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白いイナズマ

Brave・Quest

雑談

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    白いイナズマ No.11818859 

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    第19章 「天界エンジェランド Part2」

    ピット「着いたよ。ここがパルテナ様の神殿だ。」

    ユース「スゴイ... 綺麗な神殿だね。」

    ピット「ありがとう。
    パルテナ様も、きっと喜んでくれるよ。
    さあ、中に入ろうか。」


    ユースたちは、ピットに連れられて、神殿の中に入った。

    ピット「パルテナ様〜
    ピットは、2人のお客さんを連れて戻りましたよ〜」


    数秒が流れた。

    ピット「...あれ、いないのかな?
    ちょっと探してくるね。」

    ユース「あっ、ちょっと待って。
    オレたちも手伝おうか。」

    ピット「ありがとう。手分けして探そう。」

    ユース「じゃあ、オレは左の廊下。
    セラは右の廊下、ピット君は中央の通路に分かれよう。」

    ピット・セラ「分かった。」


    ー1時間後...

    ユースは、最初の部屋に戻ってきていた。

    やがて、ピットとセラも戻ってきた。

    ユース「そっちにはいた?」

    セラ「いないわ。」

    ピット「いなかったよ。
    ホント、どこに行っちゃったんだろう?」


    ???「隊長ー! どうかしました?」

    ピット「あっ、イカロス。ご苦労様。
    実はパルテナ様が行方不明なんだ。

    さっきまで、この神殿にいたんだけど...
    ボクが外に出て行って、戻ってきた時にはいなかったんだ。」

    イカロス「何ですと!?
    それは大変ですね。
    今すぐ、捜索網を張ります。

    ところで、こちらの方々は?」

    ユース「オレは『ユース』、『ユース・グリンホルン』です。」

    セラ「私は『セラ』。
    ユースのサポート役の美少女妖精よ。」

    イカロス「これはこれは、はじめまして。
    私どもは、イカロスと申します。

    せっかく来ていただいたところ、申し訳ございませんが、パルテナ様の捜索にご協力願えないでしょうか?」

    ユース「いいですよ。」

    セラ「いいわよ。」

    イカロス「ありがとうございます。」


    ピット「神殿の中には、いなかったから、外を探してみようか。」

    ユース・セラ「分かった。」

    ユースたちは、外に駆け出した。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11820446 

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    第20章 「パルテナ捜索命令」

    ユースたちは、一日中エンジェランドを駆け回った。
    だが、パルテナの姿はどこにもなかった。

    ピット「ダメだ。どこにもいない...
    まさか! 『混沌の遣い』!?
    いや、そんなはずは...」

    ユース「『混沌の遣い』って何?」

    ピット「『混沌の遣い』はね、かつてパルテナ様の魂を乗っ取って、操り、地上やエンジェランドをめちゃくちゃにした恐ろしい魔物だよ。

    でも、エンジェランドの平和な様子からして、混沌の遣いが原因ではないみたいだね。」


    その時、どこからともなく声が響いた。

    ???「ピットよ。だいぶ困っておるようじゃのう。」

    ユース「その声は!?
    『自然の賢者 ナチュレ』!?」

    ナチュレ「ほう、覚えていてくれたのか、ユースよ。

    そなたがそこにいるということは、エンジェランドのトップファイター、『ピット』に会えたということじゃな。」

    ユース「はい!」


    ナチュレ「ピットよ。状況は分かっておる。
    パルテナが行方不明なんじゃろう?

