episode?

ある夏の暑い日、殺伐としたオフィス街の一角、児玉 弘康は、積もりに積もる書類の処理に、困り果てていた。
「社長。今回のプロジェクトの許可印をお願いします。」

「社長。事務用品の請求書に印鑑を・・・」

「もう、わかったって・・いいから置いていってくれよ・・」

「ですが社長。書類の説明を・・」

「あぁー、もういいから。俺自身で目を通しておくよ」

「わかりました。書類は明日までに・・・」

「わかったって。仕事に戻ってくれ・・」
そう呟くと、児玉は玄関口の上にある時計に目をやった。

「もう昼か・・・」

「みんな。お昼休みを各自とってくれ。」
そう社員に告げて、気分転換をしにいこう。と外に出た。
気分転換、とはいっても、オフィス街なのでたまにぽつん、とあるコンビニや
こんな所に出店しても意味は無いであろうチェーンのファミリーレストランなど。
児玉は昼食を取るべく、そこらにあるレストランに入った。