飛空艇
ジン「なんでお前と一緒に残らなきゃいけねぇんだよ!」
サヤカ「別にいいでしょ?今まで二人きりなるなんてなかったんだしさ!」
ジン「はぁ~!」サヤカ「なんでため息なんか・・・私と二人きりになるの嫌だって言いたいの?」
ジン「別にそういう訳じゃねぇよ!」

サヤカ「じゃあ何で?」ジン「何でって・・・いやだから不思議だなっと思ってたからさ!」
サヤカ「思うって?」ジン「そんなの決まってんじゃん!」サヤカ「何を?」
ジン「えっ?いやだから不思議だな?って!」サヤカ「何が不思議なの?」

ジン「サヤカと・・・」サヤカ「私と?」ジン「お前とこうやって二人で話す事が不思議だなって!」
サヤカ「はぁ~!」ジン「なんだ?本当の事を言っただけだぞ!」
サヤカ「ジンって何言っても通じないんだね!」

ジン「じゃあ一体何て言えば良かったんだ?」
サヤカ「そうね!『私の事を一番に思っているからちょっとだけ自棄になって言っただけ』って
じゃあ言ってみて?」ジン「何を?」サヤカ「あたしの言ったこと!」
ジン「また今度な!」サヤカ「今言って?」ジン「今言っても無駄になるだけだ!」

サヤカ「今じゃなきゃダメなの!」
ジン「そのうちな!」サヤカ「そのうちっていつ?」
ジン「そのうちは、そのうちだ!」サヤカ「早く言って」
ジン「サヤカノコトイチバンニオモッテルカラ・・・」
サヤカ「何言ってるの?っていうか早口で聞き取れ無かった!」

ジン「サヤカが早く言えって言うから早く言ったぞ!」
サヤカ「その速さじゃなくて早く言うってこと!」
ジン「もぅ分かったよ!言えばいいんだろう?
『サヤカの事を一番に思っているからちょっとだけ自棄になって言っただけ』
これでいいだろう?」

サヤカ「30点ね!」ジン「はぁ?点数付けられるなんて聞いてねぇぞ!」
サヤカ「やっぱりジンには、女の気持ちが分からないんじゃダメな男になるね!」
ジン「なんだよ!それ」

サヤカ「ジン?もっと勉強した方がいいんじゃない?」
ジン「小学生に戻れってか?」
サヤカ「うん!今のジンは、女の気持ちも分からない!
いつまでもやりたい放題でサボってばっかり!」
ジン「んなことねぇよ!」サヤカ「ほら~今だって私に強く当たる~!」

ジン「しかたねぇだろう!」
サヤカ「仕方ない?私と居たことも仕方なく付き合ってるって事?ジンって最低な男だったんだね!」
ジン「はぁ?」サヤカ「あんたを・・・殺して、私も・・・死ぬ!」

ジン「サヤカ?」サヤカ「止めても無駄!さぁ!ジン!覚悟しなさい!」
ジン「おい!どうしたんだよ?サヤカ!」
サヤカ「おりゃ~・・・」

ジン「・・・」
サヤカ「どんなもんよ!私を怒らせるとこう言うことになるから気を付けてよね!」
ジン「・・・」サヤカ「ジン?なに寝てるの?・・・」

ジン「・・・」サヤカ「ジン?・・・ねぇ?ジンってばぁ~!・・・!ジン!目を冷まして!」
ベイル「ふぅ~疲れた!ってサヤカ!楽しい時間過ごせたか?」

サヤカ「ベイル!・・・ジンが!」
ベイル「ジンが?寝てるんじゃねぇか?」
サヤカ「し・・・しん・・・死んじゃった!」

ジン「ふぅ!避けきれたぜ!」サヤカ「ジン!」
ジン「ん?おっ?ハゲベイル戻ってたのか?」ベイル「ハゲって言うな!」
サヤカ「死んだんじゃないの?」ジン「あの衝撃ぐらいで死ぬわけねぇだろう!」

サヤカ「でも・・・よかった!」ジン「んっ?どうした?」
サヤカ「・・・ジンが・・・本当に・・・死んじゃった・・・って思ってた!」
ジン「死んだほうが良かったって事か?」
ベイル「サヤカが言いたいのは、ジンが本当の事故や病気などで死んじゃったらどうしようって
思ってたからって!」

ジン「そっか!そりゃそうだな!俺もお前らが一人でも抜けたら悲しい気持ちになる!」
サヤカ「やっと言ってくれたね!」
ジン「うん!よし!これからもトレジャーハンターとしてやっていくか!なぁベイル!」
ベイル「うん!」





結果

SFF(シャイニングフォースフェザー)閲覧ドラマ!第6話「ファイブガールズとトレジャーハンター」お楽しみに


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