Vol.102:ひと味違う手応え! 有料ならではの本格オンライン麻雀『Maru-Jan』
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Vol.102:ひと味違う手応え! 有料ならではの本格オンライン麻雀『Maru-Jan』
by 小松ヌンチャク 2012年12月17日
麻雀といえば、オンラインゲームの定番ジャンル。幾多のタイトルがひしめく激戦区でもあります。今回紹介する『Maru-Jan』は、サービス開始が2004年という、長きにわたって運営されてきた老舗オンライン麻雀。リアルなプレイ感覚を重視し、バージョンアップを重ねながら会員数は現在50万人を突破しています。なにより有料サービスのタイトルのため、強いプレイヤーが多いのが特徴です。今回のレポートでは、麻雀の基本的なルールは割愛させていただいて、『Maru-Jan』ならではの特徴を中心にお送りしたいと思います。
リアルの対局さながらの再現クオリティー
"本格"を掲げる『Maru-Jan』では、リアルの対局環境を再現するために様々な工夫が施されている。全自動卓の再現のため、打牌音や点棒の効果音は、実際の音をサンプリング! 対局に集中させるためBGMはなし、チャットもオフという点にもこだわりが感じられる。グラフィック面でも、麻雀牌1つ一つを手作業で仕上げて、大きめの手牌サイズで再現度を高めている。さらに、"牌の混ざり具合"を研究し、手積みにはない偏り具合まで再現する(!)という、極限に近いリアルさの再現が施されているぞ。
牌のディティールは徹底したリアルさを追求。
点棒受け渡し時も実際の音をサンプリング。
趣向を凝らした多彩なイベントを用意
『Maru-Jan』にログインすると、毎日なにかしらのイベントが開催されている。日、週、月、年単位で、それぞれ個性的なルールでイベントが企画されているのだ。個々の条件のもと、チーム同士の団体戦やトーナメント戦、指定役の和了、人気の"割れ目"など、バリエーションも多彩。特に「丸雀戦国時代」は、勝利した対局相手の所属県を征服し、47都道府県を制して天下統一を目指す、という野望満点なイベント。さらに「最高位戦日本プロ麻雀協会公認 丸雀プロリーグ」は、登りつめることで実際のプロ雀士と対局する場が与えられる、という麻雀を嗜む人間なら夢のようなイベントも用意されている。競技としての麻雀を起点に、あらゆる楽しみ方が待っているのだ。
プレイヤーの所属県を征服していく丸雀戦国時代。
卓の種類もバリエーション豊富
卓の種類は東風戦、東南戦、三麻戦の3種類。東風戦では打牌制限が30秒の体験卓と5秒の標準卓が用意されている。会員登録していないプレイヤーは体験卓でプレイ可能。持ち時間に余裕があるので、じっくりと対局できる。東南戦では、打牌制限が5秒の標準卓と3秒の高速卓と、後付けなし、喰いタンなし、赤ドラなしルールの"なしなし"卓、われめになったプレイヤーの点数受け渡しが倍になる"割れ目"卓、ゲーム内でチップとして使用する雀貨を支払って参戦可能な"天位リーグ"、"選抜リーグ"卓が用意されている。腕に覚えのあるプレイヤーはエントリーしてみよう。三麻卓は、3人で108枚の牌で対局する卓。手作りの楽しさと高い役が作りやすいスピーディーな対局が可能だ。
幅広いルールの、9種類の卓が用意されている。
東風戦は短時間で勝敗がつく定番の卓。
いつプレイしても上手いプレイヤーだらけ! 東風戦プレイリポート
今回は短時間で勝敗がつく東風戦を主にプレイしました。対局のしごたえは十分…というか、にわかプレイヤーの自分にとっては十分過ぎてあまり勝てない(笑)。でも、これだけ上手いプレイヤーさんの打ち筋を見させていただくのは、本当に勉強になるうえ、たまに勝てる時があると達成感も大きいです。 個人的に、これまで人並み程度にオンライン麻雀をプレイして感じていたのは、対局時に4人打ちの環境が持続しない局面が多い、ということでした。相手プレイヤーによっては、明らかに離席していて毎回持ち時間いっぱい待ちが発生したり、飛び寸前で強制的に落ちて、自動的に代打ちモードに移行して場がトーンダウンしたり、もちろん主観なんですけど、こういった場面を多く体験してきました。 その点から『Maru-Jan』をプレイしてみると、前述した対局中の離席や離脱は、ほぼ皆無。前提として有料のオンライン麻雀である、ということが功奏しているのか、自分が偉そうに述べる身分でもないですが、純粋に対局に集中できる雰囲気が出来上がっている印象。ストイックに上達を目指す人には、最適な環境だと思います!
プレイ開始時は20級から。対局相手によって昇格戦が発生する。
対局してみると、状況判断がうまいプレイヤーばかりという印象。
ダブロンで一気に局面が変わるシーンも。
勝てないなかで、数少ない跳満和了。感慨もひとしお。
上達のための必修科目! 振り返り機能
対局後では、牌譜ビューアで対局を振り返れます。牌譜ビューアでは、自動的に長考した場面を頭出しするため、自分がどの場面で悩んだのか、どう打つのが正解だったかの答え合わせや、ほかのプレイヤーの打ち筋を見ながら勉強できます。さらに、迷った局面を投稿コミュニティー"如何打寺(どううつじ)"に投稿することで、ほかのプレイヤーからアドバイスを受けることも可能。自分のクセを研究して、さらなる上達を目指しましょう!
牌譜ビューアで対局を振り返る。
長考した場面で自動的に停止。"如何打寺"に投稿も可能。
有料オンライン麻雀を掲げている『Maru-Jan』は、体験プレイも可能です。上手いプレイヤーさんが揃っているので、打ち方の勉強になる場面も多く、上達も早いと思います。体験プレイヤー向けの卓も用意されているので、初心者の方こそ物怖じせずにチャレンジしてもらいたいタイトルです。
さらに12月17日(月)よりバージョンアップされています。
詳細は公式サイトからご確認ください。
ライター経歴
小松ヌンチャク
1976 年長野県生まれ。アスキー、エンターブレインより刊行されていたパソコン誌『テックウィン』編集部に在籍した後、フリーランスとなる。現在プレイしている MMORPGは『大航海時代 Online』と『World of Warcraft』。どちらもサービス開始初期から遊んでるのに、まったくキャラが育たないのはどういうことか悩み中。
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