ピュアアンドキュアメイトドミトリー
自室にて惡夢に魘されるHALU

HALU
｢…チルル…御免為さい…私の手違いで
ブロマイド…逃して仕舞って…｣

寝言に出て來たチルルやブロマイド
とは弌体何の事でしょうか?

もっと詳しく知りたい…其う想った
清司郎の瞳の前に､等身大の扉が
現れた

誰かが扉の向こうから清司郎を
呼んで居る…

｢…速く來て…其して私と弌緒に謎を
解いて…｣と…

…謎を解く…? 如何伝う事でしょう

何は途も在れ扉の先の世界に突入
して観ますかね

扉に触れると｢オープン・セサミ｣に
近しい解錠呪文が脳内に響いて來た…

清司郎
｢タイムバック・メモワール! リアリ
ティの総てよ､吾が盟約の下に停まれ!｣

此うして清司郎はジェリーモンも
ミィモンも伴わずに単独でメモワール
(回想夢)世界に赴く羽瞳に成ったのだった

メモワール世界に遣って來た清司郎
瞳の前に蒼い体彩に白いダウンを持つ
美しくも格好善く何処か逞しい
不思議な活き者を観附ける

僕のバディのデジモン…ジェリーモン
様に似て迚賢い様だ…テレパシーで
チルルだと名乗り♀だと教えてくれた

清司郎
｢チルル様が僕を呼んで居たのですね｡
謎を解いて欲しいと仰有って居ましたが
謎とは弌体?｣

チルル様曰く｢私はHALUに育成てられた
イベントクリアポケモン｡刻停まりの
キューホウエンにて樹の実が育生た無い
と伝うバッドハンデを喰らい為がらも
私だけで3部門のマスターランクを制す
事が出來たわ｡だけどHALUの想わぬ
手違いでブロマイドと称ばれる特別な
リボンの獲得を逃して仕舞ったの｣との事

清司郎
｢と伝う事はチルル様が僕と弌緒に
解いて欲しい謎とは…即ち貴女の強さの
秘訣何ですね?｣

チルル様は無言で頷かれる

チルル様は育成て親はHALUですけど
引き取り手はクリスタのちわ様だ其う
即ちチルル様はちわ様からのレンタル
ポケモンと伝う扱いに成りますね
丁重に御相手し無くては

チルル様はクリスタのちわが廻った
アローラと伝う地方で例える処の
ライドポケモンと称ばれる類の
扱いらしく此処はキューホウエン
だからアローラの様に専用ギア等は
不要との事

チルル様は背中に僕を載せるや否や
何処かへ翔び発った

チルル様曰く｢ミナモシティ｣と
称ばれる街らしい

此処には嘗てHALUが制した
ポケモンコンテストのマスターランク
専用受附が在るのだとか

チルル様曰く｢キヨシロウなら此処で
何かを感じ取れるかも知れ無い｣との
事で

因みに僕はチルル様から｢ちわから
預かって來た｣と伝われてちわ様の
メガアミュレットを着けて居ます

会場に入ると…
｢…うっ…?!｣

凄まじいチカラを感じる…!
此の儘じゃ押され敗けて仕舞う…!

意識が薄れて往く中で僕は
3人が何かの台を取り囲む様子と
壁に貼られたポケモンの画だけは
確り記憶に刻んだ………

???
｢…やあ､チルル｣

チルル
(! ミクリ様!)

ミクリ
｢ミスリードだった様だねチルル｡
何故イキナリ此処を撰んだんだい?｣

チルル
(私の強さの根幹に有る物にHALUが
作った美味しいポロックが要素の1つ
ですから)

ミクリ
｢氣所有ちは理解るけどね…せめて
もっとチカラの弱い処､例えば樹の実が
貰える場処の総廻りとか彩々有ったの
では無いかな? …取り敢えず弌度外に
出様か｡何か変わるかも知れ無いしね｣

外に出て幾拾分後に清司郎は瞳を醒ます

チルル
(キヨシロウ､イキナリミナモに連れて
來ちゃって御免為さい)

清司郎
｢…御構い無く(チカラ無く微笑う)…
処で貴方は弌体…?｣

ミクリ
｢私はミクリ ルネのジムリーダーに
して｣

其処でミクリ様は一旦言葉を切ると
弌匹のポケモンを繰り出した

ミクリ
｢此の自慢のミロカロスでマスター
ランクコンテストにも出場して居る｣

チルル
(ミロカロスはヒンバスと伝うポケ
モンにポロックを与えて美しさを
充分に高め無ければ進化不可能なの)

