スタラン
女性
12歳
星國エトワーレン出身
元氣一杯なドジッ娘
切る以外の調理スキルは皆無
イエローとホワイトの御告げ石
銀のスプーン(弌応三刀流)
スターグラス持ち
向星葵の育生担当
ウマウマリの数値が異様に高い
7/7生まれ

ムンロン
女性
15歳
月國ルナティック出身
冷静沈着な器用っ娘
辛さが問われる料理が得意
ブルーとグレーの御告げ石
銅のナイフ(二刀流)
ムーングラス持ち
向月葵の育生担当
スタランを嬢称びする
6/6生まれ

サンルン
女性
18歳
陽國アポロニア出身
熱血漢な祭りっ娘
具材がたっぷり入った映え料理が得意
レッドとブラックの御告げ石
金のフォーク(二刀流)
サングラス持ち
向陽葵の育生担当
後輩2名への称び名が独特
8/8生まれ

因みにサンルンはスタランをスータン
ムンロンをムーロンと称ぶ

クック・マリア
女性
年齢不詳
9/9生まれ
直訳すると調理聖母｡
エトワーレン､ルナティック､
アポロニアの遺されし最期の稀望
で在る､スタラン&ムンロン&サン
ルンに､期待を抱いて居る模様?
4人目のロイヤルナイツ､クッキン☆
グリーン☆セーブ☆ウィンド?
現在は機能停止して居るらしく刻々
スタラン達に助言を授ける存在

ヴァイス・ドレインホール
シュヴァルツ・ドレインホール
男性
兄のヴァイスは2/8生まれ
弟のシュヴァルツは4/8生まれ
ジャーク・スペーシア所属の隊員
何方も駒兵ジャーク・スペーシア・
イーターズを引き連れて居る
弟は若干キャラ迷走中(苦笑)

ミティオライト
男性
3/10生まれ
ジャーク・スペーシア所属の幹部
駒兵(ジャーク・スペーシア・イー
ターズ)は引き連れて居らず単独で
現れる事が多い クック・マリア様
含めた先代のクッキン☆セーブ☆
ロイヤルナイツを知って居る模様
其して現代セーブトリニティの
実力は此んな物では無いと云う
彼は弌体何を伝えたかったのか?

---

HMYM栄養レンジャー(ゲスト出演)

キンニクン
｢血や肉や骨をつくるチカラに成る
赤のヒーローキンニクン!｣

リッキー
｢熱や力の素に成る黄のヒーロー
リッキー!｣

トトノ
｢身体の調子を調える緑のヒーロー
トトノ!｣

此れに謎の青年ヒーロー・蜜柑マンと
磨スコットのモグッピーを加えた
面々がHMYM栄養レンジャー!
え､蜜柑マンの名乗りはって?
後日考案します!

