本書「ニンテンドー・イン・アメリカ」では、米国進出直後の任天堂の苦悩、「ドンキーコング」でのマリオのデビュー、ファミリーコンピュータと「スーパーマリオブラザーズ」の上陸などを経て、任天堂とマリオが米国を席巻していく様子が描かれています。

 著者はアメリカのジャーナリストであるジェフ・ライアン氏で、現地でのタイトルは「Super Mario:How Nintendo Conquered America」です。
 原題の通り、本書の主題はスーパーマリオになっており、”マリオの歴史”を任天堂の歴史において大きな柱としつつ、任天堂のキャラクターや商品が誕生した経緯と、それを巡る物語が綴られています。