王竜戦では月下の棋士に登場した9人の棋士と王竜戦優勝をかけて戦うことになるが、決勝戦は主人公氷室将介が打倒を目指している、現名人の滝川幸次、モデルは当然谷川十七世名人なのだが、同作では升田幸三実力制第4代名人のモデルとされる刈田升三も登場し、昭和の将棋界のムードを醸し出す。プレーヤーは将棋ウォーズ4級、将棋倶楽部24で150~200程度の棋力なのだが、最強キャラとみなされている滝川でも互角の勝負ができて、一発で勝利を収めることとなる。滝川名人は終盤何度かチャンスはあったのだが、当時のコンピューターソフトの実力では光速の終盤術を再現することができず級位者に敗北を喫することとなる。