iPhoneやGalaxyでスマートフォンブームが続く中、北米スマートフォンゲーム市場に対するレポートに注目が集まっている。

アメリカのリサーチ会社であるInterpretの調査によると、2010年第二四半期スマートフォンゲームを楽しんでいるユーザー数は約1,200万人で、昨年同時期の740万人から約2倍近く増えている事が分かった。反対にPSPやNDSユーザーは2,100万人から2,150万人へと小幅な増加に留まり対照的な姿を見せた。

また、スマートフォンと携帯用ゲーム機の両方を楽しんでいるユーザーも2009年の350万人から470万人へと30%以上成長している。これについてInterpretは“携帯用ゲーム機市場が安定傾向を見せているが、スマートフォンゲーム市場の爆発的成長はソニーや任天堂といった大手の席まで威嚇している”と説明した。

付け加えてPSPやDSのユーザー離脱傾向も見えつつあり、スマートフォンと携帯用ゲーム機を共に保有したユーザーの27%以上がここ3ヶ月間携帯用ゲーム機を1度も使わなかったと語っているとの事だ。参考に今回の調査は北米地域に住んでいる12歳から65歳の間の一般人9,000人を対象に実施された。