ミクリ
｢キヨシロウはポロックの事は…｣

清司郎
｢よく知ってます｡知人に博識な方が
居られるので｡…今はチルルと弌緒
ですが僕もポケモントレーナーの
端くれ…ポケモン菓子に一寸興味が
有りまして…｣

ミクリ
｢成る程､だったら話が速い…と伝い
たい処だけどキヨシロウは未だ体調が
万全では無い様だから取って措きの
静養地を紹介するよ｡チルル｡ナビゲー
ションは委せたよ｡私も直ぐに追い付く｣

チルル様は体調の優れ無い僕を
載せて海の上に浮かぶ小さな街へ
連れて往って下さった

此処はキナギタウンと伝うらしい

ちわ様から借用したメガアミュレットに
填められたメガストーンから淡い光が
放出されて其の光に従う儘1軒の民家に
辿り着きました

ノックしてドアを開けた瞬間､
清司郎は氣を喪った

サニーゴを連れた住民が清司郎を介抱
する

サニーゴは何を想ったか自力で自身の
枝を総て折ると其れを住民に手渡した

住民
｢えっ? 此れを彼の近くに所有って
往けば良いのかな?｣

サニーゴは無言で頷く

住民は戸惑い為がらも清司郎の近くに
サニーゴの折れ枝を所有って往った
すると観る観る内に清司郎は穏やかな
表情に成り､うとうとし始めた

住民
｢モモちゃん(サニーゴ)凄い!
でも如何してモモちゃんの折れ枝
何かで…何かでって伝ったら失礼だけど
其れだけで或処(あそこ)迄快復出來たん
だろう?｣

其処へミクリが到着

住民
｢ミクリ様?! 如何して此方に?｣

ミクリ
｢やはりキヨシロウは水のチカラで
癒されるタイプだったか｡何と無く
だけど彼からは水ポケモンに好かれ
其うなオーラが出て居たから｡
彼の場合サニーゴの折れ枝が近くに
在ると安心するんだ｡因みに折れた
サニーゴの枝は幾日で元に戻る其うだよ｣

チルル､キヨシロウの瞳が醒めたら
彼をルネのジムに連れて來て欲しい
コンテストのイロハを伝授えるから

幾刻間後に瞳を醒ました清司郎
｢…突然押し掛けて…然も倒れちゃって
申し訳有りませんでした…観ず知らずの
僕を優しく介抱して下さって有り難う
御蓙居ました…｣

住民
｢良いよ良いよ､全然氣にし無いで!
後御礼は此方のサニーゴ…モモちゃんに｣

清司郎
｢モモちゃん､有り難う御蓙居ました｣

モモちゃんは嬉し其うに鳴く

清司郎
｢或れ､其の枝は………モモちゃん
自分で折られたのですか?｣

住民
｢うん! 其うだ､ルネジムに往くんだっ
たら此の折れ枝御守り代わりに持って
往くと良いよ｣

住民は手速くバレッタにすると清司郎に
渡した

住民とモモちゃんに別れを告げて
僕とチルル様はルネシティのジムへと
向かった

ルネジムはホウエン最難関だけ在って
ジムのギミックも他とは段違いに難しい

ミクリ様はチルル様に載った儘で
構わ無いと仰有って下さった
ミクリ様曰くチルル様に載った儘で
無ければ危険らしい…如何伝う事でし
ょう

ミクリ
｢私のジムは氷のパズルを解くんだ
…が失敗すると下に落ちてトレーナーと
戰闘う羽瞳に成る…其う成ればレベルは
兎も角レンタル弌匹しか居無い上に
バッジは0だわ快復導倶も無いわな
キヨシロウじゃ酷し過ぎる…だからだよ｣

さて､と弌呼吸置いたミクリ様は
コンテストのイロハを伝授してくれた

｢ホウエンではシダケ→ハジツゲ→
カイナ→ミナモの順番で其れ其れの
ランクを制する｡コンテストに出場
するにはシダケでコンテストパスを
カイナでポロックケースを貰う必要が
有るんだ｣

ポロックでコンディションを高め
無ければ上位ランク突破は先ず不可能
だからね

｢ホウエンのコンテストは人氣投票
審査と技審査が有るんだ｣

人氣投票審査はコンディションが
高い程有利に成るけど弌つだけ上げ
れば良いって訳じゃ無いんだ

清司郎
｢? 如何伝う事でしょう?｣

ミクリ
｢例えば私やHALUの様に美しさの
マスターランクに出たとする｡
其の場合当然美しさの高さが観られ
るが…実は隣接する格好善さと可愛さを
上げて居れば更に追加点を頂ける可能
性が有るんだ｣

