ゲーム性

ARPGの元祖という事ですが、敵に攻撃する方法は実はすべて『タックル』で行います。
敵にぶつかれば攻撃、人にぶつかれば会話、宝箱にぶつかればアイテム入手等、様々なアクションを『タックル』に凝縮しています。
ですが、このゲームには『半キャラずらし』という裏技があり、『敵に攻撃する際に半キャラ分横にずれていたら攻撃が100%成功する』という裏技で、自分もレベル上げの際には良く利用していました。


画像

ハードがPCエンジンというだけあって、色彩が鮮やかになり、動きも滑らかになっています。
また、オープニングではムービーがあり、ドットの美しさが滲み出ています。


音楽

後の初代イースのリメイクでのBGMは今作を基にしている物が多いようです。
BGMでは主にギターを多用しており、ボス戦は毎回白熱の戦いです。


持続性・やり込み

このゲームでは、初めから終わりまで『謎解き』の連続です。
サクッと突破出来るものから試行錯誤してやっと解けるようなものまで多様で、攻略無しで解いた時の達成感は格別ですね。

やり込み要素については、レベル上げや武具集めの他には殆どありません。


総評

初の初代イースでしたが、最近のイースとは少し違い、かえって新鮮でした。また、クリアまでに攻略は一切見なかったので、1つの謎解きをクリアするまでに1ヶ月なんてザラにありました。

ですが、その難解な謎解きや白熱のボス戦を含め、1つ(2つ?)の作品としてはかなりの傑作でした。

未プレイの方は、プレイステーションネットワークの方からも格安でダウンロード出来るので、新旧共にプレイしてみてください。