    自然軍にも捜索させるから、そなたはユースの手伝いをしてやってくれんか?」

    ピット「でも...」

    ナチュレ「大丈夫じゃ。安心せい!
    自然軍の捜索隊には、我が軍の最高幹部『電光のエレカ』を指揮官として派遣する。」

    ピット「ああ、あの『マジヤバでチャケぱねえ、エレカたん』ね。」


    その時、ピットたちの背後で声がした。

    ???「あら、ピット君、久しぶりね。」

    ピット「えぇぇ! もう来たの!?
    電光のエレカ!」

    エレカ「当たり前じゃない。
    私は『稲妻のパワーとスピードを備える、クールビューティ』よ。」

    ピット「もしかして、さっきボクが言ったこと、聞こえてた?」

    エレカ「何のこと?」

    ピット「良かった...」

    エレカ「どうでもいいけど、ユース君のこと、手伝ってやりなさいよ。

    『パルテナ様好き好き』なのは知ってるけどさ...
    ここは私たちに任せて、ユース君の手伝いをしてあげた方が、パルテナ様も喜ぶと思うけどな〜」


    ピットはしばらくして、こう答えた。

    ピット「分かったよ。
    まっ、エレカがいるなら安心だな。」

    ピットは、ユースの方に振り向いた。

    ピット「というわけで...
    これからよろしく! ユース君。
    ええと、普通に『ユース』って、読んでもいい?
    キミも、呼び捨てにしてくれて構わないからさ。」

    ユース「いいよ。よろしくな! ピット。」

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11821731 

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    第21章 「新たな旅立ち」

    セラ「...ピット君と一緒に冒険できるなんて、チョー感激!
    で、どこに行く?」

    ユース・ピット「...」

    ナチュレ「何じゃ? そなたら次の目的地を、まだ決めておらんのか?

    しょうがないのう...

    じゃあ『ネオフロート島』に行ってみたらどうじゃ?
    高温多湿気候の湿地帯の島じゃ。

    その湿地帯のどこかに、海底に繋がる洞窟があると聞く。

    そこに『水の賢者』がおるのではないかのう?」

    ピット「海底と言えば...
    タナトスの海底神殿もあるけど、あそこはあくまでもタナトスの神殿だから、水の賢者がいるとは考えにくいか...

