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MH2の小説書きませんか?〔3nd〕 友達募集

返信数:501  最終更新:2008-01-07 23:30

早いもので2ndも残り5回の投稿で500レスです。
なのでとりあえず作っておきました。
それでは2ndが500レス入ったらこちらに書き込みをしましょう!

初心者なので、行数などはきにしないでください。
主人公の名前は、カインです。
主人公1人です。(ドンだけ孤独なんだ。

第1話「ようこそ 狩りの世界へ」

カイン「う〜ん。この村に来て、何もしていないな。村長と話してくるか。」
カインは、家から出た。
村長「やあ。実は、君に重大なお知らせがあるんだ。」
カイン「え?どんなお知らせですか?」
村長「それは君にハンターになってもらいたいのだよ」
カイン「えっ、え〜〜〜!?そ、それってまさか、モンスターを狩るあの仕事ですか・・・?」
村長「そうだよ。とりあえず、アイテムボックスの中に、基本の装備が入っているから、好きな装備を使ってくれ。」
カイン「ありがとうございます!」

カインは、家に戻った。
カイン「うーん。防具は装備したけど、武器はどれにしようかなあ・・・。ん?」
そこには、横幅が広くて大きな重い剣があった。
カイン「お・・・?これは、重そうだけど、1発が重そうだな。ようし、大剣を使う練習をして、コツをつかみうまく使いこなすぞ。」
カインは、そういって、大剣ハンターになった。
カインは、家から出て、村長に会いに行こうと思った。

村長「おお。君は、大剣を選んだんだね。うん。手慣らしにクエストに行ってみたらどうかな。」
カイン「クエスト?クエストって、依頼のことですか?」
村長「そうだよ。依頼をうまくこなして装備を作り、クエストをこなす・・・。これが、ハンターの基本だよ。」
カイン「とりあえず、どんなクエストを受ければいいんですか?」
村長「ちょうど良い。手慣らしに、ランポスという、肉食龍を買ってみてはどうかな。」
カイン「はい!クエストを成功させ、鱗を取ってきます!」
村長「あ、そうそう。死体の上で、剥ぎ取れるぞ。健闘を祈る!」

カインは、密林に出発した。
密林
カイン「おお。支給品ボックスに、回復薬など、ハンターの基本の道具がたくさんあるぞ。地図?番号ってなんだろう。7番に行ってみるか。」
7番
カイン「村長が言っていたな。青い鱗を持つモンスターがランポスだと。よし、1匹ずつ狩ろう。」

予定通り、ランポスが、1匹ずつやってきた。
カイン「たてと横に切りやすそうだな。ようし。よいしょ、どっこいしょ。おお。1匹倒したぞ。剥ぎ取り、剥ぎ取り」
ランポスの鱗を手に入れた
その後、ランポスを順調に狩るカイン。

そして、報酬を受け取り、村に帰るカインであった。

カイン「こんな感じでいいですかね、村長。」
村長「お〜〜。君は、凄腕ハンターの素質がある。今日は十分休んでくれ。」
2話に続く

こんな感じですかね、小説って。
受注手続きを行うカウンターに向かうと、そこには2つの窓口が並んでいた。
見た感じはそれほど違いは無いが、やってくるハンター達の種類は、明らかに違うものだった。
向かって左側の窓口には、自分と大して変わらない、あるいはそれより少しは上かというハンターが多いのに対し、右側の窓口には、どう見ても一流としか言いようが無い人ばかりが並んでいる。
不思議そうにそれを眺めているジョバンニに気づいたのか、ジャネットは間を置かずに解説する。
 「そっちには行けぬぞ。左側の窓口は、上位の依頼専用の物なのだ。
あちらは通常より遥かに強いモンスターばかりがいるから、ギルドに一定以上の実力を持つと認められたハンターしか依頼を受けられぬのだ。
お前のような初心者、または駆け出しは、右側の下位の依頼を受け、少しずつ腕を磨いていかねばならん。」
 一通り聞き終わったジョバンニは、しばし憧れの眼差しをもって、隣の窓口を見つめていた。
ある程度の実力を持った者しか受けられない依頼とは、よほど難しい物なのだろう。
早く自分も成長し、あちらの依頼を受けてみたいものだ。
少し経ってからジョバンニは再び前に向き直り、下位の窓口に向かう。
受付嬢にお早うの挨拶をしてから、砂竜狩猟クエストの受注手続きを行う。
やがてギルドの印章が押された依頼書を受け取り、ジョバンニは意気揚々とジャネットに声をかける。
 「じゃあ、今日も一緒に頑張ろうね。足引っ張るかもしれないけど、その時は…。」
 彼がそこまで言った時であった。

