタスラ系には絶対向かないが…）。

※注：VIIの主な敵の守備力を凡例にしましたが、実際にVIIでは確認していません。