クマゼミよりも遅れて、石垣島では6月下旬頃現れ、8月下旬まで、西表島では7月中旬から9月上旬頃まで聞くことができる日本最大の大型のセミ。分布は石垣島と西表島の特産。透明の羽に黒い体、新鮮な個体では全身黄金色の微毛が生えているため、一見すると黄金のセミに見え極めて美しい。石垣島産には、背面中央に所々オレンジ色の部分がある。外見はクマゼミに酷似。しかし腹部背面の横白帯は全く無いので(八重山産のクマゼミは腹部背面に太い白帯もしくは白粉がある)、遠くからでも区別がつく。また、クマゼミは微毛の色がより薄い。腹弁はオレンジと黒。腹部はオレンジ色で、硬質。
クマゼミよりも生息域が山地寄りだが、両者がダブっている場所もある。クマゼミのように群棲せず、高い木の横枝に止まって鳴くため採集は意外と難しい。活動は主に午前中で、クマゼミよりも遅く、8時すぎから鳴き始める。飛翔力が非常に強く、黒い弾丸が飛んでいくよう。しばしば鳴き移りも行う。

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