 唐突に集会所が騒がしくなった。
慌ててジョバンニが後ろを振り向くと、何人かの受付嬢達が走って来る。
時々後ろを振り返っている事から見ると、誰かを案内しているようだ。
続いて、1人のハンターが入り口に現れた。
その人は何のためらいも無く、順番待ちで並んでいるハンター達の横を素通りし、一直線に上位の窓口に向かう。
だが、並んでいるハンター達は文句を言うどころか、それに同調するように道を譲る。
窓口の前までやってきた謎のハンターは、受付嬢と二言三言言葉を交わしたかと思うと、1通の依頼書を受け取り、慌しく馬車の乗り場へと向かった。
その姿が見えなくなった後、その場にいたハンター達は一斉にガヤガヤと話し出した。
まるで、誰か有名人でも見たかのように。
あっけにとられているジョバンニに、ジャネットがまた説明をする。
 「多分、彼の者は緊急の依頼を受けに来たのだろうな。
一刻を争うような依頼は、最優先で受注手続きが行われるのだ。
緊急なだけに、民の生活がかかっているから、失敗は許されない。
上位の物ならば、誰もが認める腕前のハンターしか受注出来ぬのだ。
おそらく彼の者も相当な…。ん、どうしたのだ?」
 令嬢の声も聞こえぬ程、ジョバンニは驚いていた。
あのハンターの後姿が、あまりにも自分の師匠と似ていたからだ。
緑火竜の上質な防具に、華奢な体格。
端整な容姿に、長く伸ばして後ろで束ねた黒髪。
そして何よりも、あの桜色の弓。もしや…。
 「一体全体どうしたのだ?人の話を聞いておるのか?」
 ジャネットの声でようやく我に返り、ジョバンニは笑いながら頭に手をやる。
 「ごめんごめん。ちょっとした人違いだよ。
さあ、早速砂漠に向かおうか。日が沈む前に狩りを終えたいからさ。」
 未だ頭の隅に残る疑問を振り払いながら、ジョバンニは先に立ち、馬車乗り場へと向かった。

第二十四話 完
The Endless Journey

 -第二十四話 上位、下位、そして緊急-

 部屋に入ってジョバンニは、宿屋の窓から下の通りを見下ろしてみる。
既に夜は更け、通りを走る馬車はそれほど多くない。
木枯らしが唸り、月光を遮って時折雲が天を走る。
風に吹かれた木々は、黄色く色づいた葉を舞い落とし始めている。
実り多い収穫期が過ぎ、寒い寒冷期に季節が移り変わろうとしているのだ。
少々寒くなってきたので、ジョバンニは窓を閉め、改めて自分が今夜泊まる部屋を眺めてみる。
自分のお小遣いを捻出出来るぐらいの比較的安価な宿泊費であったが、室内はそれなりに充実した設備を備えていた。
さすがに部屋はそれほど広くないが、家具や寝具など、生活に必要な最低限の物は一通り揃っている。
ペンを持って机に向かい、ジョバンニは今日の出費を計算しだす。
今回めぐり合った太刀、鉄刀は、初心者が最初に扱うのに相応しい安定した性能を持つという。
結構値段が張ると思っていたが、そのような心配はいらなかったようだ。
今までこつこつと貯金してきた成果なのかもしれないと思いながら、彼は寝巻きに着替え、ベッドに潜り込んだ。

 翌日、朝日が昇り始めると共に、ジョバンニの部屋のドアがノックされる。
眠い目を擦りながらドアを開けると、そこには屈強な体格の用心棒が立っていた。
普段は令嬢の傍に控えていて、昨日自分にカジキマグロのムニエルをご馳走してくれた人だ。
 「お坊ちゃま、具合はいかがですか?お嬢様はこの街の集会所でお待ちです。
身支度が終わったら、お送り致しますよ。」
 相手の好意に感謝しながら、ジョバンニは頷く。
 「本当に?わざわざありがとう。
こんなに朝早く起きるなんて、大変だったでしょ?」
 照れくさそうに微笑みながら、用心棒は頭に手をやる。
 「滅相もございません。お礼はお嬢様にどうぞ。
私はただお迎えに上がっただけで、お嬢様が提案なさったものですから。」
 20分後、ジョバンニは手っ取り早く身支度を整え、1晩世話になった宿を後にした。