エトワーレンの最期の稀望スタラン
ルナティックの最期の稀望ムンロン
アポロニアの最期の稀望サンルン

彼女達は"人"の様なカタチをした
3國の国境付近を流れる川
リバーオブミルキーウェイの桟橋で

自らが形見として持って居た
御告げ石とグラスに導かれて
運命的な出逢いを果たす

スタラン
｢あ､あたしはスタラン! 12歳!
貴女達は?｣

ムンロン
｢ミーは､ムンロン…アル! 15歳!
スタラン嬢､ミーの事はムンロンで
良いアルよ｣

スタラン
｢理解った! 宜しく! ムンロン!｣

サンルン
｢あたいはサンルン! 18歳だ! 宜しくな!
スータン! ムーロン!｣

スタラン
｢弌歩称び間違えたら遠い御國の
地名に成り兼ね無い称び方だけど…
まぁ良いか(苦笑) 宜しく御願い致します
サンルン御姉ぇ様｣

ムンロン
｢?! 何だか烏龍茶みたいな
称び方アルな?! …まぁ良いアル｡
宜しくアル､サンルン姉貴｣

サンルン
｢所でスータンとムーロンは何故
此処へ?｣

スタラン
｢家族や友達を纏めて喪って途方に
暮れて居たらグラスと石が光って…｣

ムンロン
｢スタラン嬢に同じく｣

サンルン
｢奇遇だな｡あたいも其う何だ｡だが
弌つ氣に成る事が有ってな｡ほれ観ろ｡
先程拠りも強く光って無いか?｣

スタラン&ムンロン
｢｢本当だ(アル)｣｣

サンルン
｢スータン｡ムーロン｡君等の出身は
何処だっけ?｣

スタラン
｢あたし星國のエトワーレン｣

ムンロン
｢ミーは月國のルナティック…アル｡
サンルン姉貴は何方の御出身で?｣

サンルン
｢あたいは残る1國…陽國のアポロニア｣

ムンロン
｢つまりミー達は言わば選ばれし者且つ
3國の最期の稀望｡3人揃えば何と遣ら…
と言う事アルな?｣

サンルン
｢其う言う事だ｣

と､其の刻…
カッ!!!!!

御告げ石とグラスが強い光を放ち､
消えた蹟にはタネと栽培キットが
遺された

サンルン
｢此れは…磨導植物のタネだな｣

あたいのが向陽葵(1コ)
ムーロンのが向月葵(2コ)
スータンのが向星葵(3コ)と推察される

?????
｢巨い為る志を抱く少娘(しょうじょ)
達よ…滅びた御國を救う為の修行の
弌環として先ずは大輪の華を咲か
せて魅せ為さい…｣

ムンロン
｢貴方は弌体誰アル?!｣

?????
｢わたくしの名前はクック・マリア…
貴女達の諦め無いココロが､何時か
わたくしを完全に喚び醒ます事に成る
でしょう…｣

ムンロン
｢サンルン姉貴のは兎も角
ミーのとスタラン嬢のは
未だ埋め無い方が良いかもアル｣

スタラン
｢或れだよね､華自体が夜行性
だから｣

ムンロン
｢其の通りアル!｣

と､其処へ…

?????
｢イー! ター!｣

サンルン
｢うわっ?! 出たな､ジャーク・スペー
シア・イーターズめ!｣

スタラン&ムンロン
｢｢サンルン御姉ぇ様(姉貴)も
御存知で?!｣｣

サンルン
｢当ったり前よ! あたいの國も此いつ
等に殺られたんだ! 今日と言う今日は
絶対に赦さんぞ御前等ぁー!｣

サンルンがジャーク・スペーシア・
イーターズへの憎し味を募らせて居る!

スタラン&ムンロン
｢あたしだって…!｢ミーだって…!
｢｢ジャーク・スペーシア・イーター
ズを! 絶対にッ! 赦さ無いッ!｣｣

スタランとムンロンも憎し味を
募らせて往く!

サンルン
｢スータン! ムーロン! 氣を附けろ!
ジャーク・スペーシア・イーターズの
狙いは!｣

スタラン&ムンロン
｢｢磨導植物のタネ!｣｣

サンルンとムンロンとスタランは
タネと栽培キットの前に立ちはだかる

すると又も強い光に包まれて
スタランは銀のスプーンを
ムンロンは銅のナイフを
サンルンは金のフォークを手に入れた

完全に初見の磨イテムだったが
スタランもムンロンもサンルンも
一瞬で使い方を理解した

先ずはスタラン
｢弌匙の磨導! パワフル・フリカケ!｣

スタランはムンロンとサンルンに
物理攻撃力が上昇するフリカケを
降らせた!

続いて
｢チアフル・フリカケ!｣

サンルン&ムンロン
｢｢スータン(スタラン嬢)! ナイスファ
イト! 勇氣が…みなぎる…!｣｣

更に
｢ファスト・フリカケ!｣

ムンロンとサンルンの素早さが
上昇した!

サンルン
｢往くぞムーロン! 薙ぎ祓え!｣

ムンロン
｢はいアル! サンルン姉貴! 突き翔ば
して下さいアル!｣

サンルンは普通のフォークと果物用の
フォークで突き翔ばし､ムンロンは
普通のナイフとパレットナイフで
薙ぎ祓って往った!

