第5回「教育IT推進に不可欠な『デジタル教科書』『デジタル教材』『学習用ツール』とは」では、教育分野のデジタルコンテンツやソフトウェアである「デジタル教科書」「デジタル教材」「学習用ツール」の概要を紹介した。

学習用ツールは「汎用(はんよう)学習支援型」と「学校専用学習支援型」に分類できる。
汎用学習支援型学習用ツールは、企業で一般的に利用するオフィスツール(ワープロ、表計算、プレゼンテーションソフトウェア)のような、学校だけで利用するのではなく幅広いニーズに応えるソフトウェアだ。昨今は、クラウドを利用した協働作業のための機能も充実しており、学校における活用の幅も広がっている。

学校専用学習支援型学習用ツールは、学校での使用を前提とし、学校のニーズに寄り添って開発されたソフトウェアだ。こちらも昨今のIT環境整備に沿ってさまざまな機能が登場している。