 村の物よりも遥かに立派な集会所の前に着き、ジョバンニは用心棒にお礼を言い、ドアを開けて中に入って行く。
入り口近くの一角に、1軒の喫茶店が暖簾を出しているのが見えた。
太刀を背負った初心者は、ある席に令嬢が座って紅茶を飲んでいるのを見つけ、手を振りながら近づいていく。
 「お早うジャネット、今日も元気そうだね。
あ、そうそう。用心棒のおじさんが迎えに来てくれたんだ。わざわざありがとう。」
 満更でもなさそうな笑みを浮かべながら、令嬢は紅茶の入ったカップを皿に置く。
 「礼には及ばん。でも、何かに感謝するということは大切だからな。
さて、ここからが本題だ。今日はここから狩りに出発することになる。
あの日からまだそれほど経ってないが、お前はどのような依頼が受けたいのだ?」
 群れのリーダー格のボスの狩猟は一通りこなしたジョバンニであったが、1種だけ受けていないボスの依頼があった。
それは、砂竜のボス、ドスガレオスである。
砂の中を自由自在に泳ぎ、砂中から砂を吐いて獲物に当てて攻撃し、最終的には弱った相手を砂に引きずりこんで捕食するという、手ごわい相手だ。
飛竜では弱い方なのだが、狩猟の困難さも手伝い、初心者にとっては1つの壁とも言えるモンスターである。
希望を相手に伝えると、案の定ジャネットは難色を示した。
 「お前はまだ大怪鳥さえも狩れていないであろう?
それなのにいきなり砂竜に挑むとは、少し無茶ではないか?
ここは密林で、無難にキノコ狩りから始めた方が…。」
 予めその答えを予測しておいたのであろう、ジョバンニは最後まで聞かずにポーチから何かを取り出し、相手に見せる。
 「彼って、これが苦手なんだよね。大きい音が。」
 ジョバンニの手には、幾つかの音爆弾が握られていた。
投げると高周波の音を出す手投げ玉で、音に敏感な相手に使うと、一定時間相手の動きを封じることが出来るのだ。
 「あ、そうそう。昼の砂漠は暑いからね。よかったら、これあげるよ。」
 クーラードリンクを差し出し、ジョバンニはにっこりと微笑む。
相手の準備の良さとマイペースに押され、遂に令嬢が折れた。
 「良かろう。そうと決まれば、早速出発するか。
全く、お前は頭が良いのか悪いのか、良く分からぬ。」

続く
*       *     *
あれからどれくらい時間が経ったか解らないが、暗闇の中から1瞬にしてまぶしくなる。
「・・・・・・眩しいな、何だ?」
私は重いまぶたを開く。すると私の目にした物は、死体が転がっているラボと、銃うを持っている返り血で赤く染まっているトートであった。
「・・・・・・こんなに殺ってくれたな。まあカスどもだけだったからましか・・・・・・」
そう言いながら私の所に近づいてくる。死の恐怖とも感じられる物が近づいてくる。本能が逃げろと叫んでいる。
私は足に活をいれた。
「——ッ!?」
足からラボに広がっている物と同じ赤い液体が出ている。確認した瞬間激痛が走った。
「ッ!!何だこれは!?」
「それは傷だよ。俺に撃たれたんだよ?まあ弾は貫通してるから安心しな」
トートは銃を私の目の前に投げた。
「その銃は私特性の銃でね。まあ麻痺弾と睡眠弾しか撃てないんだけどね」
私は必死に睨み付けたつもりだが、彼はゆっくりと確実に近づいてくる。優しいく親しもうとする言葉の裏には、殺気がうっすらと見える。
「そんなに睨まなくても、まあすぐには殺さないよ。君にはしっかりと働いてもらわなくてはいけないんだからね」
(え?働いてもらう?)
私はその部分に疑問を持った。その時。
「おい!兵器を取りに来たぞ!!」
ラボにあった大きな扉が勢い良く開き周りの連中もそちらの注意を向ける。
「やあ、もう出来たよ。少々強力な奴をね」
トートはこちらから注意を向こうの男達に向けられて、殺気も消えたが、安心は出来なかった。
「・・・・・・酷く殺られたな。・・・・それとお前、まだ子供じゃないのか?しかも女の。もっとゴツイ男じゃなくていいのか?」
男達は足の踏み場も無い位に散らばった死体を蹴りながら近づいてくる。
「いいじゃないか、強ければ。これも僕の趣味さ」
トートと男達はいろいろ話している様だ。チラチラとこちらを見ながら男達は笑っている。
「・・・・・・話しはこの位にして、さっさと運び出すぞ!この後こいつの訓練などしなければいかんのでな!」
そう言った瞬間に後ろにいたゴツい男2人が歩みよってきた。
「さっさと行くぞ」
そう言いながら腕を掴んでくる。頭では反抗しているのだが、体が痺れて動かない。
(力が出ない・・・・・・、助けて・・・・・・)
声を出そうにも唇が痺れて動かない。だんだん目界も暗くなっていく。
ふとトートの方を見ると、私を嘲笑う様にニタニタと笑っている。一瞬悪魔にも見えた。
これから私の生きている意味を知るなど、知る予知もないだろう。

