〇フータ〇
エピソード4「フータ、化石発掘をはじめる!?」

【1話】
フゥ……
あなたにこんなコト言うのもどうかと思うのですが、わたくしね…
○○さんの若さがウラヤマシイですよ…ハイ
わたくしね、幼いころは考古学者になりたかったんです…
世界のあちこちを飛び回って、誰も見た事の無い化石…
特にきょうりゅうの化石を発掘するのがユメだったんですよ…
エ?
化石ならここにいても見られるとおっしゃるのですか?
いやぁ、○○さん…
古代へのロマンとはそういうモノではないでしょう?
自分の力でさがし、ほり出すプロセスに真実があるんです、ハイ
ムッ!
…ホホー、○○さん、その言いかたはあれですね?
わたくしへの挑戦と受け取っていいのですね?
ホホー…
よしっ、決めました!
わたくし、これから毎日少しずつヒマを見つけて、
化石探しのフィールドワークを始めるコトにします!
○○さん、わたくしの掘り出す化石に期待していて下さいよ!


【2話】
ムー……
いえ、わたくしこないだ○○さんに言いましたでしょう?
業務の合間にヒマを見つけて、
化石探しのフィールドワークを始めるって…
あの時は勢い余ってかなりの大口を叩いてしまいましたけど、
実際に化石を探してみるとやっぱり、甘いモノではないですね…
重たいスコップを持って地面をほじくり返すコト数時間…
つくづく自分に肉体労働が向いていないと、
認識を新たにした次第でございまして…ハイ


【3話】
フゥム……
いえ…地道に化石さがしのフィールドワーク、続けているのですがね?
正直言ってツライと思うコトもしばしばですよ…
そりゃもう、アレですね…
スコップで土をひとほりした時に、
土の中からニョロッと顔を出す「ミミズ」!
これにはまいりますよ…
そっ、そんな…っ!
ちょっと考えてみて下さいよ?!
あの細長い生き物が土から顔を出したとたん、
ものスゴイ勢いでのたうち回るんですよ??
一瞬にしてゾワワワワ…
鳥ハダが立ってしまいます
あ…いえ、もっと深く掘らないと化石なんて出てこないのは、
モチロンわたくしも分かっているのですけどね…


【4話】
ホホー……
いえ…昨夜は少し、化石探しに熱が入りすぎましてね…
業務の傍ら、フィールドワークを続けるのは、
そろそろ限界かな、と思っている次第でありまして
こう見えてもわたくし、まだギリギリ20代なんですけどね…
ま、それはそうとして、こないだちょっと面白いコトがあったんです
あの日もわたくしは業務の合間にスキを見つけ、
怪しそうな地面をスコップでひたすらほじくっていたのですけれども、
しばらく地面を掘っていると何か固いモノが、
スコップの先に触たのでございますよ
わたくし、初めて化石を見つけた嬉しさに、飛び上がらんばかりでした!
…ところがですね、土をかきかきほり出してみると、
それは化石とは似ても似つかないモノだったんです、ハイ
プラスチックででちら丸い人工物…
さながらボールのオモチャでした
わたくしがそれをペタペタさわっていると、
パカッとそのプラスチックボールは割れたのでございますです
中にはお手紙が2通入っていたのでありまして…
エエ、わたくしがほり当てたのはいわゆる
「タイムカプセル」だったというワケです、ハイ
で、悪いとは思いながらもわたくし…
そのお手紙2通をこっそり読ませていただいたのです、ハイ
ま、それはともかく…1通目のお手紙にはですね、こんなコトが書いてあったんです
「おおきくてなんでもうってるおみせをもちたい」
なんかミミズがのたうったような字でしたね
子どもの文字でした
もう1通のお手紙にはキレイな…とはいえ、これも子どもの文字で、
「ちいさくてもステキなおみせをもちたい」
…とまあ、こんなコトが書いてあったんです、ハイ
わたくし、なんだか心があたたかくなった気がして、
お手紙をカプセルにしまい、また、土の中に埋めておきましたです、ハイ!


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