今作はイズナがダンロン2の罪木にしか思えねえ!!
・・・・・・はい、中の人が同じなんです。ついでに言うとフィルディア艦長はPSPO2のユート君なんですよ。信じられねえ・・・・・・

冗談はここまでにして、このシリーズのファンな私が感じたことを書きますね。
VITAでオフラインのみの作品ということで、携帯ゲーム機の恩恵である「いつでも、どこでも」できるファンタシースターですね。VITAなのでグラフィックや音声に何も問題はありません。
ストーリーも王道ですね。ただ主要キャラが死亡するのは、今まであったかな?といった感じです。アクションゲームとしては良ゲーだと思います。細かいところや、自分の好みで不満な点は多数あります(ハンターで射撃武器装備させろ、キャストがテクニック使うにがどうしても違和感がある、なぜ微妙にPSO2と操作性が違うのか。おかげでナックルが全然使えねえ、PSO2とクラスを統一してくれ等)が、一般的には良ゲーと言えるものだと思います。

ただタイトルにある通り、「このゲームは果たしてファンタシースターなのか」と思います。
一言で言えば、ぬるい。
ファンタシースターは、最強武器をドロップするために彷徨い、またレベル上げのために彷徨い、強い武器を手に入れるゲームだと思います。そしてこの絶望的な難易度こそ、このゲームをやりこむ理由だと思います。
では、今作は、というと、ぬるい。レベルは各クラス100でカンスト、最強武器も作るのに時間はかからない、挙句にはクエストにそのクラスで行かなくても経験値が大量に入る。このことを考えると果たしてこれはファンタシースターシリーズではなく、別のシリーズではないかと思うわけです。「ゆとり仕様」と言ってしまえばそれまでですが、全ての難易度が著しく低いと思います。

良い言葉で言うなら「敷居が低くなった」、悪い言葉なら「難易度が激減した」作品だと思います。多分私が初心者なら、前者でレビューしていたんでしょうね。過去のシリーズをやっていたからこそ、後者になったのです。
ただのアクションゲームなら文句はないでしょう。ですがファンタシースターというタイトルがつくと、「これは何か違うかな?」と思ってしまうのです。

補足:過去のシリーズに比べて「やり込みの難易度が低い」というだけで、「やり込み要素が少ない」わけではない。拠点作り、衣装作りだけでもかなり遊べる作品である。