次回  「訓練所」
今回の作品はあまり本作と似ても似つかないのですが、マナの土台を今のうちに作っておきたいので書きました。ではでは。

特別編 GNT生物兵器少女と腕型兵器人体実験者(たぶん結構長期間になる可能性があります)

「科学合成型生物兵器少女」

ココハドコ・・・・・・?ワタシハ・・・・・・誰?冷タイ・・・・・・暗イヨ・・・・・・タスケテ・・・・・・!

「おはよう。マナ」
誰?私ニ暗闇ノ世界ニ響キ渡ル。誰?

「——私の名はトート。そして君の名前は実験データ1908。通称『マナ』だ」
暗闇から覚めた私の目の前に立っている男はそう言った。しかし男は少し小さく見えた。
「ラボ・・・・・?マナ・・・・・・、ワタシノ名前・・・・?アナタハ・・・・・トート」
マナというのは私の名前らしい。この場所はラボと呼ばれる場所らしい。
「給水開始」
目の前の男がそう言うと、いきなり私の感覚がおかしくなった。
私は感覚が明らかにおかしくなって座り込んだ。すると同時に周りを囲っていたガラスが上に持ち上がる。
「いやいや、急に起こして悪かった。・・・・・・データ帳を持って来い!それとタオルを貸してやってくれ」
男は大声で言うとすかさず後ろから男が2人来て、タオルと呼ばれる物を渡される。
男は板の様な物と私を交互に見ながら、隣の男と何か話している。
「・・・・・・・実験データ1908、通称『マナ』。年齢12歳。性別女。特徴は凶暴、遠くまで聞こえる犬の耳。・・・・・・まあこんな物だろう」
トートという人物はそう言うとこちらに近づいてくる。
「やあマナ。おはよう。立ちなさい」
そう彼が言うと、いきなり足が動いて引かれる感じになる。
「博士!危険です!!離れてください!!」
後ろの男達が叫んでいる。妙にうるさい声だ。
「騒ぐな。死ぬぞ」
彼はそう言ったのか解らないが、もう1人、誰かが耳元で囁くのが聞こえてきた。

ヤツラノ喉ヲ掻キキッテヤレ!

眠い・・・・・・。もう少しだけ眠ろう・・・・・・。
文化祭も中間テストも職場体験も終わったので、
また更新できます
解らない人もいるかもしれませんが・・・
今回は三人称が入りそうです

ROAD TO LEGEND

4話 捜索

「さて」
意味はない言葉を言い俺は集会所へ来た。
リオレウス討伐依頼を受けたからな。そんでもって出発時間になるしな。
待ってろ——俺が倒してやるぜ。
「ジーク、行ってらっしゃい。 リオレウス倒してきてね」
受付の言葉を聞いて、俺は歩き出した。


——ここはとある街
「依頼完了したよ」
「はいお疲れ様」
「あのさ、ポッケ村ってどこにあるか知ってる?」
依頼を終えたハンターはこんな事を言い出した。
「ポッケ村? ああ、あの村ならここからそう遠くはないわよ」
それを聞いたハンターは目を輝かせて、
「ほんと? じゃあそこに行きたいんだけど、気球か何か出してくれないかなあ。
ポッケ村に行きたいんだ。駄目かい?」
いきなりそんなことを言ったので受付は驚愕の表情を浮かべた。ということはこのハンターはこの街から出て行くことになる。
そうなるとここからいい人材が消えてしまうわけだ。これは街側としては痛い。
「なんでいきなりそんなことを言い出すの?」
とりあえず理由を聞くと、そのハンターは
「僕の出身地だからさ」
ハンターは最高の笑顔で答えた。

