多くのファンをもつ戦術級シミュレーションゲーム「アドバンスド大戦略」。前作から3年を経て登場した本製品は、シリーズの発売15周年記念の作品となる。ストーリーは1939年のポーランド侵攻に始まる第2次世界大戦におけるドイツ帝国の興亡を背景にシナリオ形式で演出。小説家佐藤大輔氏を監修に起用し、史実とは違った架空世界でのIFシナリオを楽しめる。
プレイヤーは戦況に応じて変化するルートを自ら選択し、自分だけの歴史を作り上げる事が可能となった。本作は勝利条件を大幅に変更し、ポイント制を導入。重要拠点の占領、敵軍撃破によって変動するポイントで、あらゆる戦局をサポートし、従来は困難だった撤退戦や拠点防御などもリアルに再現できる。また、総数2000種を越えるフル3Dの兵器群など、武器マニアにはたまらないデータも魅力のひとつ。3段階のゲーム難易度が用意されているので、上級者はもちろん、初心者でも安心してプレイできる。(三井貴美子)