コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は東京ゲームショウ2016の初日となった本日(2016年9月15日)、日本ゲーム大賞2016」の受賞作品を発表した。
年間を代表するにふさわしい作品を選ぶ「日本ゲーム大賞2016 年間作品部門」で最も栄誉ある大賞を獲得したのは、任天堂が2015年5月28日に発売したWii U用TPS「Splatoon(スプラトゥーン)」だ。「イカ」というモチーフ、そして「ペンキを塗って戦う」というユニークなゲームシステムが話題となり、リリース後は多くのプレイヤーが熱中することとなった。そのフィーバーぶりを知るゲーマーからすれば、納得の大賞受賞といえるに違いない。そのほか年間作品部門では、スパイクチュンソフトの「ウィッチャー3 ワイルドハント」(PlayStation 4 / Xbox One)を始めとした人気作が、優秀賞やベストセールス賞、グローバル賞日本作品部門、グローバル賞海外作品部門の受賞作として名を連ねている。

なお、クリエイターによる審査会で選ばれる「ゲームデザイナーズ大賞」を受賞したのは、DONTNOD Entertainmentが開発、国内ではスクウェア・エニックスが展開している「Life Is Strange」(PC / PS4 / PS3)に決定。
そして、家庭用ゲーム産業の発展に寄与した人を対象に選考、表彰を行う「経済産業大臣賞」は、「ドラゴンクエスト 30周年プロジェクトチーム」が受賞している。