    よし、そこに行こう。」

    ユース「賛成!」

    ナチュレ「決まったようじゃな。
    では、わらわのチカラでネオフロート島まで送ってやろうぞ。

    さあ、目を閉じよ。」


    やがて、ユースたちは光に包まれた。

    ー水の雫が肩にかかる。

    ユース「これは...雨?」

    ユースは静かに目を開いた。

    鬱蒼と生い茂る密林が目の前にある。

    ユース「ここが...『ネオフロート島』...」

    ピット「ユース、行こう。
    湿原は森の中だよ。」

    ユース「うん、行こうか。」

    ユースたちは、密林に足を踏み入れた。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11821754 

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    第22章 「ネオフロート島」

    ー雨は止むことなく、降り続いている。

    ピット「...変だな。魔物が全然現れない...」

    セラ「言われてみれば、そうね...
    モノアイすら出てこないわね。」

    ユース「魔物が出てこないなら、楽勝じゃん。」

    ピット「ずっとそうなら良いんだけど...
    何か嫌な予感がする...」


    ー約1時間が経過した。
    ユースたちは、湿原に辿り着いた。

    ユース「ここの水たまりのどこかが、海底に繋がっているんだよね?」

    ピット「水たまりがどうかは分からないけど、多分そうだな。
    周りは木ばっかだし、入り口があるとすれば、水たまりかな。」

    ユースたちは、水たまりを手当たり次第に探っていった。


    ユース「この水たまり、どれも浅いね。
    地下に空洞があるとは思えない。」

    ピット「水たまりが入り口ではなかったみたいだね。
    結局、大湿原の反対側まで来ちゃったか...」

    セラ「ねえ、ちょっと雨宿りしない?
    ここの木の下とか、ちょうど良さそうよ。」


    セラは、そう言って木の下に向かった。

    セラが突然、声を上げた。

    セラ「...って、えぇぇぇ!!
    ちょっと、あんたたち、早く来なさいよ。」

    ユースたちは、駆け寄った。

    ユース「何だよ。いきなり大声だして...」

    セラ「ちょっと、これ見なさいよ。
    木の中に階段があるわよ。」

    ユースたちは、それを見て驚愕した。

    木の一部がくり抜かれ、中に下に降りるための階段がある。

    ユース「これって...」

    ピット「海底に繋がる洞窟の入り口のようだね。
    行こうか。」


    ユースたちは、地下へと降りて行った。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11821780 

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    第23章 「海底を目指して」

    ユース「深いな、この洞窟。
    しかも、暗い。」

    ピット「海底に繋がる洞窟だからね。」

    ユース「そういえば、ここにも魔物はいないね。」

    ピット「そうだな... 何か不気味だな。」


    ーやがて、ユースたちの前が光で包まれた。

    ユース「眩しい...!」

    ピット「海底に到着だ。」

    ユースは、息を呑んだ。

    周囲にガラスのような結界が張り巡らされており、水が流れ込むのを防いでいる。

    ユース「海底なのに、こんなに明るいなんて...
    それにしても、急に明るくなったな。」

    セラ「あっちに、宮殿みたいな建物があるわよ。」

    ユース「よし! 行ってみよう。」

    ユースたちは、宮殿に向かって走り出した。

    To Be Continued





    ???「ククッ... ユース君、中々やるね...
    最初は、尻尾を巻いて逃げ出すかと思ったけど...

    もう、2人目の賢者か...
    だが、彼にはもっと頑張ってもらわねば...

    そうだ、海王宮に『面白い魔物』を投入しておこう...
    勇者なら、それくらいはやってもらわないと...

    クククッ...」
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    白いイナズマ No.11823014 

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    第24章 「海王宮 Part1」

    海王宮内部には、幻想的な空間が広がっていた。
    あちこちで、水が滝のように流れ落ちている。

    ユース「ここに『水の賢者』が...」

    ピット「探索しがいがありそうなダンジョンだね。
    とりあえず、ちょっとずつ探索しよう。」


    ピットは、エントランスホールの奥へ一歩踏み出した。
    ユースたちも、そのあとに続く。

    その時、背後で物音がした。

    ユースは振り向いた。

    ユース「何? 今の音?」

    ピット「気のせいじゃない?」

    ユース「そうかな?」

    ユースたちは、一歩、また一歩と海王宮の奥へ侵入していった。


    背後から、何者かが近づいてくる音が聞こえる。

    ユースは振り向くが、誰もいない。

    ユース「おかしいな...」


    ユースは再び、前を向いて歩を進めた。

    通路の両側に、水路がある。


    その時、右手の水路から大きな物音がした。

    ユース「何だ?」


    物音の正体が、水路から姿を現した。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11823061 

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    第25章 「海王宮 Part2」

    物音の正体は、水棲の魔物だった。
    いたるところから、触手が伸びている。

    ユース「何だ!? こいつは?」

    魔物は、ユースたちの頭上を飛び越え、通路の左手の水路に飛び込んだ。


    魔物は再び、水路から姿を現した。
    今度はユースたちに向かって、強力な水のビームを発射してきた。

    ピット「危ない!」

    ユースたちは、間一髪で避けた。

    ピット「ここで戦うのは危険だ。
    通路を渡り切ろう。」


    ユースたちは、走り出した。

    魔物は負けじと追いかけてきて、水のビームによる追撃を放ってくる。

    ピット「相手にしないで! 早く!」


    ユースたちは、魔物を振り切った...
    かのように見えた。

    次の瞬間、目の前の水路から魔物が飛び出した。
    魔物は、いきなりビームを放ってくる。

    ユース「この宮殿の水路は、全部繋がっているみたいだな。

    あっちに上に行く階段がある。
    2階なら来れないんじゃないか?」

    ピット「よし! 早く2階へ行こう。」


    ユース「追いかけて... 来ないみたいだな...」

    ピット「やっと一安心...」

    セラ「ねえ、あの大扉の先に『水の賢者』がいるんじゃない?」

    ユース「よし! 早く行こう。
    何か、ここには長くいたくない...」

    ユースたちは、大扉を目指して走り出した。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11823124 

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    第26章 「VS 水棲多触類 ノルマリン Part1」

    大扉が少しずつ近づいてくる。

    ユース「もうちょっと... 以外と遠い...」


    その時、部屋の中央にある池から、例の魔物が飛び出した。

    ユース「えぇぇぇ! ここ2階なのに...」

    ピット「でも、ここなら広いから戦えそうだ。
    準備はいい?」

    ユース「OKだ。」


    魔物は、水のビームを繰り出した。

    ユースたちは、回避する。

    ユース「セラ! サーチを頼む!」

    セラ「了解!
    注目対象は『水棲多触類 ノルマリン』。
    多数の触手と、口から吐き出す強力なビームで敵を殲滅する、水棲魔獣よ。
    HPは68000。

