今回はチューニングカーゲームではなく、完全にスーパーカーゲームになってしまった。
まだ途中だが、ゲーム内容はレーサーモード(今までのNFSみたいな感じ)と警察モード(レーサーを追跡しテイクダウンする)のレースポイントが地図上に現れ、クリアーする事に次のイベントが現れるシステムになっている。(レーサーのみや、警察のみの片方だけ進めることも可能。)
残念な事にチューニングやエアロパーツの変更と言ったシステムは無く、カラーのみ変更可能。
故に以前のNFSの様な、テクと気合があれば好きな車をチューニングしつつ乗り続ける事が不可能。
チューニング等が不可の代わりなのか、007のボンドカーの様な、スパイクベルトや周囲の無線や電子機器を無効にする装置等が(使用回数制限あり)装備されている。
車種選択においてもレベル毎に車種が振り分けてあり、イベントを選択するとそのイベントのレベルに振り分けられた中の車種から選択するシステムとなっている。
OFFラインでは寂しい限りだが、ONライン中心となっている昨今では他のプレーヤーとの平均化の為に致し方ないのか?
以前のNFSの様にOFFラインはチューニングカー、ONラインはノーマルカーで、位の事は簡単に可能だと思うのだが。
NFSMWファンとしては、今回の出来は非常に残念としか言い様が無い。
チューニング要素が全く無いのでは、同時期に発売されたGT5へのアドバンテージが見出せず、サーキットではなくストリートレースゲームでなければと言う方以外へは、お勧め出来ない。
操作性に関してはNFSUCから比べ、かなり良くなっている。
ちなみにフリーランモードはあるが、ライバル車や警察車両との遭遇はなく完全なフリー走行になっている。

追記
オフラインモードをクリアーしました。(トロフィーは別で)
クリアー間際になって面白くなってきました。
前記同様、NFSアンダーグラウンドファンにとって、チューニング・エアロ交換要素が無いのはやはり残念な事だが、このゲーム単体で見れは十分完成していると思う。
NFSアンダーカバー辺りから始めたユーザーには十分楽しめる内容と思う。
GTシリーズの様に、サーキットのレコードラインをトレースする様なドライブシュミレーター系ではなく、実際の公道の様に一番のポイントは一般車をどう捌くかがポイントであると思われる。
300キロオーバーで一般車をすり抜けたり、見通しの悪いコーナーでは対向車を予測してインサイドを通らない、アウトサイドに一般車が走っているからインべたで走行するなど、レコードラインはあって無い物、そこがGTシリーズとの大きな違いで、このゲームの面白さと思われる。
もちろん、レーサーとポリスの鍔迫り合いも十分楽しめる内容となっていた。
個人的に、決して損な買い物であったとは思わず、NFSシリーズとは別物として捉えれば十分納得の行く内容だったと思う。
オンラインで他のユーザーとの対戦もバランスが良く、十分楽しめている。