ポケモンBW2ゲームドラマSP！黒白～封印の鎖～＃３１「Ｎのポケモンとトモダチへの思い！」

プラズマ団アジト　プラズマフリゲート
Ｎ「トモダチは今頃何してるんだろうなぁ？」アヤメ「Ｎさぁ～ん！」
Ｎ「アヤメ？無事だったんだな！」アヤメ「うん！あれ？そう言えばＮ様のポケモン達は？」

Ｎ「逃がしたよ！」アヤメ「えっ？にっ逃がしたって・・・どうして？トモダチじゃなかったの？」
Ｎ「トモダチだよ！」アヤメ「何で？」
Ｎ「アイツらにはもっといい冒険をさせてやろうって思っていたからだよ！」

アヤメ「だからって逃がす必要なんてないじゃん！」
Ｎ「でもこれは僕が決めた事だ！」ゲーチス「Ｎよ！来なさい！」Ｎ「父さん！」

プラズマフリゲート　ゲーチスの部屋
ゲーチス「お前がトモダチを手放したのにはもう１つの理由があったからなんじゃないのか？」
Ｎ「理由？」ゲーチス「うん！」

Ｎ「理由なんてないよ！ただ言えることは俺にはやらなきゃいけないことがある！
それをトモダチにやらせる訳にはいかないと思ったからなんだ！」

ゲーチス「やるべきこと？お前はいつもそうやって言葉を残して立ち去るんだな！」
Ｎ「えっへへ！あれはトモダチとの思い出の場所に行ってたんだよ！」
アヤメ「思い出の場所？」Ｎ「うん！それは電気石の洞穴だ！」

ゲーチス「お前！電気石の洞穴に行ってたのか！」
Ｎ「うん！その洞穴でとあるトレーナーが導き出したとされる２つの空白が俺の心を動かしたんだ！
１つはポケモン達のエネルギーを解放させる！２つはトモダチをその洞穴で手放す事・・・。」

ゲーチス「それでトモダチを手放す事を選んだって訳だな？」Ｎ「うん！」
アヤメ「いつも一緒に居たゾロアもって事？」Ｎ「そうだよ！」

アヤメはＮにビンタした！
Ｎ「！」ゲーチス「アヤメ！Ｎ様に何て事を？」アヤメ「Ｎ様ってそういう人だったの？」Ｎ「アヤメ？」
アヤメ「友達を大切にしようって言ったのはＮ様の方なんだよ！
それをポケモン達の事をゴミ見たいに手放してさ！」Ｎ「考えた結果だから！」

アヤメ「考えた結果って始めから見捨てるつもりだったってことなの？」Ｎ「・・・それは・・・。」
アヤメ「ポケモンの気持ちが分かるって言ってた癖にポケモンの気持ちなんか全然分かってないじゃん！」
Ｎ「・・・。」アヤメ「何か言ったらどうなの？」ゲーチス「アヤメ！もう止さぬか！」

Ｎ「いいんだ！父さん！」ゲーチス「Ｎ！」
Ｎ「アヤメの言う通りだ！確かにポケモンの気持ちを知らずに逃がしたことを申し訳ないと思ってる！
けれどアイツ等(トモダチ)にとっては新しい世界をもっと見せたいと思ったからあの行動に出たんだ！」
アヤメ「今すぐ会ってきなよ！」Ｎ「会うって？」アヤメ「トモダチよ！」

Ｎ「今すぐは無理だよ！」アヤメ「もういい！私が行く！」
ゲーチス「止めておけ！アヤメ！」アヤメ「どうして？」

Ｎ「行く必要なんて無いよ！」
ゲーチス「Ｎ様のポケモンは新しい出会いを求めているんだ！だから行く必要なんぞない！」
アヤメ「何言ってるのよ！トモダチを見捨てろって言いたいの？この分らず屋！」
Ｎ「！」ゲーチス「！」

アヤメはプラズマフリゲートから飛び出した！
アヤメ「今すぐ連れ戻さないと！」

ゲーチス「わっ・・・分らず屋って何だ？ちょっとＮ様辞書で調べてくれるか？」
Ｎ「分かりました！あっ！ありました！
『物事の道理をわきまえない人、また頑固で柔軟性のない人』だそうだ！」

ゲーチス「頑固って俺の事なのか？」
Ｎ「多分そう・・・だな！」
ゲーチス「はぁ～・・・。」

コメントを書かないでね！