    弱点は口の中みたいね。
    身体は柔らかいみたいだから、普通に攻撃してもダメージを与えられるんじゃないかしら。

    でも、HPはかなり多いから、気を抜かないで。」

    ユース「よーし! それなら...」

    ユースは、剣で直接斬りつけた。

    ノルマリンは少し怯む。


    ピット「これなら、どうだ!」

    ピットは、神弓をダッシュ射撃で撃ち出した。

    ノルマリンは、大きく怯む。


    ユース「ピット、やるな!」

    ピット「ありがとう。

    って、ユース! 後ろ!」

    ユースの背後から、触手が忍び寄っていた。

    ユースは剣を振り下ろして、触手を切断した。
    ノルマリンは悲鳴を上げる。


    その時、一本の触手がピットの身体に巻きついた。
    触手はピットを締め上げる。

    ピット「うぅぅ... 苦しい...」

    ユース「ピットを放せ!」

    ユースは、ノルマリンの触手を叩き斬った。

    ピットは床に落ちる。

    ユース「ピット! 大丈夫か?」

    ピット「大丈夫... ユースも、かなりやるじゃん...」

    ユース「ありがと。
    そろそろ、あいつも弱ってきてるみたいだな。
    一気に倒してしまおう!」

    ピット「了解!」

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11823588 

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    第27章 「VS 水棲多触類 ノルマリン Part2」

    ユース「行くぞ!」

    ユースとピットは、ノルマリンの懐に飛び込んだ。

    ノルマリンは多数の触手で、ユースたちを叩こうとする。

    ユースたちは、それをジャンプしたり、しゃがんだりして回避した。

    ピット「2人で同時に攻撃しよう!」

    ユース「了解!」

    ピット「今だ!」

    ユースは剣でノルマリンの口を斬りつけ、ピットは神弓を同じ場所に放った。


    ノルマリンは倒れ、水中に沈んでいった。


    ユース「やった!
    早く賢者の部屋に行こう!」

    ユースたちは、大扉をくぐった。

    To Be Continued




    ???「『水棲多触類 ノルマリン』の仕上がりには、結構自身あったんだけどな...

    ユース君、一気に成長してる...


    フフッ...

    でも、彼にはもっと成長してもらわなきゃ...
    ボクの『完全なる計画』のために... ね...」
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    白いイナズマ No.11825816 

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    第28章 「水の賢者」

    ???「よく来たな、勇敢なる少年よ。」

    ピット「その声は...!」

    ???「うむ。ピットよ、久しぶりじゃな。
    わしは『海神 ポセイドン』...
    そして、『水の賢者』でもある...」

    ポセイドンは、ユースを見据えた。

    ポセイドン「少年よ。良い目をしておる。
    『勇者』として、選ばれたのも理解できる。

    わしもチカラを貸そう。
    この『水のオーブ』を受け取るが良い。」

    ユース「ありがとうございます!」


    ポセイドン「おぬしらは、次はどこへ向かうのだ?」

    ユース「まだ、決めていません。」

    ポセイドン「うむ。
    では『ハドロック砂漠』に向かうと良い。

    本来、砂漠は身体を乾燥させる危険な場所。
    だが、その『水のオーブ』を持っていれば、身体が干からびてしまうことはない。

    それを持って、ハドロック砂漠へ向かうが良い。」

    ユース「分かりました。」


    ナチュレ「話は決まったようじゃな。
    では、わらわのチカラでハドロック砂漠まで転送してやろう。」


    ユースたちは、次第に光に包まれた。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11825993 

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    第29章 「ハドロック砂漠」

    ユース「ここが、ハドロック砂漠...」

    ナチュレ「おお、そうじゃ。
    ひとつ言い忘れておったが...
    パルテナは未だに行方不明じゃ。

    必死で探しておるんじゃがのう...

