ポケモンBWゲームドラマSP　黒と白～暁の女神～サイドストーリー「土用の丑の日」

ヤマジデパート
唯「今日は何する？」
三希「う～ん・・・あっ！そうだ今日ってさぁ～土用の丑の日だからウナギ買おうよ！」
はな「ウナギ？」三希「うん！だって日本では土用の丑の日にウナギを食べるんだって！」
颯希「それって意味あるの？」リナ「それがあるのよ！」

颯希「それってなに？」リナ「まず土用って知ってる？」三希「ううん！でも知りたい！」
リナ「土用って言うのはね”土旺用事”と言ったものが省略されていたものなんだって！」
はな「土旺用事(どおうようじ)？」リナ「うん！」

唯「でもなんでその日に食べるの？別の日にウナギを買って食べればいいじゃん！」
リナ「でもこれにはちゃんと理由があるの！
土用の丑の日にウナギを食べる習慣は、江戸時代の欄学者『平賀源内』が、知人の鰻屋のため
{本日、土用の丑の日}と書き店頭に張り紙をした後大繁盛した事が一般的に有名な起源だったんだって！」

三希「江戸時代から伝わったんだ！」有名「すごいね！」
はな「うん！」

ライモン会社
リョウスケ「リア社長！みんなは？」
リア「買い出し中よ！何か今日は土用の丑だとか言ってウナギを買いに行ったよ！」
ミキ「そっかぁ～今日だったんだね！リョウスケ君ってウナギ好きなの？」
リョウスケ「うん！ウナギ料理のなかで一番好きなのが鰻重！」ミキ「鰻重かぁ～！」
リア「ミキちゃんは？」ミキ「私も好き～」

唯「ただいま帰りました！」ミキ「お疲れ様！」
三希「ウナギって結構高いんだね！特上の鰻重って６２００円なんだって」
ミキ「そんなに高いの？」はな「うん！お金も無くなっちゃったし！」

リョウスケ「ポケモンバトルしてお金貯めればいいじゃん！」
はな「でもどこいけばいいの？」リョウスケ「やっぱり四天王戦だな！」
リナ「お守り小判を持たせて置くと効果的よ！」はな「そうなんだ！」

椎佳「たっだいまぁ～！」三希「椎佳ちゃん！今まで何してたの？」
椎佳「何って仕事よ！仕～事！それよりもさぁ～お腹空いちゃった！」
唯「ちょうど私達ヤマジデパートでウナギ買ってきたからウナギ料理しようかなって！」

椎佳「ウナギ？あっ！そうか今日は、土用の丑の日だもんね！」リナ「椎佳もウナギは食べれるの？」
椎佳「うん！だってウナギってニョロニョロしててなんかおチ★チ★みたいだし！」
唯「食べ物の前でそんなこと言う？」椎佳「へへいいじゃ～ん！」

エレナ「あたしも食べた～い！」ジェシカ「私も～！」
三希「じゃあ分担しようよ！私とはなと颯希は、鰻重班！椎佳とリナは、鰻丼班！」
ミキ「鰻重と鰻丼って何が違うの？」リナ「多分比べ物にはならないと思うよ！」

唯「どうして？」
リナ「だって鰻重は、重箱の中にご飯を入れて鰻の蒲焼きを載せて
上から蒲焼きのタレをかけた日本料理の１つだし、
鰻丼は、丼に入れたご飯の上に鰻の蒲焼きを乗せた日本の丼物で
江戸の郷土料理とされている日本料理の１つよ！」

エレナ「ひつまぶしは？」リナ「ひつまぶしは、名古屋名物の定番の１つなんだって！」
ジェシカ「ガキの使いでもお料理川柳があったよね！」唯「田中直樹でしょ？」
ジェシカ「うん！何て言ってたけ？はな分かる？」はな「鰻の雰囲気　たっぷり混ぜて　三度飯！」

リナ「鰻の雰囲気？」はな「うん！」唯「はなだったらどんな川柳作るの？」
はな「ひつまぶしで？」颯希「うん！」はな「行ってみて　名古屋で食べる　鰻飯！」
三希「おお～いいじゃんそれ！」唯「センスあるね！」

はな「そう？」リナ「あっ！美味しそうな香りがしてきたよ！」
ミキ「早く食べたいなぁ～！」リョウスケ「その他にもあるよ！」

はな「どんなの？」
リョウスケ「松本が言った月見うどんは、『僕好きよ　月見があるから　僕好きよ！』」
唯「へぇ～そんなこと言ってたんだ！」リョウスケ「うん！」
三希「後は？」リョウスケ「エビチリは、フライパンで　絡めて辛くて　美味しいな！」

唯「５７５じゃないじゃん！」リョウスケ「うん！ステーキは、分厚くて　肉汁たっぷり　美味しいよ！」
リナ「コロッケは？」リョウスケ「揚げてたっぷり　肉汁いっぱい・・・」
唯「何？・・・って」リョウスケ「失格されたんだ！」唯「そうなんだ！」

はな「皿うどんは？」リョウスケ「大好物　皿の乗ってる　うどんどぇす！」
エレナ「ドＳ？」ジェシカ「最後噛んじゃったんじゃない？」エレナ「そっかぁ！」
ミキ「牡蠣フライは？」リョウスケ「揚げたらら　いっぱい食べよう　皆でね！」

三希「揚げたらら？(笑)」唯「揚げたならって言いたかったんだね！きっと！」
三希「うん！スゴいね！」リナ「グラタンは？」
リョウスケ「風邪引いても　オレ全然　いっちゃうけども」

リア「オムライスは？」
リョウスケ「お皿から　はっはみ出してるよ　たまごちゃん！」三希「たまごちゃん？」
リョウスケ「うん！それを聞いた松本が『ええ年越えたオッサンがたまごちゃん？』って言ってたんだ！」

唯「そうなんだ！」リョウスケ「うん！」
リナ「ようし出来たよ～！」ミキ「美味しそう！」
三希「三希特製の鰻重よ！リョウスケ君！はいあ～ん！」

ミキ「う～ん！美味しいぃ～！」
椎佳「あ～三希だけずる～い！私もリョウスケ君にあ～んさせてあげたい～ん！」
ジェシカ「やらしてあげたら？」三希「いいよ！」椎佳「やったぁ～！リョウスケ君！はいあ～んして！」
リョウスケ「ふぅあ～はぁ～うぐっ！欠伸してただけなのになぁ～！」

椎佳「ひど～い！」颯希「食べてくれたと思うよ！」
椎佳「そうかなぁ？」颯希「うん！」

唯「ふぅ～美味しかった！また食べたいね！鰻重！」
リナ「うん！」