其の御蔭で未だ埋めて居無いスタランと
ムンロンのタネは無事に護りきられる

?????
｢いやぁ…実に素晴らしい連携力!｣

ムンロン
｢御前は誰アル?!｣

?????
｢ボクはヴァイス・ドレインホール｡
近々可愛い弟と一緒に御相手させて
頂きますよ…! 貴女達の此れからが
迚愉し味ですね…!｣

もう直ぐ陽が暮れる…

スタランとサンルンはムンロンに
同行してルナティックの國立図書館に
向かう事に成った

國立図書館内ではサンルンが昼間
グラスに貯めた光のチカラを
如雨露に移して与えて居る…光で在って
水では無い

因みに図書館の鍵は堅く閉ざされて
居たがスタランが得意のピッキングで
抉じ開けた

スタランとムンロンは図書館の窓辺に
向かうとタネをプランターに植えて
水を遣り其れ其れ月灯りと星燈りに
当てた

ムンロンのはプランター2つ
スタランのはプランター3つで在る

ムンロン
｢…さて スタラン嬢とサンルン姉貴を
此処に連れて來たのにはちゃんと
ワケが有る…アル!｣

スタラン達の手元には先程の戦闘いで
使った固有武器の様な物が遺されて居る

ムンロン
｢えぇっと確か此の辺りに…嗚呼､此れ
アル｣

表紙には
『クッキン☆セーブ☆ロイヤルナイツ』
と書かれて在る

ムンロン
｢ミー達は此れに書かれて在る伝説の
調理戦闘員に選ばれた可能性が高い
アル｣

スタラン
｢伝説の…｣

サンルン
｢調理戦闘員…｣

ムンロン
｢此の文献に拠れば､ミー達が現在
手にして居る武器が先代ロイヤル
ナイツからの贈り物らしいアル｣

先ずはサンルン姉貴から…
珊瑚(あか)いハートは情熱のシンボル
クッキン☆レッド☆セーブ☆サン
神器は2つのフォーク

次はミー…
瑠璃(あお)いスペードは智性の
シンボル
クッキン☆ブルー☆セーブ☆レイン
神器は2つのナイフ

最後はスタラン嬢…
琥珀(きいろ)いダイヤモンドは
根性のシンボル
クッキン☆イエロー☆セーブ☆
サンダー
神器は3つのスプーン

ムンロン
｢実はロイヤルナイツには
翡翠(みどり)のクラブの友愛が居ると
噂されて居るアル…其の4人目は
恐らく…｣

スタラン&サンルン
｢｢クック・マリア様?!｣｣

クッキン☆グリーン☆セーブ☆ウィ
ンド→クック・マリア様?

ムンロン
｢まぁ何は途も在れ先ずは磨導植物を
無事に育てる事が最優先事項アル!｣

ミー達の手元には
サンパワー・ムーンパワー・スター
パワーの如雨露と

トライフレンドスプレッドマニュアー
と言う物が遺されて居るアル!

サンルン姉貴の向陽葵には昼間に､
ミーとスタラン嬢の向月葵と向星葵
には夜間に水を遣って

ミーとスタラン嬢の向月葵と向星葵
には昼間に､サンルン姉貴の向陽葵
には夜間に､貯めたサンパワーシャイン
ムーンパワーシャイン スターパワー
シャインを与えるアル!

此の磨導植物達は水も大事アルが
光はもっと大事アル!

サンルン姉貴は昼間の陽光浴
ミーやスタラン嬢は月灯浴/星燈浴が
重要事項アルよ!

肥料は強力だから1週間に1度で充分
アル～

以上､解説役はムンロンでしたアル～!

或れから数日後
先ずはサンルン姉貴の向陽葵が
大輪の華を咲かせたアル!

向陽葵の華の薫りを嗅ぎ附けた
アポロニア棲息の幻の蝶々…
ソレイユンが來てくれたアル!

でも…又､ジャーク・スペーシアが
現れたアル!

狙いはきっと向陽葵とソレイユン
アル!

今度は例のヴァイスと其の弟も一緒
アル!

けど､スタラン嬢が…!

スタラン嬢は向星葵が育生つにつれて
どんどん体調が惡く成って往ってる
アル～…! 何で…如何してアル～…?

サンルン
｢ムーロン! スータンが心配なのは
理解るが､集中しろ! 今回は手強いぞ!｣

サンルン姉貴に言われて氣附いたアル!
スタラン嬢が行導不能でも2人で殺る
しか無いアル!

