光の国に危機が訪れた。
策謀宇宙人デスレムがウルトラキーを手に入れ、光の国を脅してきたのだ。
自分が指揮する怪獣軍団の支配下となれ。
さもなくば光の国を消し飛ばす、と。
折も折、有力なウルトラ戦士たちが留守にしているときだった。
ウルトラの父は苦渋の決断をし、交渉の場を持つこととなる。
交渉の場は怪獣墓場。
しかしデスレムは怪獣軍団を布陣させていた。
交渉の場でウルトラの父は、ワロガのくり出した謎の技によって
エネルギーを吸い取られてしまう。
ウルトラの父は動かぬ氷像と化してしまった。
そしてデスレムの怪獣軍団が進撃を開始する。
強力な怪獣たちがつぎつぎと光の国に降り立つ。
若いウルトラ戦士たちも戦いに加わるものの謎の技によって氷像に変えられていく。
こうして光の国は、怪獣軍団に制圧された。
一方、戦いを終えたばかりのウルトラマンゼロは、光の国へ帰るために、異次元空間を飛んでいた。
ゼロはまだ、ウルトラ戦士たちの苦しい状況を知らない。
光の国の危機も知らない。
だがその余波は、この異次元空間にも及んでいた。