宮崎県小林市は,エレクトロニック・アーツとのコラボレーションによる,「シムシティ課」の設立を発表した。何を言っているのか分からないと思うが,シムシティ課は,スマホ向け都市経営シミュレーション「SimCity BuildIt」(シムシティ ビルドイット。iOS / Android)を通じて,高校生とのまちづくりワークショップを進めるという課だ。

プレイヤーが市長となり,自分の理想のまちを作り上げていくSimCity BuildIt。シムシティ課では,同ゲームを利用して宮崎県立小林秀峰高校の生徒にまちづくりを体験してもらい,若い世代に,まちづくりを親しみやすい形式で考えてもらうためのバーチャル組織であるという。シムシティ課の活動は,小林秀峰高校の総合学習の時間を活用して行われ,SimCity BuildItを教材に活用した正規の学習プログラムとして,高校生と市役所職員らが運営しているそうだ。

シムシティ課として取り組むワークショップは9月下旬から始まっており,参加者は約3か月で,まちづくりに参加することの面白さや意義を学ぶという。ワークショップには,市職員や第一線で活躍するクリエイティブプランナーやコピーライター,デザイナーらも登場するという,なかなかに面白い試みである。今後シムシティ課のワークショップでは,高校生が考えた理想の小林市像の発表や,コンテストも展開する予定であるとのことだ。



人気ゲーム『シムシティ ビルドイット』を通した、 地元高校生が参加するまちづくりワークショップの展開に小林市長も期待

宮崎県小林市(市長:宮原 義久)は、エレクトロニック・アーツ社(本社:東京都、代表取締役社長:ルーカス・オリバーフロスト、[NASDAQ:EA])とコラボして、『SimCity(TM) BuildIt/シムシティ ビルドイット(以下:シムシティ ビルドイット)』を通した高校生とのまちづくりワークショップを進める「シムシティ課」の設立を発表しました。