乗っていた船が沈没してしまい,孤島に流れ着いた若き日のララ・クロフト。生存者を探すべく探索を開始するものの,本作での彼女はまだまだ未熟者だ。恐る恐る倒木の上を渡って滑り落ちそうになったり,崖を飛び越え損ねて高いところから落下してしまったり,川に流されてしまったりと,まったくうまくいかない。
本作ではララ・クロフトがもともとどういった人間で,どのように成長していったかを演出しているとのことだが,それにしても,全身ボロボロになって,ことあるごとに悲鳴を上げる様子は痛々しく,見ているこちらもハラハラするほどである。