評価人数：13人
(ゲームの特徴1)
閉鎖空間で起こる惨劇…不安という恐怖が襲いかかる
ホラーという題材の特徴として、心霊現象等の恐怖演出・出血等のグロテスクな表現も含みますが、
本作は強い残酷描写というよりは、日本的な恐怖(心霊現象といった精神的な恐怖)を
演出の主体にしています。
真綿で締められた様なジワジワとした恐怖感・・・。
むしろ不安という恐怖がプレイヤーにまとわりついてきます。
怨霊の棲み家と化した廃校「天神小学校」に監禁された高校生達が恐怖や猜疑心と戦いながら
如何に仲間の命と友情を守りきれるかを描きます。
舞台は怨霊の棲み家と化した廃校
「天神小学校」・・・。
(ゲームの特徴2)
3Dダミーヘッドマイクの特殊効果を使用した音声等の演出による究極の恐怖…
◎音声での演出
テキストアドベンチャーでは体感出来ない、廃校の中を一歩一歩探索してゆく能動的な怖さを楽しめます。
近付くと床が抜ける、窓ガラスが割れる、大時計が倒れるなどのフィールドギミックを
音源やキャラクター繰演で演出します。
◎ボタンを押す恐怖
フィールドに散りばめられている張り紙や死体などのオブジェクトを調べることにより、
恐怖演出を体験したりヒントを得たりしてゲームを進めてゆきます。
「ボタンを押す」行動に、単にテキスト送りだけではない
「恐怖に深く切り込んでいく」という意味を持たせますので、
機能的に「調べに行かなければならない怖さ」をプレイヤーに楽しませます。
