ソニーが26日発表した2011年3月期連結決算(米国会計基準)は、税引き後利益が2595億円の赤字(前期は408億円の赤字)となった。

 税引き後赤字は3期連続で、赤字額は1995年3月期(2933億円の赤字)に次ぎ過去2番目の水準だ。東日本大震災の影響などで、国内の業績回復が遅れることを見越し、繰り延べ税金資産3623億円の引当金を計上したことなどが響いた。

 本業のもうけを示す営業利益は前期比約6・3倍の1998億円だった。ゲーム事業や半導体は好調だったが、テレビ事業は7期連続で赤字となった。

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