女神が創造した「レムリア大陸」
そこはかつて、人類と天使の住む理想郷だった……
理想郷はやがて「黒い霧」によって絶望の世界へと変わり果て、
人類と天使は大陸の一部が浮上した「星天宮」へと逃げ延びた。
数十年後、
人類はかつての理想郷を取り戻すために
「女神フィリーク」の加護を授かりし者達を
「レムリア大陸」の調査に向かわせた。
女神の加護を授かりし者「管理官」達は
「レムリア大陸」を覆う黒い霧の調査と、
魔物の排除を順調に進めて行った。
しかし――ある日「レムリア大陸」に再び厄災が降りかかった。
「レムリア大陸」全土に光の繭のようなものが出現し、
大陸の調査を行っていた「管理官」達と
連絡を取ることができなくなってしまった。
「星天宮」の人々は
「レムリア大陸」の状況を確認するために様々な手を尽くしたが、
光の繭の中がどのようになっているのか、
知る術を見つけることができずにいた……。
このまま「レムリア大陸」は再び人類を拒むのか――
今、一人の管理官見習いが幼馴染と共に
「星天宮」から光の繭の調査に向かっていた。
彼らが見つけるのは希望か、それとも―――