一番の特徴は、アクションの真新しさ。
ただ、自分はゼルダにアクションをそれほど望んで無いので微妙です。
ゼルダといえば何と言ってもダンジョン、謎解きですが、今回の謎解きは最低レベル。
アクションをとっつきにくくした代わりに、ダンジョンの難易度を下げた形でしょうか。
特にゼルダシリーズの特色といえる、数多くのアイテムを持て余しがちです。
剣で隙を付くだけの敵が多すぎ。これは謎解きゲーでなく、アクション&探索ゲーです。
マップを見ず、殆ど脳味噌を動かさずとも、アクションさえできればクリア可能です。
逆に言えば、どれだけ謎解きが得意でもアクションで躓けばそれまで。

探索ゲーと書きましたが、探索要素も消化不十分。
ハートが最初から6つあるので、世界に存在するハートのかけらも少ない。
世界は大まかに分けて「空(村)」「森(泉)」「火山」「砂漠」だけ。
特に村が空にしかないので、登場する人物が非常に少なく、物足りない。
ダンジョン自体の数も最少、ダンジョン内の部屋数も圧倒的に不足。
ダンジョンが少ないので、当然それに比例してリンクのアイテムも少なくなります。

謎解きをしたい人にはがっかり。
剣アクションを楽しみたい人になら凄く楽しい。
そんなゲームでした。