「君はすごくいいハンターだからこちらとしては残って欲しいのよ。あなたを見つけてここに連れて来たのもここの街のハンター達よ」
受付はこのハンターを残すため説得してみる。この受付にとってもこのハンターとは親しくなれた縁がある。
「それで、貴方がHR6だと解った時、びっくりしたわ。まさか腕利きのハンターが倒れていたんだもの。
何があって倒れてたの? そういえばその事を聞いてなかったわよね?」
聞いてみると、ハンターは話し出した。
倒れていた理由を。

「僕は炎龍にやられて倒れていたんだ。
そのあとここに助けられたよ」
「なるほどね……
でも、何でポッケ村にこだわるの?」
これを聞いたらハンターは、
「思い入れのある仲間を探すため、かな」

「わかったわ。気球を出しますね」
根負けした受付は、紙にサインをして、気球のところへ案内する。
「いままでお世話になりました」
「いいのよ。
じゃあ、頑張ってね。ヴィーザル君!」
ヴィーザルは大きく頷き気球を発進させた。

「ふう、これが地図か……」
ヴィーザルは地図を見てポッケ村の位置を確認し、地図を閉じたその時!
大きな鳴き声とともに気球が落ちていく。
「一体なんだ?」
空を見上げると、そこには空の王者——リオレウスが作戦成功したかのような叫びを上げた。

ドスン、と落ちた気球から降りて、地図を見る。
ここは、ポッケ村から少し遠い森丘地帯のようだ。
「くっそー、なんてこった。これじゃやば——」
ギャアオオオオ!
凄まじい咆哮を上げたリオレウスがヴィーザルの言葉を遮った。
「どうやら僕を狙ってたみたいだね。仕方ないか、じゃあ僕がやってあげるよ」
ヴィーザルは槍を構えた。

龍に対抗するためにつくられた槍——封龍槍【刹那】を。

4話終


えー、ヴィーザルの一人称を「僕」に変えましたよく解らないという人も多いですが。。。
Monster Hunter「永遠の漆黒」

第一章 第五話

目の前にそびえるのは、古びたとも立派とも言える巨大な屋敷。
漂っているのは、張り詰めた空気。
その固い空気を押しのけ門を開け、中に入って徒歩二分。
今度は目の前に重苦しい扉が現れた。
見るだけで精神的疲労が溜まるようなこの扉を、好きになれるはずもない。
ポケットから金色の鍵を取り出す。そして、扉の鍵穴に深々と差し込んだ。
今、伝説が開かれようとしている。扉の奥の伝説が。
耳障りな音を出す扉を完全に引ききり、静かに、しかし鼓動は忙しく波打ちながら、中に入っていく。
部屋は闇に覆われているが、しかしそこらじゅうに何かの気配を感じる。
侵食されていくような、恐怖の感覚が自身に染み込んでくる。
明かりを付けた。闇は瞬間的に消え去り、光に慣れていない瞳に眩しい明かりが入り込む。
そして目の前には三つの神器があった。
一つは、雷に当たって焼け焦げたように乱雑に黒と黄が散りばめられた大槌。
一つは、紅蓮に重なった橙が炎を醸し、見る目を紅に染め上げる対になった小剣。
一つは、漆黒を軽く超えた黒をまとい、殺気と恐怖に満ち溢れた至極の大太刀。
目に写る三つのそれらからは、触れる事すら禁忌だと言わんばかりの殺気が感じられる。
もはや生き物だった。あるだけで空間が歪むような違和感が周りの空気に混じる。
手を伸ばせば届く距離まで近づく。感覚が狂いそうになる。
手を伸ばす。頭がショートする。
触れる。
平常心に戻る。
手に取る。何も感じない。それが常識であるかのように。
鍵を閉める。歩く。家に戻る。
何の変哲もない動作を、何の変哲もない顔で淡々とこなす。
只一つ、背中に背負っている大槌だけが違和感を周りに撒き散らしているばかりである。
「揃った」
三人……いや四人。狩人が始動する。
「龍、炎、雷……始動」