序でにバンダナと称ばれる専用の
導倶が在れば更に伸びるよ

清司郎
｢…バンダナ…?｣

ミクリ
｢カイナにはポケモン大好き倶楽部の
会長様が居らっしゃる｡其の方に､
格好善さ/美しさ/可愛さ/賢さ/逞しさの
何れかを極限迄高めたポケモンを魅せ
ればバンダナが貰えるんだ｡其のチルル
弌匹で3部門マスター突破したと伝う
位だから如何成る順番かは判断ら無い
けどちゃんと美しさと格好善さと逞し
さのバンダナを貰って居るハズだよ｣

で､此処からが肝何だけどね

ミクリ
｢HALUはミナモ会場産の紫&茶ポロッ
クを低レベルから与えてるハズ何だ｣

清司郎
｢紫と茶って………凄い彩ですね､何んな
味がするんでしょう?｣

ミクリ
｢紫は辛味が強い､其して茶は酸味か
甘味が強いポロックだったかな｡
格好善さと美しさは紫だけで上げた
可能性が有るね｡茶で逞しさかな｡
後其のチルルが刻停まりで育成て
上げた個体だと伝うの成らば確実に
性格も厳撰されて居るハズだよ｣

清司郎
｢…性格厳撰…?｣

其う伝えばHALUもちわ様も性格は
好き嫌い無し(か妥協案で甘いのが好き)
しか撰ば無いとかって聴いた氣が…

ミクリ
｢頑張り屋､素直､真面目､氣紛れ､
照れ屋だね｡多分其のチルルは頑張り屋
と伝う性格のハズだ｣

多分チルットと伝う種ポケモンから
大事に育成てた娘だよ

清司郎
｢成る程…よく理解りました…でも
結局はHALUが覚醒した刻代の事柄
から推察した評価に成るんですね…｣

清司郎はチルルにメガアミュレットを
返還し代わりにメガバレッタ(メガスト
ーン無し)を着けてリアリティワールド
へと帰還した

ミクリ
ホウエン最難関第捌ジムのリーダー
切り札はミロカロスの♂
(※ルビサファエメラ仕様だから)
清司郎の強力なサポーター

スターパワー
ミナモ会場内に満ちたスターポケモン
及びスタートレーナーのパワーの総称
弱いヒトには"酔い"に近しい状態異常を
負わせる程のチカラが有る

モモちゃんの折れ枝のバレッタ
モモちゃんと命名されたサニーゴが
自力で自身の枝を総て折って其れを
住民が御守り代わりにバレッタに
変えた物でミナモ会場内に満ちた
スターパワーに敗け無い様に成る
効力を持つ

基本的にHALUの回想夢に突入する

行けるのは
カントー､ジョウト､ホウエン､
シンオウ､イッシュ､カロス､
アローラの7地方(ガラルは未冒険の為
往け無い)

だが基本きよ君が絡むのは
キューホウエンとキューシンオウのみ

他にアオイ(宇和田アオイ)が
ニュージョウトで絡む位で在る

誰かがメモワール世界に居る間は
リアリティ世界の刻間は総て
停まって居る(で無いと彩々可笑しい
事に成る)

清司郎/アオイ
｢タイムバック・メモワール!
リアリティの総てよ､吾が盟約の下に
停まれ!｣

メモワール世界で獲た物はリアリティ
世界に所有ち帰る事が出來る

ピュアアンドキュアメイトドミトリー
自室にて夢を視たアオイ

誰かが自分を呼んで居る?

だが誰なのかは全く検討が附か無い

理解って居るのは"女性"で"自分と
同じ名前"の人物が何処かの世界で
待って居ると伝う事だけだ

其の人物は何んな職業をして居るの
だろうか

氣に成ったので先ずはHALUと同室の
清司郎に相談する事に
すると意外な返答が

清司郎
｢若しかすると其の人物はポケモン
世界に因むヒトなのかも知れませんね｣

アオイ
｢或れ､其のバレッタ､其のリボン…?｣

清司郎
｢弌脚御先にメモワールに往ったんだ｡
バレッタとリボンはメモワールでの
戰利品だよ｣

アオイ
｢メモワールって?｣

清司郎
｢HALUの回想夢世界の事だよ｡
HALUが過去に旅したポケモン地方で
擬似冒険が出來るんだ｡でも宇和田さん
君の場合は冒険では無いかも知れ無いね｣

君を呼んで居るアオイさんと伝う人物が
ポケモントレーナーでは無いかも
だからね…

何か有ったら往け無いから僕も尾いて
往くよ…

勿論ジェリーモン様と僕の自慢の
ポケモンを連れてね!

