東京都の整った街並みを白鳥恐気(しろどりきょうき)という変な名前の高校生が歩いている。これは小説だが某ラノベのような特殊な能力を持っていたりするわけでもない。今日、7月12日、恐気は夏の暑さに負けながらコンビニで買ったおにぎりを頬張りながら歩いている。最高気温31度の今日は道行く人すべてが半袖である。恐気を例外ではなく半袖である。学校が終わったらコンビニで何か買って食べながら帰る。これが彼の『日常』である。
(思いっクソ暑いなぁ)
そう思いながら自分の家まで歩く。そこで彼は全身が黒で統一された不審者です。はい。と体でいっている男に肩を掴まれて、あっというまに近くの裏路地に引きずられる
。握力どんだけあるんだよ。といいたくなるほど掴む力が強い。
「だれだよ!お前!なに?これは誘拐です助けてーのオチ?」
妙に冷静な恐気をそのまま引きずって男は目の前に現れた変な穴に入った。恐気はなんだこれ。某アニメのタイムマシン?とか考えてる内に穴の外に出た。



ここから彼の『日常』が終わりを告げ、彼の『非日常』がおとずれる


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ほんとごめんなさい!