崇拝する魔王や天使を調教し、欲望渦巻くリンボツアーへ。
「傲慢の罪」により天界を追放され、その力を封印された元・大天使ルシファー。
地上で女子高生の十束真莉亜と運命的な出会いを果たしたルシファーは、
自身の体内に残された「天使の血」を真莉亜に預け、代わりに彼女の心臓を奪う。
そして二人は互いの命を握り、守り合う共生関係となった。
やがてルシファーは他の大罪たちを次々と屈服させ、
さらには神と天使による世界再創造計画をも阻止。
「傲慢の魔王・ルシファー」として、七つの大罪の首座へと迎えられる。
しかし、その喜びも束の間――
ルシファーに敗れた「虚飾の魔王・ベリアル」が再び現れ
第三の勢力を率いて真莉亜を連れ去ってしまうのだった……。