    また、見つかったら連絡してやろうぞ。」

    ピット「ありがとう、ナチュレ。」


    ピット「さて、本題に入るけど、目の前に街があるな...

    行ってみようか?」

    ユース「うん。」

    ユースたちは、街に入って行った。
    随分と、にぎやかな街だ。

    ユース「こんな砂漠にも、結構人は住んでるんだね...」

    その時、ひとりの老人がユースたちに話しかけてきた。

    老人「ほう...
    『勇者の聖剣』を持った者と、天使がこの街に現れようとは...」

    セラ「ちょ、ちょっと!
    私は無視!?」

    老人「おお、すまんかったのう。妖精さん。」


    街人「『勇者の聖剣』『天使』だって!?」

    街がざわつき始めた。

    ユース「えっ!?
    ちょっと何? この雰囲気?」

    老人「少年たちよ。
    ちょっと、わしらに付き合ってくれんかのう?」

    ユース「別に、いいですけど...」

    老人「おお、そうかそうか!
    では、ついて来ておくれ。」

    老人は、ユースたちをある場所に連れて行った。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11827306 

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    第30章 「アステナライン Part1」

    ユース「何、ここ? 駅?」

    老人は、ユースたちを駅のようなところに連れてきた。

    老人「察しが良いな、勇者よ。
    いかにも、ここは『駅』じゃ。

    しかも、ここには『特別な列車』がある。
    お前さんたちにとって、大きな助けになるはずじゃ。」

    ユース「『特別な列車』...?」

    老人「うむ。
    お前さんたち、八賢者を探しておるじゃろう?」

    ユース「どうして、それを知っているんですか?」

    老人「んなもん、見りゃ分かるわい。
    『勇者の聖剣』を持つ者は『勇者』、勇者は八賢者を探すため、ここを訪れるという言い伝えがあるんじゃ。」

    ユース「だから、さっき、街の人たちがざわついていたのか...

    で、八賢者と特別な列車には、どういう関係があるんですか?」

    老人「八賢者のひとり『大地の賢者』は、ここよりずっと遠くにある『アステナ遺跡』という場所におる。

    普通に歩いて行くのは、到底無理じゃ。

    そこで、この駅にある特別な列車の出番じゃ。
    特別な列車は、アステナ遺跡まで直接繋がっておる。
    それに乗れば、大地の賢者は目の前ということじゃ。

    どうじゃ? 乗ってみたいじゃろ?」

    ユース「いいんですか?」

    老人「もちろんじゃ。
    早速、行くかの?」

    ユース「はい!」

    老人「では、ついてまいれ。」


    老人は、ユースたちを駅の中に案内した。

    中に一際立派な列車がある。
    老人は、その前で立ち止まった。

    老人「これこそ『砂漠特急 アステナライン』じゃ!
    さあ、乗るが良いぞ。」

    ユースたちは、列車に乗った。

    老人「頑張るんじゃぞ。」

    ユース「はい! ありがとうございます!」


    列車は、静かに動き出した。

    To Be Continued




    ???「ふーん...
    『砂漠特急 アステナライン』か...

    折角だから、あの列車も襲撃してみようかな...

    列車の中という限られた空間で、ユース君たちがどのように戦うか、楽しみだ...

    フフフッ...」
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    白いイナズマ No.11827371 

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    第31章 「アステナライン Part2」

    ユースたちが乗車してから、既に1時間が経過していた。

    ユース「何か、さっきから見渡す限り、砂ばっかだね...」

    ピット「まあ、砂漠だからね...」

    セラ「何か私、眠くなってきちゃった...
    着いたら起こして...」

    ユース「...オレも眠くなってきたな...
    寝ようかな...
    ピット、あとはヨロシク...」

    ピット「って、ちょっと!」

    ユース・セラ「Z Z Z...」

    ピット「あーあ、寝ちゃったか...」


    数分が経過した。

    ピット「何か暇だな〜
    運転室って、どんな風になっているのかな?
    ちょっと、見て来ようかな〜」

    ピットは、おもむろに立ち上がった。

    ピットは、前の方の車両に向かって行った。


    その時、列車が激しく揺れた。

    ピット「何だ!?」

    いきなり車内が暗くなった。
    ピットは窓を見る。

    窓いっぱいに、謎の黒い生命体が張り付いている。

    ピット「これは一体...
    はっ! ユースたちが危ない!」

    ピットは、大急ぎでユースたちがいる車両に駆け戻った。


    ピット「ユース! セラ! 起きろ!
    大変だ!」

    ユース「...もう着いたの?
    って、えぇぇぇ!」

    セラ「...もう、うるさいわね。
    何よ...って、きゃあぁぁぁ!