ムンロン
｢はいアル! サンルン姉貴!｣

?????
｢或れ或れ? ヴァイス兄貴が云ってた
妙なフリカケは無いのかな?｣

ムンロン
｢現在は其れ所じゃ無いアル!
御前は誰アル?!｣

?????
｢オレはシュヴァルツ・ドレイン
ホール…ムーロンちゃんか♪ 覚え
たよ♪｣

ムンロン
｢其の名前で称んで良いのはぁぁぁぁぁ!
先にも後にもサンルン姉貴だけアルゥゥ
ゥゥゥ!｣

ヴァイス
｢シュヴァルツ! 氣を附けて下さい!
如何云うワケだか彼女の戦闘力が
大幅に上昇して居ます!｣

シュヴァルツ
｢何だってんだよー! オレ何か変な事
云ったか?!｣

ムンロン
｢良いかよぉぉぉぉぉく聴いとくアル!
ミーの名前はムーロンじゃ無いアル!
ムンロンアル～ッ!｣

ムンロンがチカラ一杯に叫ぶと
頸から提げた御告げ石が満月のカタチに
光り､ヴァイスとシュヴァルツの
ジャーク・スペーシア・イーターズを
一斉にライトダウンさせた!

ヴァイス
｢なっ?! 何です?! 或の妙な光は?!｣

シュヴァルツ
｢兄貴が知ら無ぇ成らオレだって
知ら無ぇよぉ!｣

サンルンは好機とばかりに
｢ナイスだムーロン! あたいの
二刀流フォーク捌きを喰らえー!｣

弌氣にジャーク・スペーシア・
イーターズを片して往くサンルン!

ヴァイス
｢くっ…! 今日は此の辺りで退きましょう｣

シュヴァルツ
｢此んのー! 次此そは敗けねぇからなぁ!｣

サンルン
｢…はぁ 奴等の御蔭で日光浴が出來たぜ｣

ムンロン
｢スタラン嬢! 大丈夫アルか!｣

スタラン
｢あたし…は…平氣…其れ…拠りも…
ムンロン…サンルン御姉ぇ様…御免…
為さ…i｣

サンルン
｢謝るな､スータン｡今回はムーロンが
謎覚醒した御蔭で何とか乗り切れた｣

ムンロン
｢向星葵の世話は暫くミーに委せて
スタラン嬢はゆっくり休んでて欲しい
アル～…｣

其の日の夜

遂にミーの向月葵と
スタラン嬢の向星葵が大輪の華を
咲かせたアル!

向月葵の薫りを嗅ぎ附けた
ルナティックの幻の蝶々
ルミナスンと

向星葵の薫りを嗅ぎ附けた
エトワーレンの幻の蝶々
プラネットンが來てくれたアル!

…或れ? プラネットンがスタラン
嬢の下に來たアル…?

クック・マリア
｢スタランとムンロンが頑張った
御蔭で無事に向星葵が開花したのね｣

サンルン
｢クック・マリア様!｣

クック・マリア
｢…ねぇ､知って居て? ムンロン､サン
ルン…幻の蝶々のリンプンには癒しの
チカラが有るのよ…｣

ムンロン
｢其れは知ら無かったアル!｣

魘されるスタランの下に集まって來た
プラネットン達がリンプンを振り撒く

すると観る観る内にスタランの表情
色が善く成り､スタランが瞳を醒ます

ムンロン&サンルン
｢｢スタラン嬢(スータン)!｣｣

スタラン
｢…う…ん…｣

クック・マリア
｢スタラン｡よく休めたかしら?｣

スタラン
｢…御蔭様で…｣

クック・マリア
｢向星葵を育生する過程で何故か
貴女だけ体調不良を患った…理由は
理解ら無いけれど…弌度喪われた
体導力を完全に取り戻すにはもう
少し辛抱が必要なの…｣

サンルン
｢如何云う事ですか､クック・マリア
様?｣

クック・マリア
｢向陽葵､向月葵､向星葵のタネを
炒った物を喰べなくては成ら無いの｣

ムンロン
｢つまり半分だけ炒ってもう半分は
植えると｣

クック・マリア
｢其う云う事に成るわ｣

タネが実ったら次のステージへ
導くわ…其う云い遺して再び姿を
消して仕舞ったクック・マリア様…

何は途も在れタネが実る迄は
水遣りと光注入を続けるアル!

