どうもこんにちは!
早速ですが、アカウント名が「峠のドリ」なので、峠モノの小説を作りました。
ブログでも小説をやっているので、そちらもよろしくお願いします!
では第1章!
の前に、主人公の紹介です。
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峠のドリ
No.10979742
2011年05月04日 15:21:26投稿
引用
南雲 義人(なぐも よしひと)
21歳。
免許を取り、初めて車を買った新人のドライバー。
父が元プロレースドライバーだっただけあり、
ドライブセンスは抜群。
性格は少しぶっきらぼうだが、困った人はほおって置けない。
愛車
HONDA S2000 AP1(色はシルバー)
ほとんどノーマル
この物語はフィクションです。
登場する人物、団体、峠などは現実とは関係ありません。
なお、車を運転するときは、
ドリフトやバトルはせず安全運転を心がけてください。
それではどうぞ!
峠のドリ
No.10979788
2011年05月04日 15:53:34投稿
引用
俺の名は、南雲義人。
3年前に免許を取って、初めて買ったのはS2000。
ちなみに峠を攻めているのは2年前からだ。
俺のホームコースは、見上峠(みのぼりとうげ)。
タイトなカーブが少ないので、練習にはもってこい。
ただ、2つある急な下り勾配からのヘアピンは、いつも手こずってしまう。
まあ、最近は上手くなってるからいいけどさ。
さて、今日は幼馴染と待ち合わせで見上峠の頂上まで来ているんだけど・・・。
来ない。
え?ところで集合時間は何時だって?
午前12時。
え?もしかして、その幼馴染は午後12時と言ってたのでは?
いや、ままままままさかな・・・・・
ギャアアア!
「何だ?このスキール音は・・・・
こっちに来ている?」
俺は、何か寒気を感じた。
嫌な予感がする。
ブウウウン!
キイイッ
「お待たせ!」
「・・・・・何だ北川か。
待ちくたびれたぜ。」
今来たのは、北川 竜太郎(きたがわ りゅうたろう)。
俺の幼馴染で、同時期に免許を取り、一緒に車を買いに行った程仲がいい。
こいつの愛車は、インテグラだ。
「で、用か北川。」
「うん。
最近お前、結構走りこんでるじゃん。
ここら辺でも名前が知れ渡ってるぜ。」
この言葉を聞き、俺は少し嬉しかったが、
何か他に用がありそうだった。
「で、早速だけど、
俺と下りで勝負してみないか?」
・・・・・・・・・え?
勝負だって?
「勝負に負けた人が缶コーヒーをおごる。
方式は下りの1本だから。」
「・・・・・・まあ、いいぜ。
車並べようか。」
・・・・・・・・・・・・・・おいおい、
随分と唐突だな。コーヒーをダシに勝負を挑むとは・・・・
でも、初めてのバトルだ。
初陣って奴だな。
悪いけど、お前には負けないぜ、竜太郎。
絶対に勝つ。
第0話 完。
TO BE CONTINUED...
峠のドリ
No.10980212
2011年05月04日 18:10:38投稿
引用
前回のあらすじ
S2000を使う、南雲義人。
見上峠の頂上で、幼馴染の北川竜太郎と待ち合わせをしていた。
すると突然、北川が下りで勝負を挑んできた。
南雲の運命やいかに・・・・
—————————————————————————
俺は、早速車を出した。
見ると、北川のインテグラは、かなりチューニングしており、
カーボンボンネットやリアウイングまで着けていた。
「お前・・・・・随分とチューニングしたな・・・」
すると北川は、笑いながら言った。
「ハハハ、でも内装チューニングはしてないよ。
軽量化はしたけど。」
少し安心した。まあ、勝ち目はありそうだな。
「さ、行くぜ!」
S2000 AP1VSINTEGRA DC2
「カウント行くぞ!
5!4!3!2!1!」
さて、やるとするか!
軽くぶっちぎってやらあ!
「GO!!」
ブオオオン!
DC2が先行した。
少し長いストレートから、緩めの右カーブ。
どちらも難なくクリアした。
そして短いトンネルに差し掛かった後、
ここから下りの急勾配。
スピードに乗るため、次のカーブの対処が難しい。
「来た!このコーナーで抜いてやる!」
南雲は勢い良くブレーキを踏み、リアを滑らせた。
北川のDC2は、グリップ走行で駆け抜けた。
しかし、南雲は気付いた。
(しまった!このコーナーはS字!
こんなにハンドルを切ったら次のコーナーに対応しきれずにおじゃんだ!)
北川のインテグラはFFのため、このコーナーは楽にクリアできる。
このまま壁にぶつかってアウトだと、二人とも思っていた。
しかし——————
「まだだ!まだいける!
