例によって言わずと知れた名作です。
PC版の発売時期から時代を先駆していました。
相当古いゲームですので作画等に違和感があると思いますが、
それでも現在の目から見ても全く色褪せる事のない作風は筆舌に尽くし難いです。
シナリオ、原画、塗り、システム、声優、BGM等当時の水準を遥かに上回っており、個人的には初プレイ時にBGMの秀逸さに武者震いを覚えてしまったことを今でも鮮明に覚えております。
そういえば妹属性の開拓者って、このゲームじゃなかったっけ?
ゲームの内容ですが、主に日常シーンに焦点を置いています。
何気ない日常の中の、輝くモノをライターの片岡氏は伝えたかったのかもしれません。まぁそのせいで睡眠導入ソフトとかなんとか言われたそうですが・・・。
全体的に纏めると、「切なく暖かいADV」と個人的に解釈しています。
若い方は当時の作風についていけない場合もあると思いますが、
PS2版も出てますし、ベスト版だし、是非ともプレイしてみて頂きたいです。