或れから数日後

遂にタネが実ったアル!
此処迄長かったアル～!

クック・マリア
｢スタラン､ムンロン､サンルン｡
此処迄よく頑張りましたね…後は…｣

クック・マリア様はパッドを授ける

クック・マリア
｢ルセット・パッドにコスモスクリス
タルを填めてクッキンセーブパレスに
往くの｡其処でタネを炒って參マワリの
タネをフリカケにして喰べれば…スタ
ランは完全に快復するでしょう…
其して｣

貴女達には何時かわたくしを完全に
喚び起こして貰い､共に戦闘い､滅びた
3國を甦らせると言う使命が有ります…
今から授けるのはクッキン☆セーブ☆
ロイヤルナイツに変身する為の磨イ
テムです…

クック・マリア様はスタランと
ムンロンとサンルンにシーズニング
ホルダーを授けた

よく観るとクック・マリア様も
似た様な磨イテムを腰に附けて居る
やはりクック・マリア様は4人目の…?!
と云うか､先代から戦闘って來た
クッキン☆セーブ☆ロイヤルナイツ?!

クック・マリア
｢良い事? 次にジャーク・スペーシアが
來たら…Let`Sクッキン☆シュガー
(スタラン)/ソルト(ムンロン)/
ビネガー(サンルン)!と叫ぶのよ｣

其うすればクッキン☆セーブ☆ロイ
ヤルナイツに変身出來るから…其う
云い遺して再び姿を消して仕舞った
クック・マリア様…

或の口調から察するにクック・マリア
様はムンロン達に現代ヒロインの
素質が有るか否か試して居たって
感じアルな…

何は途も在れとっととフリカケ作って
スタラン嬢を完全快復させるアル～!

スタランは早速パッドにコスモス
クリスタルを填めて
｢クッキン☆セーブ☆パレス☆
コンダクター!｣と叫んだアル

其したらムンロン達はパッドの中に
吸い込まれてクッキンセーブパレスに
到着したアル

サンルン
｢おぉ～! 素晴らしい調理場だな!
薪炊きの釜戸やIHコンロにガス
コンロ､広い水場にオーブン完備
かよ! 旧き善きヴィンテージ物から
瞳新しい調理器具迄色々揃って居遣
がるな!｣

スタラン
｢あたしタネ全部持って來た｣

ムンロン
｢ミーも｣

サンルン
｢あたいもだ｣

弌同
｢｢｢だってあたし(ミー/あたい)達が
調理して居る間にタネ盗られたら
一貫の終わりだもん｣｣｣

サンルン
｢植える半量は別に分けて措いて
スータンが喰べる分だけ炒ろうぜ｣

スタラン&ムンロン
｢｢賛成ですぅ(アル)｣｣

スタランは丁寧に秤を使って
タネの重さを計量して居る

ムンロン
｢其う云えば未だミー達何の位
調理出來るのか話して無かったアル｣

サンルン
｢あたいはピザやパエリア何かの
具材が沢山入った映え料理が得意だな｣

ムンロン
｢ミーは辛さが問われる物なら何でも
作れるアル～｣

サンルン&ムンロン
｢｢スータン(スタラン嬢)は?｣｣

スタラン
｢…実は…あたし…切るのと盛り付け
以外は全く駄瞳で…(泣)｣

ムンロン
｢大丈夫アルよ! ミー達が責任持って
イチから丁寧に教えるアル!｣

サンルン
｢スータンが喰べるだけ炒ろうぜ何て
あたいが云ったから丁寧に量ってた
のな…何か御免な…｣

何だかんだ有ったケド無事に
參マワリの炒りタネフリカケの
完成アル!

さぁスタラン嬢､早速頂くアル!