曲がれええっ!」
南雲は、逆向きにハンドルを切った。
それも、ハンドルが壊れるほどに。
リアが逆向きに勢い良く滑り、スピンしない様にハンドルを微調整し、
見事にコーナーをクリアした。
北川は、あっけにとられ、スピンしてしまったため、
バトルは南雲の勝利だ。
「負けたー!やっぱりお父さんの元プロドライバーの血を引いてるだけあるな!」
「でも俺、自分があんなに華麗にドリフトができるとは思っていなかったぜ・・・」
ふう・・・・・
何とか勝てたな。
でも、あんなにドリフトができたのは初めてだ・・・・
俺達が話していたとき、誰かが呼びかけてきた。
見ると、俺より年が上のようだった。
「やあ。君、地元の走り屋かい?」
「そうっすけど・・・・
誰ですか?」
「俺か?俺の名は火野 和樹(ひの かずき)だ。
ここをホームコースとしている『見上ファイアスピーダーズ』のリーダーだ。」
「へえ。
俺は南雲義人です。
こっちは北川竜太郎。」
「ああ、もしかしたらまた会うかもしれないが、
その時はよろしくな。」
火野が去ろうとしたとき、
俺は勝手に口を開いていた。
「あの!
俺達とバトルしませんか?
俺、あなた達とバトルがしたいんです!」
「・・・・・!」
見ると、火野の目は真剣だった。
さっきの穏やかな目とは違う。
闘志にあふれる目だった。
「ああ。だが、
やるからには手加減はしない。
真剣勝負だ。」
こうして、俺と北川は、
4日後にファイアスピーダーズと交流戦をする事となった。
第1話 完。
TO BE CONTINUED...
峠のドリ
No.10982706
2011年05月05日 10:20:13投稿
引用
前回のあらすじ
突然、コーヒーの奢りをかけて北川とバトルをすることになった南雲。
南雲は、凄まじいスーパードリフトを決め、バトルに勝利する。
バトル後2人でコーヒーを飲んで居る最中に火野という地元チームのリーダーと出会う。
そして、南雲と北川は火野に勝負を申し込み、交流戦をすることになった・・・
果たして南雲の運命やいかに!
———————————————————
4日後、見上峠頂上。
「おいおい南雲ぉ。
何であの時勝負を申し込んだんだ?
俺びっくりしてコーヒー吹いちまったぜ。」
「・・・・・確かにあの時は流石に『ばっちい!』と思ったが、
なぜ俺が勝負を挑んだのか分からない。
本能という奴か。」
「本能って・・・・」
そんな他愛も無い話をしていたとたん、
凄まじいエンジン音がした。
そろそろ来るか・・・・
ブオオン!
「待たせた。
これが俺たちのチームだ。」
見ると、チームのメンバーは火野を含め4人いて、
そのうち一人は、一人と同じ車から降りてきた。
・・・こいつはメカニックか。
すると、チームでFDに乗っている奴が話しかけてきた。
「・・・・・・・お前らか。
俺達に無謀な勝負を挑んできた奴は。」
「ンだと!」
俺は挑発的な態度で来たのがむかつき、
怒鳴った。
「やめろ水谷!」
もう一人のロードスター乗りの奴が仲裁をしてきた。
「お前は引っ込んでいろ草岡。」
「おい水谷、
いくらプライドが高いからって調子に乗りすぎだ。」
「火野・・・・・・ちっ」
こいつら、仲悪いな・・・・
と思っていたら、火野が俺達の方を向き、言った。
「さて、ルールの説明をしようか。
君達が俺たちの中から一人選択する。
そいつとダウンヒル1本のバトルだ。
但し、水谷だけはヒルクライムバトルだからな。
まあ、交流戦だから、
勝ち負けは関係ないけどな。」
(・・・竜太郎、後で500円あげるから行って来い。)
(いいよ。
最初は俺が行きたかったし。
でも500円はもらわないから。)
(いよっしゃ!
お前は男だぜ!)
「じゃあ、まずは北川が行く。」
俺と北川は、一応話し合いをして、北川からすることになった。
「よし。じゃあまずは誰だ?」
「・・・・・・あの青のFDの人で。」
「!!」
おいィ北川!
最初からダークホース選んじゃ駄目だろおおおお!
「さて。
水谷!出番だ!」
「フン。
お前ごときには100%負けねえよ。」
・・・・・・いきなり大変なバトルになっちまったな・・・
勝てよ北川!
第3話 完
TO BE CONTINUED...
峠のドリ
No.11001852
2011年05月14日 18:18:12投稿
引用
ファイアスピーダースとの交流戦が始まった!
第1試合はいきなりダークホースのFD使い、水谷。
こいつに対抗するは、義人の幼馴染、北川。
戦慄のヒルクライムバトルが、今始まった・・・・・
次回、「孤独なFD乗り、水谷夏彦」
お楽しみに!