    何なのよ! 窓に張り付いている黒いヤツは!」

    ピット「分からない。
    突然、現れたんだ。」


    次の瞬間、謎の生命体が窓ガラスを突き破って、車内に侵入してきた。

    ユースとピットは、応戦する。

    ユース「数が多すぎる...」

    ピット「どうすれば...」

    ユースたちは、徐々に前の車両に追い詰められていった。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11828865 

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    第32章 「VS 増殖黒細胞 セルゲノム Part1」

    ユース「このままじゃ、やられる...!
    セラ! サーチを頼む!」

    セラ「了解!
    注目対象は『増殖黒細胞 セルゲノム』。
    ひたすらに分裂による増殖を繰り返し、獲物を大勢で取り込んで自らの栄養分にしてしまう、恐ろしい魔物よ。
    全員に指令を発している、赤い『マスターコア』にのみ、攻撃が有効よ。
    HPは42000。

    弱点だけど、炎に弱いみたいね。
    アマテラスエナジーなら、燃やせそうだけど、ここじゃ太陽の光を受けられない...」

    ユース「サンキュー!
    じゃあ、列車の屋根に登ろう。
    あそこのデッキにあるハシゴから、登れるはずだ。」

    セラ「いくらなんでも、危ないわよ。」

    ユース「どうせこのままじゃ、やられるんだ。
    いちかばちか、かけてみよう。」

    ピット「ユースの言う通りだ。
    迷っている暇はない。
    早く行こう。」

    ユースたちは、ハシゴを使い、列車の屋根に登った。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11829019 

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    第33章 「VS 増殖黒細胞 セルゲノム Part2」

    ユース「うわっ! スゴイ風...」

    セラ「気をつけなさいよ。落ちたらただじゃすまないわよ。」

    ユース「分かってる。
    マスターコアは、どこだ?」


    ユースは、列車に群がるセルゲノムを見渡した。

    ピット「いた!
    あのずっと向こうの方のヤツ!
    色が赤い!」

    ユース「よし! 行くぞ!」


    ユースたちは、走り出した。

    襲い来るセルゲノムを、剣や神器で蹴散らした。

    セルゲノムのマスターコアが、少しずつ近づいてきた。


    ユース「これが、マスターコアか...
    よし、早速アマテラスエナジーだ!」

    ユースは、剣を真上に掲げた。

    その時、いくつかの黒細胞が、ユースに飛びかかった。

    ピット「そうはさせない!」

    ピットは、黒細胞を神器で叩き落とした。

    ユース「サンキュー!」

    ピット「ボクは、ユースの邪魔をするヤツを蹴散らすから、キミはマスターコアを叩くんだ!」

    ユース「了解!」


    ユースは、剣を振り、アマテラスエナジーを放った。

    マスターコアに、炎が燃え広がる。

    少しだけ、セルゲノムの統制が崩れた。


    ユース「もう一発!」

    マスターコアが、少しずつ灰になっていく。

    やがて、セルゲノムの統制が完全に崩れた。
    黒細胞は、全員逃げ出した。

    ユース「あっ、こら! 待てーっ!」

    ピット「もう、追いかけられないな。」

    セラ「やったじゃない。
    そろそろ、アステナ遺跡に着くんじゃない?」


    やがて、アステナ遺跡が見えてきた。

    ユース「あれが、アステナ遺跡か...