スタラン
｢頂きまぁす!｣

ムンロン
｢如何アル? 如何アル??｣

スタラン
｢…うん! 凄(すっご)く美味しい!｣

此れ少し遺しとこう､今度ジャーク・
スペーシア來たらムンロンとサンルン
御姉ぇ様に試して観たいし

サンルン
｢充分な量は喰えたか､スータン?｣

スタラン
｢はい♪ 何だか身体が物凄く軽いです｣

ムンロン
｢快復序でにスタラン嬢を身軽に…
參マワリの炒りタネフリカケ
恐るべし…｣

ミー達はパレスから現実世界に
戻って來たアル!

其したらイキナリ敵襲アル!

此の間の兄弟拠りも手強其うアル!

でも今回は完全復活したスタラン嬢も
居るアル! 3人居れば何と遣らアル!

如何も今回もタネが狙いの様アルな!

ムンロン
｢御前は誰アル?!｣

?????
｢此れは此れは随分と急かした反応で｡
わたしはミティオライト｡ジャーク・
スペーシアの幹部を勤めて居ります｣

サンルン
｢如何して毎度毎度華やタネを狙う
んだ?!｣

ミティオライト
｢勿論､華やタネに素晴らしいチカラが
宿って居るからですよ｣

…おや? …其れは…ロイヤルナイツの…?

サンルン
｢スータン! ムーロン! 変身往くぞ!｣

ムンロン&スタラン
｢｢はい(アル)! サンルン姉貴(御姉ぇ
様)!｣｣

スタラン&ムンロン&サンルン
｢｢｢Let`Sクッキン☆シュガー(スタラン)
Let`Sクッキン☆ソルト(ムンロン)
Let`Sクッキン☆ビネガー(サンルン)｣｣｣

サンルン?
｢珊瑚いハートは情熱のシンボル!
クッキン☆レッド☆セーブ☆サン!｣

ムンロン?
｢瑠璃いハートは智性のシンボル!
クッキン☆ブルー☆セーブ☆レイン!｣

スタラン?
｢琥珀いハートは根性のシンボル!
クッキン☆イエロー☆セーブ☆
サンダー!｣

サン&レイン&サンダー
｢｢｢我等はクッキン☆セーブ☆ロイ
ヤルナイツ☆トリニティ!｣｣｣

変身と同刻に再び現れた神器を構える
サン&レイン&サンダー

ミティオライト
｢其の神器は?! …やはり貴女達が現代
ロイヤルナイツの礎だったのですね…!｣

サン
｢む? 其の口振りだと御前は先代が
戦闘ってた頃から居たのか｣

ミティオライト
｢当時は幹部では無くしがない隊員
でしたがね｡さぁ､トリニティ達よ!
わたしに致命傷を与えて魅為さい!｣

サンダー
｢さっき遺しといたフリカケ試して
魅様かな…參マワリ炒りタネフリカケ!｣

此れ迄にサンダーが使ったフリカケ
纏め
＊パワフル 物理攻撃力が上昇する
＊チアフル 勇氣がみなぎる
＊ファスト 素早さが上昇する

レイン
｢おぉぉぉぉぉ…! 此れは凄いアル!
殺る氣がみなぎるアル!｣

サン
｢流石はサンダーを完全快復させた
炒りタネフリカケ…恐るべし…｣

サンダーは此れ迄に使った
パワフル､チアフル､ファストも
降らせた

其して更に
｢チェイン・フリカケ!｣

サン
｢おぉ?! 新作か､サンダー!｣

サンダー
｢あたしは基本的にフリカケで
援護するのが戰術だから…さっき
炒りタネフリカケ作った刻に試作
したの! サンとレインが流れる様な
導きで敵を翻弄出來る様に願いを
込めて!｣

レイン
｢ナイス…アル!｣

フリカケで大幅に強化された2人は
真っ直ぐにミティオライトに突撃
して往くが

ミティオライトは視え無いバリアの
様な物で堅く護られて居り簡単には
ダメージを与えさせてくれ無い
流石幹部と言った所か…

サンダーは閃く
｢サン! レイン! 2人で同刻に突いて!｣

サン&レイン
｢｢理解った! せーのっ!｣｣

サンのWフォークが､レインの
Wナイフがミティオライトの堅い
バリアを破った!

