まえがき

僕は、A列車で行こう はじまる観光計画の前作にあたるA列車で行こう3Dをプレイした経験があります。購入初日〜数日はどハマリしてほぼ一日中プレイしていた思い出があります(今作もそうですが)。
で、前作を知る僕は今作をプレイして、前作からの進化にたいへん感動させられました。
一方、(当然ですが)完璧なゲームなんて存在しない訳で、少ないながら不満点もあります。
という訳で、今作のGood!な点とBad!な点を語っていきたいと思います。

Good!な点① ダイヤが組みやすくなった!

まず体験版をプレイして感じたのは、前作に比べダイヤが大幅に組みやすくなっているということ。
前作は偶数番線と奇数番線でダイヤ設定が同じになっていた為、2面3線ホームでの退避ダイヤを組む時はとても苦労しました。
また時刻は5分間隔でしか設定できず、時間通りに発車させるのは至難の業でした。
今作では番線ごとにダイヤを設定できるようになり、更に1分間隔で組めるようになった事で、だいぶ楽になりました。
あまり過密ダイヤを組むのは好きではありませんが、1時間に1本のダイヤを組むだけでも十分な本数を確保できるので、町を発展させるのが結構楽です。
それに関連して、前作では資源をほどんどトラックで輸送するというスタイルでやっていましたが、今作では貨物列車を主体に使っています。
鉄道のダイヤ設定が楽になったので、貨物列車が使いやすくなりました。さらに貨車を8両まで牽引出来るようになったので、輸送力も大幅にアップ。
この点により、「長距離大量輸送なら貨物列車、短距離少量輸送ならトラック」という使い分けが一番楽という調整になったので、より本質に近づいたといえましょう。

Good!な点② 正直者がバカを見ない!

だんだんゲームを進めていくと、前作の攻略がそのまま当てはまらないことがわかってきました。
例えば、海外への資源売りつけがあまり万能ではなくなっています。海外(と隣町)と取引する為には売買契約を結ばなければならないので、お目当てな案件が来るとは限りません。
当たり前ですが今作では「勾配バグ」もありません。自由にやりたかったらマプコンでやれって話ですね。
しかしながら、一方で先述の通り鉄道のダイヤが組みやすく利益も上げやすいうえ、子会社を建てまくれば利益を上げることができるなど、正攻法で利益が上がりやすい設計になっています。
「正直者がバカを見る」という言葉がありますが、今作はむしろバカ正直に正攻法で開発した方が儲かるようになっています。完成度の高さが伺えますね。
この変化を受け、僕もトラック、海外売りつけ、物流センターばかりに頼る戦法を改めて、鉄道を中心に各種子会社や資源売買などを行う王道の都市開発・会社経営にシフトしました。

Good!な点③ オリジナル車両を1から作れる!

前作での車両デザインは、事前に用意されたもので車両をカスタマイズする方式でした。これでは表現の幅が狭く、お目当てなデザインの車両が作りづらくなっていました。
今作では、デザインはステッカーを貼り付ける形となり、前作では不可能だったストライプ塗装やステンレス鋼製の列車に見られる、前面は塗装され側面は無塗装というデザインも可能になりました。

Bad!な点① 路面電車どこいった?

次は不満点。なおバグはここでは取り上げません。
前作にあった路面電車が廃止されました。前作では中途半端な存在であった路面電車が、今作では大幅に強化されて(専用軌道の実装、勾配を登れるようになる等)実装されると思っていましたが、この願いは叶わず。
「所詮路面電車なんて中途半端過ぎて邪魔だし消しても問題ない」という話なのかもしれませんが、廃止するなら強化して実装してもいいのになあ、と思うんです。じゃあ何故トロリポールやZ形パンタグラフがあんのよ・・・。

Bad!な点② 車両の性能が変えられない!

前作では、車両開発の際に性能を1段階上げる事が出来ました。しかし、今作では車両ごとに性能が固定されている為、性能を上げるなんて事は出来なくなりました。おそらく、「列車が高性能過ぎてしまう事により、ヌルゲーと化してしまう」という事を防ぐ為でしょうが、速度の違う列車同士を走らせるとなると、ダイヤを組むのにかなりの苦労を強いられます。何より、高速で走れる通勤形列車が無いのがすごく不満です

Bad! な点③ ステッカーの操作がもう一歩!

ステッカーの実装により、車両デザインの幅が大きく広がるだけでもかなり嬉しいのですが、不満点もあります。
まず、ステッカーをどこに置いたのかはステッカー編集を選択しないと分かりません。特に、同じ形のステッカーが多い時に特定のステッカー探すのがとても苦労します。
これは正直面倒なので、ステッカーを選択しただけでどこに配置したかが分かる、という機能があると楽になります。ここは改善すべきだと思います。


良いと思った点も多いですが、細かいながら不満な点はあります。でも不満点はそんなに無いし、あっても細かいものばかりなので、やはり全体の完成度はかなり高いと思います。本当いいゲームに巡り合ったものです。