「だから大丈夫だって!」
「イヤ、ダメだ!まだ早いよ!」
——ドスランポス。鳥竜種肉食類。その鋭い爪と牙から、強烈な斬撃が繰り出される。連携力が高く、子分のランポスとチームプレーを生かした攻撃に倒されるハンターも多い。上級ハンターでも注意が必要。傷付いたら体力の回復を優先する——
どの家のにも必ずある、ハンター基本書の一文。
「今日だって十頭のイーオスを倒したじゃん!」
「ドスレベルと通常レベルの違いがまだ分かってないよ!訓練所で初心者訓練を受けるべきだよ!」
「でも本当に大丈夫だって……」
「ハァ……分かったよ。但し、危なくなったらいけないから、もう一人連れてくよ」
「帰って来たぞー」
呑気な声が耳に入る。
「お、ラグナにリラか。今日から君達とチームを組もうと思っている雷藤レグルだ。よろしくー」
ケロッとしていて、どこか抜けているような声。和むというか鈍いというか。
「名前も教えといたから。あ、因みに彼が付き添いだからね」
「レインが来る訳じゃないの?」リラが口を挟む。
「まぁ色々と仕事もあるし、三人で仲良くやってくれよ」
「で、何で勝手にチーム組むとか言ってんの?」
「いいじゃん。チームは楽しいぞぉ」
間違いではなかった。「三人寄れば文殊の知恵」というように、作戦を的確に割り出せたり、互いに協力したり、情報を共有したり……戦略が、もっと広がるのだ。
狩りの成功率も上がり、命の保障はないが生命の危険度も幾らか減る。
「まぁ……チームを組む事に異議はないけど」
「私もいいと思うよ」
「よし、じゃあまずはドスランポス狩猟に付き添うとするよ」
「三人は、森丘へと歩を進める。
ファルーサの近くには、移動用の車両で行けるクルートル森丘がある。また、ハンターの依頼には急ぎの物が多いので、速度に優れている「狩車」言われる乗り物で行く。
彼等は、新たに芽吹いたドスランポスの命を潰しにかかる。


奇跡的に書けました。以上で。
Monster Hunter「永遠の漆黒」

第一章 第五話

目の前にそびえるのは、古びたとも立派とも言える巨大な屋敷。
漂っているのは、張り詰めた空気。
その固い空気を押しのけ門を開け、中に入って徒歩二分。
今度は目の前に重苦しい扉が現れた。
見るだけで精神的疲労が溜まるようなこの扉を、好きになれるはずもない。
ポケットから金色の鍵を取り出す。そして、扉の鍵穴に深々と差し込んだ。
今、伝説が開かれようとしている。扉の奥の伝説が。
耳障りな音を出す扉を完全に引ききり、静かに、しかし鼓動は忙しく波打ちながら、中に入っていく。
部屋は闇に覆われているが、しかしそこらじゅうに何かの気配を感じる。
侵食されていくような、恐怖の感覚が自身に染み込んでくる。
明かりを付けた。闇は瞬間的に消え去り、光に慣れていない瞳に眩しい明かりが入り込む。
そして目の前には三つの神器があった。
一つは、雷に当たって焼け焦げたように乱雑に黒と黄が散りばめられた大槌。
一つは、紅蓮に重なった橙が炎を醸し、見る目を紅に染め上げる対になった小剣。
一つは、漆黒を軽く超えた黒をまとい、殺気と恐怖に満ち溢れた至極の大太刀。
目に写る三つのそれらからは、触れる事すら禁忌だと言わんばかりの殺気が感じられる。
もはや生き物だった。あるだけで空間が歪むような違和感が周りの空気に混じる。
手を伸ばせば届く距離まで近づく。感覚が狂いそうになる。
手を伸ばす。頭がショートする。
触れる。
平常心に戻る。
手に取る。何も感じない。それが常識であるかのように。
鍵を閉める。歩く。家に戻る。
何の変哲もない動作を、何の変哲もない顔で淡々とこなす。
只一つ、背中に背負っている大槌だけが違和感を周りに撒き散らしているばかりである。
「揃った」
三人……いや四人。狩人が始動する。
「龍、炎、雷……始動」