    ...ん?
    列車の様子がおかしい。
    全然、スピードが落ちてない!」

    ピット「何だって!?
    さっきのセルゲノム戦の時、運転士さんに何かあったんじゃ...」

    ユース「見に行こう!」

    ユースたちは、運転室を目指して走り出した。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11829025 

    引用

    第34章 「スピード・クライシス」

    ユースたちは、運転室に辿り着いた。

    ユース「運転士さんがいない!」

    ピット「とにかく、列車を止めよう!
    でも、どうすれば...?」

    ユース「...ん?
    『緊急用ブレーキ』...
    これか?」

    ユースは、そのボタンを押した。


    キィーッ...
    凄まじい轟音とともに、列車が激しく揺れた。

    やがて、列車は完全に止まった。


    ユース「とりあえず、降りようか。」

    ユースたちは、降車した。
    アステナ遺跡は、もう目の前だった。


    ユースたちは、アステナ遺跡の内部に入ろうとした。
    その時、背後から声をかけられた。

    ???「どないしたん?」

    ユースは、振り返った。

    中年くらいの男性が立っていた。

    ユース「あの... どなたですか?」

    ???「何や...
    わてのこと、知らんのかいな...

    しゃーないなぁ...
    教えたるわ。

    わては『ランディ』。
    『大地の賢者』や!」

    ユース・ピット・セラ
    「えっ...? えぇぇぇーっ!?」

    ランディ「そなえ、驚かんでも構へんやん...」

    ユース「...(関西弁... 何故に...?)」

    ランディ「まあ、ここやったら、何やし...
    中へ入るか?

    ほな、行くで〜。」

    ユースたちは、ランディに着いていった。

    To Be Continued
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    第35章 「大地の賢者」

    アステナ遺跡の内部は、一部屋になっていた。

    ユース「この遺跡って、ワンルーム...?」

    ランディ「ちゃうで。
    わても知らんけど、この遺跡の最深部には『聖なるチカラ』っちゅう代物があるんやと。

    で、お前さんら、ここへ何しに来たん?」

    ユース「『大地の賢者』なんですよね。
    チカラを貸してもらえませんか?」

    ユースは、勇者の聖剣をランディに見せた。

    ランディ「そ、それは!?
    お前さん、勇者かいな...
    わて、てっきりここらを荒らしに来たんやと思たわ...

    何や、でかい音したさけに、外へ出てみたらお前さんらがおったんや。

    まあ、勇者やったら、構へんわ。
    実は、わて、勇者来んの待ってたねん...


    よっしゃーっ!

    チカラ、貸したるで。
    これ、あげるわ。」

    ユース「これは...『大地のオーブ』!」

    ランディ「何やねん...
    わてが言おうと思てたのに...
    知ってるんかいな...

    まあ、ええわ。
    それ、持ってたら、ええことあるで。
    ホンマやで。」


    その時、声が響いた。

    ナチュレ「無事、大地の賢者を目覚めさせたようじゃの。

    ピットよ。
    パルテナが見つかったぞ。」

    ピット「ホントか!?
    どこにいたんだ?」

    ナチュレ「『聖空の祭壇』って、知ってるかの?
    パルテナは、そこにおる。
    エレカが発見したそうじゃ。

    誰かに連れ去られたような感じじゃったらしいぞ。

    早く、行ってやらねばのう。
    『パルテナ様、好き好き』じゃからのう。」

    ピット「ほっといてくれよ...」


    ランディ「何や...
    『聖空の祭壇』かいな。

    わて、そこ知ってるで。
    送ったるわ。

    あそこ足場、ほとんどないから、わてのチカラ、使こたらええわ。」

    ユース「ありがとうございます!」

    ランディ「ほな、行くで〜。」


    ユースたちは、まばゆい光に包まれた。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11831801 

    引用

    第36章 「天空の聖域 Part1」

    ユース「ここが... 『聖空の祭壇』...」

    ユースたちは、気づくと、周りに大小様々な大きさの島が浮かんでいる不思議な場所に立っていた。

    ランディ「ちゃうで。
    そこは『天空の聖域』や。

    聖空の祭壇は、フォースフィールドで守られとるさかいに、空からの侵入や、ワープでの侵入は無理や...

