発売前から高い評価を受けていた本作、やはりアンチャーテッドに続くノーティドックの名作でありました。

まずアンチャーテッド特有の『未知の土地で激しく撃ち合い』と言うドンパチゲーではなく、『出来るだけ敵に見つからず、気付かれないように敵を殺すかそれとも無視して迂回するか』を選ばされる戦略ゲーに近いモノがあります。

従来のFPSやTPSのように銃弾もハンドガンやショットガン等も50発以上も所持したりすることが出来ず、ハンドガンでも僅か18発ぐらいしか手に持てず、その18発で如何に敵を上手く殺すか等を試される今までのゲームには無かった珍しい仕様になってます。

それから今まで『サバイバルホラー』と詠ってきたゲームは数ありますが、このゲームこそ正に本物の『サバイバルホラー』になります、雀の涙程度の物質をチマチマ回収し、せっかく集めた道具を惜しみながら戦闘であまり無駄遣いせず慎重に使い。

倒した敵からアイテムを回収し、拾った物質でアイテムを組み立てたり、武器を改造したり……正に本物のサバイバルです。

あとそれから発売前から不安視されてたゴア表現についてですが、心配する必要はありません、むしろやり過ぎなぐらいにグロいですw ショットガンで射ったてきの腹から臓器が剥き出しになったり、手足がちぎれたり、出血表現がリアルだったりとなかなかゴア表現は日本版にしてはグロ過ぎるぐらいです。
ですからわざわざグロ目的に米版を買わなくとも安心して日本版を買うことを推奨します。
最後に、このゲームは本当に素晴らしいゲームです、主人公のジョエルとエリーの信頼関係や、荒廃し逝く世界で生き抜く人々の人間ドラマを描いたなかなか香ばしい作品です、プレイする価値は十分あります。

ただ、難易度はかなり高めであるというのが少し注意する点です、デモンズソウルやアーマードコアシリーズ等を始めて30分で諦めたと言う方とかには少し厳しい内容のゲームです。


万人受けはしないと思いますが、こよなく洋画や激ムズ系ゲームを愛してると言う方には本気で楽しめる作品になってます。