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SGUNDAM
No.11398856
2011年10月24日 17:03:44投稿
引用
ジリリリリリリリ!!
指定時刻になり命令をはたすかの様にデカイ音を出す目ざまし時計
少年は目覚まし時計が置いてある棚の上を布団に潜りながら手当たり次第に叩いていく。その手が目覚まし時計・・・正確には目覚まし時計の上にあるボタンを押す。それと同時に音が止み、再び静寂が訪れる
(あと少し・・・あと少し・・・)
彼にとってはこの一度起きた後にもう1度寝る・・・つまり2度寝が朝一番の楽しみなのだが・・・
今は6時半。そろそろ学校の準備などをしなくてはいけない。彼が2度目に寝れる時間は5分程度しかなく、
「早く起きなさい!!」
と下から怒声が飛んでくるのはいつもの事。
へーい。と適当に返事をしつつ、彼はモソモソと芋虫のようにベッドから這いずり出る。
「んで、高校生活4日目になるけど、友達はできた?奏羅」
少年は母親に質問される
そう。彼の名前は佐藤奏羅(さとう そうら)16歳である。誕生日は4月9日と早い方である。名字自体はよくあるものだが、下の名前が少々特殊である
「あー・・・。一応できたけど?一人だけ。あとは中学からの知り合いだけど・・・・・・なんで男友達がいないのかな〜 俺」
最後はボソッと言ったので母には聞こえなかったらしい。「?」という感じになっている。
そのまま飯を食べ続け、歯磨きをして、その他準備して、学校(高校)に行く。
SGUNDAM
No.11398919
2011年10月24日 17:59:58投稿
引用
そこで目にしたのは、彼と同年代の少女だった。
「ん?あぁ、奏羅か。誰かと一瞬思ったわよ」
そんな感じに話すのは輪廻 由巳(りんね よしみ)という名前の少女である。年齢は奏羅と同じ16歳。一昨日誕生日を迎えたばかりであるという。身長は決して大柄ではない奏羅の肩辺りまで。髪の長さは腰まである。しかもこれでポニーテールなのだからすごい。しかしさらにすごいことは髪の色である。なんと・・・薄緑なのだ。緑の薄い感じ。
「あ〜、輪廻か」
奏羅が輪廻と呼んでいるのは簡単。輪廻のほうが人の名前っぽいからだ。
その後二人で教室に入って会ったのは箆洙 不夢(へいず ふむ)これまた少女。髪は肩のところより少し下辺りまで伸びている。特徴。体型的には太っても痩せてもいない『普通』な体型なのだが・・・ケンカが強い。なぜか。
「よう。なんだなんだ。二人して」
ちなみに箆洙は高校生活最初の友達。だって輪廻とは中学からの仲だし。
「いや、登校した後に会っただけ」
つか高校入ったあとになんか箆洙から近づいてきたんだよな。なんでだ?授業中もこっちのことチラチラ見てくるし。
その後は普通に時間は過ぎて行った。
奏羅の日常が変わっていったのはこの頃
帰り。帰宅部所属の奏羅は高校からの帰路についていた。
近道ということで裏路地を歩いていたら、もうホントに今時の不良って感じのグループに出くわした。
そして最高に変な言葉を発してきた
「チミチミ。お財布持っておらへん?チミのようなクズ野郎から財布ブンドッテきたら給料もらうって仕事受けてんだけど」
こいつ脳味噌あんのか?って思うぐらい言葉が軽いがケンカも大して強くない奏羅は危機感を抱いていた
(まずい・・・ ここで「ありません」なんていったらボコられそうだなこれ)
「なんか言えよ!!」
と短気な奴がいきなり殴りかかってきて・・・
意識が飛んだ。
何分たったか。いや。何秒たったか・・・かもしれない。
奏羅はその場に立っていた。そして目の前には・・・
血塗れの男が複数人倒れていた。
SGUNDAM
No.11407438
2011年10月27日 17:28:15投稿
引用
「……は?」
この局面で奏羅の口から出てきた言葉はあまりにも短かった。彼に分かるのは相手が血塗れで倒れている事。自分が気を失っていた(?)間に倒れただろうという事。
一瞬、自分が我を忘れて殴ったと思った奏羅だったか即座に違うと否定する。彼はケンカが強いわけでもない。運動神経がいいわけでもない。つまり『常人』なのだ。不良と1対1で戦っても気がつけば路地裏の端でボコボコにされて倒れている・・・ そんな人間なのだ。
「……………ッ!!」
気がつけば逃げ出していた。周りに人はいなく、走って走って走りまくった。
そして路地裏を駆けまわり、ようやく表通りに出る。
「ハァ、ハァ、ハァ、なんなんだよ!あれ!」
叫ぶが答えが返ってくるわけでもない。ともかく正規ルートを使い、家に帰ることにした
???「あちゃー、派手にやってあるな〜」
目の前で倒れている不良共を足で蹴った少女が喋る。蹴り飛ばされた不良は頼りなく転がる
???「でも『入れ物』にされた様子はないね。ただの不良……か」