    歩きで、行ってもらうで。」

    ユース「でも、足場が...」


    ランディ「ほやさけさっきも言うたやろ?
    足場ない、って...
    わてがチカラを貸したる。

    よ〜見ときや。」


    突然、ユースたちの目の前に、足場が出現した。

    ランディ「どや? これが『大地の賢者』のチカラやで。
    スゴイやろ?」

    ユース「スゴイ...
    ありがとうございます!
    『ランディ』さん!」

    ランディ「あて、名前で言われたら...
    照れるやん...

    いくらでもチカラ、貸したるさかいに、必要になったら呼びや。」

    ユース「はいっ!
    ピット、行こ!」


    ユースたちは、ランディが作った足場を使って、聖空の祭壇を目指して歩き出した。

    To Be Continued




    ???「まさか、あの狭い列車で『増殖黒細胞 セルゲノム』を倒すとはね...

    さて、ボクも戦いの準備をしておかなくちゃ...

    もうすぐ、ユース君たちが、ここに来るからね...

    ククッ...」
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    白いイナズマ No.11833636 

    引用

    第37章 「天空の聖域 Part2」

    ユースたちが歩き始めてから、かれこれ1時間が経過していた。

    ユース「『聖空の祭壇』って、あれのことじゃないかな?」

    ユースが指差した先に、神殿のようなものがそびえ立つ無数の浮島があった。

    ピット「多分、そうだ。
    早く行こう!
    パルテナ様を助けないと。」


    ピットは、走り出した。

    ユース「ピット! 危ない!」

    何者かが、ピットに襲いかかった。

    ピット「えっ!? うわっ!」

    ピットは、ギリギリでそれをかわした。

    ユース「誰だ! お前は!?」


    ???「さあ、誰でしょう...
    ククッ...

    そうだな...
    『パルテナを誘拐した者』とでも、言っておこうかな...」

    ピット「何だって!?
    パルテナ様を、どこへやったんだ!?」

    ???「『聖空の祭壇』に監禁したよ...
    あとは自分たちで探しなよ...

    あっ、そうそう...」

    謎の人物が、指を鳴らした。
    突然、大量の魔物がやってきた。

    ???「ねぇ、キミたち...
    折角だから、ユース君とピット君の相手をしてやってよ。
    ボクとしても、彼らに最高のおもてなしをして、歓迎してやりたいからさ...」

    ユース「...あいつ...」

    ???「じゃあね。バーイ!」

    謎の人物は、聖空の祭壇に飛び戻った。

    ユース「待てーっ!」

    しかし、魔物の軍団がユースたちに立ち塞がる。

    ユース「くそぉ... まずは、こいつらを倒さないと...

    ピット、行くぞ!
    パルテナ様を助け出したいんだろ?」

    ピット「...ん、えっ?
    ああ、そうだね。」

    魔物は、一斉に襲いかかってきた。

    To Be Continued
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    白いイナズマ No.11833774 

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    第38章 「大群バトル!」

    ユース「こいつら...
    数がめちゃくちゃ多い...」

    ピット「でも、モノアイとかミックとか、弱い魔物ばっかりだね...
    さっさと片付けちゃおうか。」

    ユース「ああ。
    必殺『アマテラスエナジー』!」

    ユースはアマテラスエナジーを放った。
    光の刃が、魔物の群れを次々と燃やしていく。

    ピット「ボクだって、負けてないぞ!」

    ピットは、神弓を連射した。
    矢が次々と、魔物の群れをさばいていく。

    ーやがて、魔物の群れは全滅した。


    セラ「あんたたち...
    また、レベルが上がったわね...

    ユースはHP 56000、
    ピットはHP 55000よ。

    ユースの方が、ちょっとだけ打たれ強いみたいね。」

    ユース「オレの方が体力あるんだ...」

    セラ「でも、攻撃力とかはピットの方が高いわよ。」

    ユース「そうなんだ。
    聖空の祭壇も、だいぶ近づいてきたし、そろそろ行こうか。」

    ピット「そうだね。
    早くパルテナ様を助けないと...」

    ユースたちは、走り出した。

    To Be Continued




    ???「あの大群を、あそこまでたやすく蹴散らすとは...
    ユース君もピット君も、かなりやるね...

    フフッ...
    勇者『ユース』...
    キミには期待しているよ...

    フフフッ...」
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