海外でも中古ゲームソフトの流通がゲーム会社の悩みの種になっており、次世代機では中古ソフトを排除するような仕組みの導入を求める声もあります。しかし、任天堂オブアメリカのマーケティング担当副社長を務めるScot Moffitt氏はGameSpotの取材に対し、そのような計画は無いと述べました。

「任天堂がこの問題に対して正式見解を出しているかどうか分かりません。しかし、これはマーケットの問題です。少なくとも現時点においてWii Uは中古ソフトを排除するような仕組みは持っておりませんし、そうするつもりもありません」

日本ではゲーム会社と流通との訴訟にまで発展した中古ソフト問題。米国でもゲーム専門店や量販店で中古ソフトの取り扱いが年々増加。専門店の中では大半の収益を中古が稼ぐというような状況も生まれています。中古ソフトでは基本的にはゲーム会社には利益が入らず、拡大を阻止するため、DLCコードの封入などの対策が撃たれています。