ゲームソフト大手のElectronic Arts(エレクトロニック・アーツ)は2013年4月2日(米国時間)、Windows用都市開発シミュレーションゲーム「SimCity(シムシティ)」の無料のダウンロードコンテンツとして、「日産リーフ充電ステーション」を提供すると発表した。日産自動車が提供するスポンサーコンテンツで、公開期間は発表から6カ月間となっている。

 日産リーフ充電ステーションは、ゲーム内で都市を開発する際に使う建物の1つとして利用できる。都市内部に設置すると、その都市の住人(「シム」と呼ばれている)が日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」に乗るようになる。そして、リーフを充電するために、定期的に日産リーフ充電ステーションに訪れるようになる。





ゲーム内で設置した際には、周囲の建物の幸福度(ゲーム内のパラメータ)を一度だけ高める効果がある。また、ゲーム内の一般的な建物を維持管理するのに必要な電力、水、労働者といったパラメータにも影響を与えない。さらに、ゴミや下水も排出せず、大気汚染も引き起こさないという。

 充電ステーションであるにもかかわらず電力を消費しないのは、屋根部に設置した太陽光発電システムを使ってリーフに充電する電力をまかなっているためとみられる。シムシティの公式フォーラムの説明文では、「That's right! Green indeed.(そう、本当に環境にやさしいんです!)」と紹介されている。