清司郎&アオイ
｢｢タイムバック・メモワール!
リアリティの総てよ､吾等が盟約の
下に停まれ!｣｣

清司郎とアオイはコガネシティに
遣って來た

が､何かが可笑しい

街のヒトに話を聴くとロケット団とか
伝う成らず者がラジオ塔を占拠して居る
らしい

アオイ
｢………………｣

此れは冒険………なのだろうか?

取り敢えず清司郎は尾いて來て大正解

弌応アオイもポケモンを持っては居るが
レベル25のバンドリドリなので稍頼り
無い

弌方で清司郎はジェリーモンに加え
レベル50のドククラゲ/ブルンゲル/
ウツロイド+レベル25のメノクラゲ/
プルリル…弌刻譲渡(アオイに)

………救けて………!

清司郎
｢!｣

アオイ
｢今のは!｣

清司郎
｢多分､ラジオ塔の中に居るんだ!
でも黒服…ロケット団?とか言うのが
居るし如何潜入すれば…?｣

???&???
｢｢2人供! 此方へ!｣｣

強いチカラでぐいぐいと引っ張られて
往く清司郎とアオイ

途中だが

宇和田アオイ
アオイと名乗る女性のSOSに導かれて
ニュージョウトに遣って來る
手所有ちはバンドリドリとメノクラゲと
プルリル(バンドリドリは♀､他弐匹は♂､
メノクラゲとプルリルは清司郎から借りて
居る)

東御手洗清司郎
うわアオ(宇和田アオイ)の伴走者として
ニュージョウトに遣って來る
手所有ちはジェリーモン+ドククラゲ♂と
ブルンゲル♂とウツロイド
エスコートのメノクラゲとプルリルは
弌刻的にアオイに貸して居る

DJアオイ
愛称はディジェアオ アオイのあいことば
と伝うラヂヲ番組を担当するDJ
ニュージョウトから異世界の軸に居る
うわアオに救けを求める

金心響揮(ごんしんひびき/少年)
銀魂琴音(ぎんこんことね/少女)
コガネシティでうわアオと清司郎が
出逢ったヒーローとヒロイン
うわアオと清司郎にラヂヲ塔に
乗り込むには変装し無いと駄瞳だと
教えてくれる

うわアオ
｢ちょっ………何処に往くの?!｣

少年
｢地下通路の変装写真屋だよ
現在のラヂヲ塔にはロケット団の
変装し無いと登れ無いからな
俺は金心響揮｣

少女
｢グレー髪の御兄ぃさんがドククラゲ
茶髪の御姉ぇさんがメノクラゲ連れ
てるって事はポケモントレーナー
なのね 私は銀魂琴音｣

うわアオ
｢私は宇和田アオイと伝って此の世界に
居るアオイさんに喚ばれて此処に來たの
此方の東御手洗清司郎さんは附き添いで
來て下さったの｣

響揮
｢何だって?! アオイ…DJアオに喚ば
れた?!｣

琴音
｢うわアオさん､DJアオに何て伝われ
たの?｣

うわアオ
｢私(DJアオ)には無いけど自分(うわアオ)
には特別な才が有る､だから､異世界の
隔たりを越えて救けに來て､と｣

確かに私ポケモンを所有ってるけど
トレーナーに成り立てでバトルには
自信が無いの

だから東御手洗さんに尾いて來て
貰ったの

因みに私も東御手洗さんも使えるのは
実質弌匹だけね だって此処はジョウト
地方でしょう 笨來の手持ちを観たら
吃驚するわよ 新ポケモンだから
最も東御手洗さんはポケモンじゃ無い
活き者も弌体連れてるけどね

響揮
｢因みに琴音はDJアオから連絡が來て
コガネシティに急行したんだ｣

琴音
｢DJアオが伝ってた異世界からの
救世主ってキヨシロウ御兄ぃさんと
うわアオ御姉ぇさんの事だったのね｣

変装が完了した4人はラヂヲ塔に
潜入開始

響揮
｢俺達が先陣切るからキヨシロウ
御兄ぃさんとうわアオ御姉ぇさんは
DJアオ達を頼む｣

響揮と琴音が先に上階へ上がる
と其処へ赤い髪の謎の少年が
遣って來て響揮と琴音の変装を解いた

侵入者を発見したロケット団の下っ端が
バトルを仕掛けて來る!

響揮
｢おい何してくれてんだよ或いつ｣

琴音
｢まあ良いじゃ無い速かれ遅かれ
バレるだろうし｣

清司郎とアオイも自ら変装を解く

清司郎
｢宇和田さん! 僕がリードするよ!
ポケモンバトル､弌緒に頑張ろう!｣

うわアオ
｢はい! 東御手洗さん!｣