いにしえの大陸に、“アルフヘイム”と呼ばれる神の地が存在する。
かつて、この世界で栄華を誇った竜たちが滅びてから、長く時は流れた。
竜の魂は結晶化して、世界に散らばっていた。
しかし、あるときドラゴンの生存が確認される。彼の名は“煌竜イルバーン”。
失われた竜の力を求めて、帝国軍や教会勢力、
そして竜に仇なす者“ドラゴンスレイヤー”が動き始める。
彼らの手からドラゴンを救ったのは、ひとりの“少女”だった。
やがて“竜の奏者”と呼ばれる戦士たちがドラゴンのもとに集う。
ドラゴンの脳裏に、幼いころ傷ついた自分を助けてくれた“少女”の記憶が蘇る。
それは、運命の再会だった。
ドラゴンと少女を巡る、美しくも切ない物語が奏でられる。