元々がXboxで発売予定だったけど結果的に発売中止になったMMORPG、True Fantasy Live Onlineで、その遺伝子を受け継ぐゲームなのでゲーム内でやれることが一杯有ります。

他のゲームではジョブと呼ばれてる職業が、ファンタジーライフの世界ではライフと呼ばれ、世界に降り立った時点では短剣しか扱えなかったPCが、色々なライフを経験することでやれることが段々と増えていく仕様は好感触。

また、ストーリー進行の部分と自由な時間の部分とが分離されており、ストーリーも章立てで1章クリアして自由にライフを満喫し、また次の章に挑戦みたいな感じで一本道のストーリー展開の割には自由度が確保されているのもいい感じです。

PCの育成に関しても、キャラクターの基本LVが上がることで2〜3ポイントの自由に割り振れるスキルポイントが貰え、ライフにもLVが有りライフを育てることで、そのライフに見合ったステータスボーナスが手に入ります。
戦闘に特化したライフは王宮兵士、傭兵、魔法使い、狩人くらいですが、他の1次産業、2次産業のライフも戦闘の際の攻撃や防御に微妙に影響を与えたりし、かなり自由度が高いです。

ストーリーそのものの進行はガイドがかなりしっかりしてて、ここまでやったら甘やかし過ぎだろ!!ってくらいに親切なんですが、ライフを育てる点に関しましては現在就いているライフに関しての試練(クエスト)しか確認出来ない為、複数のライフを平行して育てていくことが多いであろうことを考えますと、多少不便さが有ります。
1次産業(生産)の場合はガンガン採取をすることで試練(クエスト)を達成出来たりするんですが、2次産業(加工)はレシピはメニューで確認出来ますが、個数を指定してあったり上級(出来の良い)のものを作るのが試練(クエスト)だったりするので結構不便です。

どうぶつの森と混合されて同じようなゲームだと敬遠されてる人も多いでしょうが、どうぶつの森がライフシミュレーションメインなゲームなのに対し、ファンタジーライフは自由度が高く、敷居は低いオープンワールド系RPGです。
いろいろと共通点も多いですが、じつは全く違うゲームですので購入を迷ってる方は購入をお勧めします。

また、将来的に有料の追加コンテンツで、現在オフライン限定のマルチプレイがネットに繋いでのマルチプレイに対応し、現在99までのLVキャップも外され、その後も追加でコンテンツを配信していく計画だそうです。

ということで、多少の不便さは有りますが、個人的にはかなりお勧めのゲームです。