ゲームの進行は会話によって行われ、平安京各地に住んでいるさまざまな人物に会って情報を集めたあと、出現する妖怪と戦うというのがおもな流れだ。ただし、妖怪との戦いは「ヒカルの碁」だけにやはり囲碁。原作そのままの緊張感あふれる対局を味わうことができるだろう。なお、囲碁だけをもっと楽しみたい人のために、対局専用モードが用意されているのも見逃せない。
原作では最強の棋士ともいえる藤原行洋、若いながらも才能を発揮している緒方通匡など、さまざまな登場人物との対局が可能。原作の雰囲気を楽しみながら囲碁の腕をみがける点も、ファンにはたまらない要素だ。(石田真一)