「だから大丈夫だって!」
「イヤ、ダメだ!まだ早いよ!」
——ドスランポス。鳥竜種肉食類。その鋭い爪と牙から、強烈な斬撃が繰り出される。連携力が高く、子分のランポスとチームプレーを生かした攻撃に倒されるハンターも多い。上級ハンターでも注意が必要。傷付いたら体力の回復を優先する——
どの家のにも必ずある、ハンター基本書の一文。
「今日だって十頭のイーオスを倒したじゃん!」
「ドスレベルと通常レベルの違いがまだ分かってないよ!訓練所で初心者訓練を受けるべきだよ!」
「でも本当に大丈夫だって……」
「ハァ……分かったよ。但し、危なくなったらいけないから、もう一人連れてくよ」
「帰って来たぞー」
呑気な声が耳に入る。
「お、ラグナにリラか。今日から君達とチームを組もうと思っている雷藤レグルだ。よろしくー」
ケロッとしていて、どこか抜けているような声。和むというか鈍いというか。
「名前も教えといたから。あ、因みに彼が付き添いだからね」
「レインが来る訳じゃないの?」リラが口を挟む。
「まぁ色々と仕事もあるし、三人で仲良くやってくれよ」
「で、何で勝手にチーム組むとか言ってんの?」
「いいじゃん。チームは楽しいぞぉ」
間違いではなかった。「三人寄れば文殊の知恵」というように、作戦を的確に割り出せたり、互いに協力したり、情報を共有したり……戦略が、もっと広がるのだ。
狩りの成功率も上がり、命の保障はないが生命の危険度も幾らか減る。
「まぁ……チームを組む事に異議はないけど」
「私もいいと思うよ」
「よし、じゃあまずはドスランポス狩猟に付き添うとするよ」
「三人は、森丘へと歩を進める。
ファルーサの近くには、移動用の車両で行けるクルートル森丘がある。また、ハンターの依頼には急ぎの物が多いので、速度に優れている「狩車」言われる乗り物で行く。
彼等は、新たに芽吹いたドスランポスの命を潰しにかかる。


奇跡的に書けました。以上で。
と、酒場のドアが勢い良く開き、そこから1人の女性が飛び込んで来た。
彼女もハンターなのだろうか、背中には一振りの太刀を背負っている。
流れるように豊かなブロンドの髪を靡かせ、右手に1通の手紙を躍らせている。
その花のような笑顔と言い、お茶目な身振りと言い、間違い無く可愛いと思われる人種であろう。
彼女はじっと座っている若者の近くまで来ると、透き通るような声で呼びかける。
 「ほら、トム見て!久しぶりにポリーから手紙だよ!」
 それを聞くと同時に、トムと呼ばれた彼は、慌てて背筋を正し、女性ハンターの方に向き直る。
 「何だって!?サラ、それ本当かよ?ちょっと見せてくれよ。」
サラと呼ばれた女性の返事を待たずに、トムは手紙を手に取り、世話しなく目を動かす。
やがて手紙を一通り読み終わると、にんまりと笑いながら、女性の方を向く。
 「まさか、あいつが新人の教育を引き受けるなんてな。意外としか言いようがないぜ。
果たして、あんな横柄な態度でちゃんとコーチなんて出来るのか?」
 悪戯っぽい笑顔を見せるトムに対し、サラはすかさず反論する。
 「そんな事無いよ!ああ見えて情が厚い性格だって、知ってるでしょ!?
ここは優しく見守ってあげるのが普通だと思うよ!向いていないなんて!」
 少々強めに言われ、トムは慌てて首を横に振る。
 「大丈夫だって。ちゃんと分かってるって。
それより、その弟子が俺の故郷出身だとは、我ながらびっくりだぜ。
しかも、『英雄』みたいになりたくてハンターになったんだってよ。
俺に憧れてハンターになってくれたなんて、聞いてるこっちも嬉しくなってくるよな。」
 そう言いながら、トムは過ぎ去った過去に思いを馳せているようだ。
もう帰って来ない若かりし頃が、次々と彼の胸をよぎっては消えて行く。
 「トムの後輩なんだ!きっとお茶目な可愛い子なんだろうね!
どんな人なのか、一度会ってみたいな!そう思わない!?」
 早くもサラは、まだ見ぬ、そして会うかどうかも分からない相手を想像し、一人ではしゃいでいる。
端から見れば子供っぽいこの性格も、彼女の魅力となっているのだろう。
 「お茶目ねぇ。おっとり屋とも書いてあるぞ。
まあ、素直に自分の気持ちを相手に伝えられる奴だったら良いよな。
確か、半年だったか?サラが俺に告白するのにかかった時間は?」
 サラは頬を赤く染めながら、むきになって言い返す。
 「むっ!そんなぁ!ひどいよ!人の事言えないでしょ!?
トムだって、私の気持ちを分かってくれるのに、どれだけかかったの!?」
 痛い所を突かれたトムは、黙って下を向く。
 「そういえば、ポリーは欠点も魅力の内だって言ってたね!
てへっ、トムの欠点より私の欠点の方が可愛げがあるよ!」
 見事に論破されたトムは、苦笑いしながら答えを返した。
 「そっちの話になると、何かサラって意地悪だよなぁ。」