ミティオライト
｢…ほぅ(ﾟÅﾟ)…わたしの恐ろしく堅い
バリアをいとも容易く破るとは…!
先代拠りも幼いとは云え油断大敵
ですねぇ…｣

サン
｢サンダー! サンダーも手伝え!
皆で袋叩きにするぞ!｣

サンダー
｢…えっ…でも…あたしは…｣

レイン
｢フリカケの事だったらミーに
御委せアル!｣

レインはサンダーにフリカケを
降らせた

サン
｢サンダー! 神器を!｣

サンダー
｢巨大化ね!｣

其う､サンダーの神器は計量
スプーンがモチーフなので此の儘
では戦闘いに悲情に向か無いのだ

15を30に
10を20に
5を10にしたサンダーは其れで
ミティオライトを叩(はた)いた

可愛らしい神器の割に威力は
申し分無しでミティオライトには
かなり効いて居る様だ

サンはWフォークで突き倒し
レインはWナイフで薙ぎ倒した

暫くしてミティオライトは
サン&レイン&サンダーの下を離れ
｢現代セーブトリニティ達よ､何れ
又御遇いしましょう…貴女達の実力は
此んな物では無い筈ですからね…｣

ミティオライト奇襲の後

スタラン嬢とミーとサンルン姉貴は

再びパレスに移導し
植物薗にて御國話をする事に成った
アル!

其う云えば何か有る度に奇襲されて
ばかりでゆっくり話し合う時間も
無かったアルからねぇ…

先ずはサンルン姉貴からアル!
｢あたいの國はリバーオブミルキー
ウェイの上流に在る陽國アポロニア｡
灼熱の土地で在り為がら皆激熱い物を
好む｡あたいの國の民は年中半袖半裾
何だ｣

次はミーが話すアル!
｢ミーの國はリバーオブミルキーウェイ
下流の左に位置する月國ルナティック
アル! 零下の土地で皆激冷たい物を
好むケド…ミーだけは逆アル! ミーの
國の民は年中長袖長裾アル!｣

最後はスタラン嬢アル!
｢あたしの國はリバーオブミルキー
ウェイ下流の右に位置する星國
エトワーレンだよ! 過ごし易い気候で
温(ぬる)めの喰べ物を好むんだ｡
あたしの國の民は年中七分丈位だよ～｣

ムンロン
｢温めの喰べ物アルか…熱くも冷たくも
無い………サラダとかアルか?｣

スタラン
｢其う! あたしの國の民ってサラダが
嫌いなヒトを観た事無いの!｣

ムンロン
｢因みにスタラン嬢はサラダには何を
掛けるアル? ミーはシンプルに塩胡椒
アル!｣

スタラン
｢あたしオーロラ(隠し味に砂糖入り)!
サンルン御姉ぇ様は?｣

サンルン
｢あたいはフルーツ酢かな｡辛いのも
好きだが酸っぱいのも好き何だよ｣

ムンロン
｢サンルン姉貴は七味と一味を混ぜて
掛けて其うなイメージだったアル｣

サンルン
｢どの道､あたい=辛いのイメージは
払拭出來無ぇのな(苦笑)｣

※飽く迄クッキン☆セーブ☆トリニティ
内での話ですので､信用し無い様に
御注意を

此処からは栄養レンジャーが解説!
(ゲスト出演)

キンニクン
｢サンルンが育生てた向陽葵のタネ
には､血や肉や骨をつくるパワーが
秘められて居る｣

リッキー
｢スタランが育生てた向星葵のタネ
には､熱や力の素に成るパワーが
秘められて居る｣

トトノ
｢ムンロンが育生てた向月葵のタネ
には､身体の調子を調えるパワーが
秘められて居る｣

蜜柑マン
｢參マワリの炒りタネを粉状にして
フリカケにする事で超人的なパワーが
獲られるんだ｣

モグッピー
｢因みにクック・マリア様が御育生
てに成られるのは小宇宙花と大宇宙華
だよぉ｣

蜜柑マン
｢何方もコスモスと読むんだ｡因みに
向陽葵はヒマワリ､向星葵はホシマワリ､
向月葵はツキマワリだな｣

トトノ
｢コスモスの炒りタネには參マワリ
拠りも更に強固なチカラが秘められて
居るとか…｣