 その頃ジョバンニは、屋敷の空気にすっかり馴染んでいた。
ガチガチに固まっていた姿はもう見られず、楽しそうに切り出す。
 「明日の狩り、頑張ろうね。
英雄とまではいかないけど、それなりの腕前にはなりたいからさ。」
憧れの存在に思いを馳せているうきうきした様子を、屋敷の誰もが読み取ることが出来た。

番外編 完
ふう、ようやく宿題が終了しました。
レポート5000字はきついです…。
では、授業まで時間があるので、書きますか。
あ、今日は番外編ですよ。

The Endless Journey

 -番外編 後継者の登場-

 真っ白で染み1つ無いテーブルクロスが掛けられた食卓には、次々とご馳走が運ばれてくる。
クックのレッグロースト、モスの丸焼き、雪山草サラダ、水竜の鉄火巻き…。
どこも故郷や修行場では味わえない、豪華な逸品ばかりだ。
大勢のお手伝いさん達に見守られながら、ジョバンニは緊張した面持ちでナイフとフォークを動かしす。
向かいに座るジャネットは、時々不思議そうにジョバンニの顔を覗き込んでくる。
 「一体どうした?何か悩みでもあるのか?」
 「大丈夫、ただ緊張しているだけだから…。」
 根っからの庶民であるジョバンニが、貴族の家で夕食をご馳走になって、緊張するのは当然である。
場の空気が違うというか、何となく馴染めない。
 「ふっ、心配するな。明後日には、すっかり慣れているだろうからな。
そろそろ前菜は終わりか。久々にお前の作ったカジキマグロのムニエルが食べたいぞ。」
 横に控える用心棒に話しかける令嬢を見ながら、ジョバンニは少し落ち着きを取り戻した。
確かに空気には馴染めないが、ここの人達が自分を歓迎してくれていることだけは、確実だ。
ジャネットも自分を気遣ってくれているのだから、硬くなることは無いだろう。
ここは、何か自分から話題を振った方が良いかもしれない。
 「ところでジャネット。僕の村出身の英雄の事って知ってる?」
意外な話題に、令嬢は思わず身を乗り出してしまう。
 「お前の村出身の英雄?それは興味深い。是非とも聞かせてもらおう。」
 待ってましたとばかりにジョバンニは頷く。
 「よーし、教えちゃおうか。僕の目標の人を。
彼、『目標への階段』っていう話に詳しく紹介されていたんだよ。」
 ジョバンニはかねてからあこがれていた、1人の英雄の事を話し始めた。

 所変わってここはアルペン村。高山地帯の村である。
この村はつい二十数年前に立てられたばかりの小さい村だが、村長が女性、村人はみな個性的、労働力としてポポとアイルーが多く使われているなど、雑誌や機関紙によく話題を提供している。
そしてこの村は、とあるハンターの1人立ちの土地として、英雄伝に詳しく紹介されていた土地であった。

 粉雪が舞う夜の村の集会所は、依頼に出かけるハンターも少なく、しんとした空気が漂っている。
隣接する酒場には、幾組みかのハンター達が集い、1日の労を労っていた。
酒を酌み交わす者、村人と雑談に興じる者、はたまた明日に備えて装備を整える者など、それなりに賑やかな空気を演出していた。
彼らの殆どは、まだ10代後半か、20代になったばかりの若者である。
この村は、最近ハンター養成の地として名を馳せており、平野部から修行に来る青年が後を絶たないのだ。

 そんな若い彼らの光景を、1つのテーブルからじっと見つめているハンターがいた。
年は20代後半辺りだろうか。少々小柄ではあるが、その表情はあどけないものの、格好良いという形容詞が似合うだろう。
少々長めで寝癖が目立つ薄い茶色の髪に左手をあてがい、何か考え事をしているようだ。
 「ふう、今の村の主役はあいつらか。俺も昔はあんな感じで輝いてたよな。
まだまだ人生これからのはずなのに、歳とったなあ…。
ま、あいつらも誰かのために戦うってハンターになってくれるから、良っか。」
 苦笑いをしながら若者達を見守る彼の傍らには、青い双剣が置かれている。
鋭く輝くその刃は、並大抵の力量では扱えないことを物語っている。

続く
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メーカーカプコン
発売日2007年2月22日
HP公式ホームページ
年齢区分C(15才以上対象)
通信モードアドホック通信
JANコード4976219021210
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